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2023年6月の読書・鑑賞ログ

2023年6月に読んだ本や観た作品で、印象的だったものを記録します。

「ありがとう」の教科書(武田双雲)

感謝を習慣にして人生の幸福度を上げる方法が30個、紹介されています。

世の中には「自己肯定感を高めよう」という本がたくさんあります。

しかし、実際にその本を読んで「自己肯定感が上がった」という人は少ないのではないでしょうか?

そんな方におすすめな本で、身の回りのなんでもない事に感謝する方法がたくさん紹介されています。

感謝を重ねることで、自己肯定感はそのうち満たされるという仕組みです。

個人的に、自分の持ち物に「聖なる○○」と命名する方法がとても良かったです。

わが家では、めんどくさい掃除を「聖なるぞうきん」と「聖なるゴミ袋」を使用することで、めんどくさい気持ちが減りました(笑)

「ありがとうの教科書」はAmazonPrime会員の人は、無料で読めます。

家の中を聖なるアイテムで満たしてみたい方は、ぜひ読んでみて下さい。



世界は夢組と叶え組でできている(桜林直子)

「夢がない」や「やりたいことが見つからない」の原因は何かを、追求した本です。

今年はまだ半分ありますが、本書は今年僕が読んだ本の中で、早くもナンバーワンになりました。

なぜか感情にフタをして、自分を抑えてしまう方に、モーレツにおすすめしたい本です。

参考記事はこちらです。
夢のない人必見!桜林直子さんの「世界は夢組と叶え組でできている」がまるで予言書



幸せに生きる方法(平本あきお、前野隆司)

アドラー心理学を、日常生活で実践するための方法について書かれた本です。

「褒める」も「叱る」も使わずに、相手のやる気を出させる日常で役立つアドラー心理学が、実例を元にたっぷり紹介されています。

とくに子育てに役立つ声がけが沢山紹介されており、子どもとのコミュニケーションが気になっている方におすすめです。

参考記事はこちらです。
子どものやる気を引き出す声がけ術とは?アドラー心理学の秘訣



きれいになりたい気がしてきた(ジェーン・スー)

雑誌『美ST』で連載していたジェーン・スーさんの記事を、1冊の本にまとめたものです。

「心の声がダダ洩れ」したかのような意見と、「生きている感覚」をパワフルに感じさせる表現が、読んでいてとっても楽しいです。

誰かに遠慮する人生じゃなくて、自分のための人生だと、勇気づけられます。

「きれいになりたい気がしてきた」は、Amazonオーディブルで0円対象です。

なので、Amazonオーディブル会員の方は、音声でも楽しめます。



独立してコンサルタント、専門家で活躍するために絶対にやるべきこと(岡本文宏)

独立して専門家として活躍したい人や、自分のコンテンツを魅力的に売り込む方法を、わかりやすく解説している本です。

セミナーを開催するまでの企画書作りや、セミナーで使用するスライド作成や時間配分などが詳しく紹介されています。

自分の経験をコンテンツにして、セミナーを開催してみたい方におすすめの内容でした。



うつって意外とわるくない。(てらみこ)

愛する人がうつ病になってしまったときの言葉がけとは?接し方や、当事者の気持ちがわかる本です。

僕はうつ病になったことがないので、どんな気持ちになるのか知りたくて読んでみました。

ところが思いがけぬ収穫は、「うつ病が回復した事例の共通点」が紹介されていたことです。

コロナで自粛生活のときに、僕はプレステ4の「ファイナルファンタジー7リメイク」をして毎日楽しんでいました。

不謹慎ですが、あのとき、何も気にせずにゲームに没頭していたのは、どこか「大人の夏休み」を感じていたのかもしれません。

ぐうぜんゲームにのめり込んでいたから良かったものの、もし違ったら....

「うつ病が回復した事例の共通点」が気になった方は、読んでみて下さい。



世界のエリートはなぜ美意識を鍛えるのか?(山口周)

なぜ最近ではビジネスの世界で、アートを勉強する必要があるのか理由がわかる本です。

あなたが、新しい商品を作るときには、下記の3つのうちどれを重要視しますか?

①性能や分析データ
②過去の実績
③美しさ

もし「①性能や分析データ」を選択した場合は、本書を読むことをおすすめします。

ストーリーは、お弁当会社に勤める主人公が、新商品の開発を任されるところから始まります。

現在は、過去の売上データや実績で、どこもみんな同じお弁当メニューばかりが、並んでいる状況です。

はたして、新たなヒット商品を生み出すことはできるのか?

マンガと図解でわかる版で、サクッと読めます。

参考記事はこちらです。
ダイソンのヘッドフォンに性能を超えた世界観を感じた




(映画)謎解きはディナーのあとで

2013年公開の映画で、元々は東川篤哉さんの推理小説がテレビドラマ化されたものです。

謎解きはディナーのあとで(フジテレビオンデマンド)

宝生グループ令嬢で刑事の宝生麗子( 北川景子)と、辛口な執事(櫻井翔)が豪華客船を舞台に事件に巻き込まれます。

「映画版あるある」なのか、キャストで犯人が分かってしまうかもしれません。

ですが、展開が面白くて最後までアッと言う間に見終わりました。

アニメ『SPY×FAMILY』が好きな方や、テレビドラマ『トリック』が好きだった方に、おすすめです。



(映画)君の膵臓をたべたい(実写版)

2017年公開の実写映画で、原作は住野よるさんの青春小説です。

『君の膵臓をたべたい』東宝MOVIEチャンネル

ある日、主人公(北村匠海)は病院で「共病文庫」と書かれた本を拾います。

その本の持ち主は、クラスメイトで人気者の山内さくら(浜辺美波)。

実は彼女は膵臓(すいぞう)の病気で余命が少なく、その闘病生活を日記にしていました。

クラスで唯一、彼女の病気のことを知ってしまった主人公は...という、ストーリーです。

アニメ版もあり、アニメ版がめちゃくちゃ良かったので、こちらの実写版も見てみました。

余命が少ない系の作品は、毎回泣かされてしまい、もはや設定ズルいよ(笑)

この映画を見ると、自分も学生の頃、うまくいかなくても、好きだった人に好きだと伝えておけば良かったと感じます。

実写版はアニメ版と違う点もあり、こちらも面白いです。



(映画)地獄の花園

2021年に公開の映画で、脚本はバカリズムさんのヤンキー青春物語です。

映画『地獄の花園』オフィシャルサイト


普通のOLである主人公(永野芽郁)の会社に、元カリスマヤンキー(広瀬アリス)が入社してから、社内の派閥争いが始まります。

ヤンキー漫画でありがちな設定や展開が、なぜか学校ではなく、会社のOL達で繰り広げられます。

OL達の喧嘩シーンが大迫力のアクションで、やたら力を入れて作られています。

もはや通常のヤンキー映画のクローズとかよりも、激しいアクションシーンで、ギャップに笑えます。

そして、喧嘩をしていないシーンでも、「なんちゅー恰好で仕事しとるんじゃい」とツッコミどころしかなく、笑える映画です。



(映画)岸辺露伴 ルーヴルへ行く

2023年5月公開の映画で、劇場で見ました。

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』公式サイト

原作は荒木飛呂彦さん。

漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の実写版で、岸辺露伴(高橋一生))が「この世でもっとも黒い色で描かれた呪いの絵」を探し、ルーブルを訪れる物語です。

漫画ジョジョを読んでいない方は、『世にも奇妙な物語』のような映画を想像すると分かりやすいと思います。

ミステリアスで、不気味な緊張感が迫ってくるスリルを味わいたい方は、大音量の劇場で見るのをおすすめします。

見た感想はこちらの記事をご覧ください。

ミステリアスなホラーが詰まった映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』を見た感想


以上、最後までご覧いただき、ありがとうございます。

「同じ作品を見たよ」などあれば、ぜひ感想を教えて下さい。


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