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SO LONG GOOD BYE 2.架空の生活

2019年12月23日 京都府立文化芸術会館にて


ヤナコラムシってご存知でしょうか。
だいたいの方は知らないとおもうんですけれども。なぜってこれは架空の虫だから。

架空の職業を語るワークをしていて、昨日の河井朗はヤナコラムシの飼育者だったのだが、昨日のある瞬間まで誰の頭の中にも存在しなかったヤナコラムシという名詞が自分の中に自然と根付いていることに気づいてふしぎな気分だった。言葉ってこういうふうに覚えるんだよな。

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あやこさんが風邪をひいている。(河井朗はポケットモンスターの靴下を履いている。)マスクをしていて咳をし鼻をすすりながらOS-1を飲んでいる。OS-1って二日酔いのときに飲むものだとおもっていたので、そうか、これって病気のときも飲むんだ! という気づきを得た。
そういえば大学生の頃、知り合いが入院したときに病院で支給されたOS-1をおみやげ(?)にくれた。そのころはたしかまだ薬局でOS-1も売っておらず、見慣れぬ栄養補給液体に困惑しそのまま飲むことなく3年以上部屋に置いたままにしていたな。
それにしてもあやこさんはしんどそうだ。

さて本日も架空の職業のワーク。
存在しない架空の職業者になったつもりで、その職業について語る。質問に答える。
あやこさん、なかなかにお上手。わたしはこういうのすごい下手くそで、途中思わず笑ってしまうのだが、さすが役者さん、ちゃんと最後までやってのけます。

続いて私の社会のワーク。身の回りの社会を書き起こす。書いてみると、だいたいみんな似たようなかんじにまとまるんだな、これが。

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時間が来て、あやこさんは病院へ。夜の稽古の前にいちおう病院で検査してくるのだそう。がんばってください。

稽古の進捗としては、「語りはじめるからにはその動機と対象が必要。今は語るべき対象を探っているところ。」だそう。
出演者は、かわいそ、たいへん、しんどい、つかれる。こんなはずじゃなかったって思うこともきっとあると思う。と、河井朗は言っていた。あんまりな言いよう。でもわたしもそうおもう。だから舞台に立つ人はすごいよなといつもおもう。

この日、朝急いでいたのであまり確認せず家を出てカメラを忘れてしまったので写真がケータイのものなのだが、帰宅して確認してみたらかばんの中にカメラ入ってた。合掌。

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第41回記念Kyoto 演劇フェスティバル〈U30支援プログラム〉採択作品
ルサンチカ『SO LONG GOOD BYE』

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「人は一日八時間食べてはいられないし、一日八時間飲んでもいられないし、八時間セックスしつづけもできない。八時間続けられるものといえば、それは仕事だ。それこそが人が自分も他の人すべても、こんなに惨めで不幸にする理由なのだ。」

3CASTS vol.19 参加公演
2020年1月16日(木)
開場18:30 / 開演19:30
UrBANGUILD
【料金】
予約:1,800円+1drink
当日:2,200円+1drink
俳優割引:1,400円+1drink

第41回記念Kyoto 演劇フェスティバル
2020年2月9日(日)
ホール開場15:40 / 開演16:00
京都府立文化芸術会館 ホール
【料金】
一般前売:1,000円(当日1,200円)
高校生以下前売:500円(当日700円)

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