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#哲学

美としての無常

美としての無常

MEDIUMに自分の書いた英文をchatgptで訳したものでっす ( ̄▽ ̄)

私たちは、物事が決して同じ状態に留まらず、衰退していき、最終的には消えてしまうという事実に圧倒されがちです。この「無常(impermanence)」というテーマは、文学において非常に大きなテーマです。無常は東洋の美学に特有のものと考えられがちですが、実際にはどこにでも見られます。たとえば、英国文学にも見られます。

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無常の審美性と倫理性

無常の審美性と倫理性

「ゆく河の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず」で始まる「方丈記」は、滅びに力点を置く無常を描く。作者はそこに美を見出していて、だからこの無常描写は文学作品となる。これは「審美的無常観」である。

「祇園精舎の鐘の声、諸行事の響きあり」からの「平家物語」も無常の文学だ。しかし「おごれる人も久しからず」とあるので、この作品は審美的であると同時に倫理的でもある。無常描写を通して「人間は驕ってはならぬ

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