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リエゾン♯2が他人ごとではなかったうつ病患者

金曜ナイトドラマ「リエゾン」の2話を見た感想を書いていこうと思います。

今回のお話は、うつ病のお父さんと発達障害の娘さんのお話でした。
うちは夫もいるしうつ病なのはお母さんですが、私と娘みたいですね。
ドキッとしました。

ドラマの中のお父さんは、お酒で薬を飲み、ベッドに沈んだままうなることしかできない様子でした。
私も急性期(?)にはほとんどそうだったので気持ちはわかります。

しかし、娘さんの病院に付き添ったときはどこか躁状態を思わせる元気っぷり。
どうやらうつ病の薬で躁転してしまったようです。
薬…怖いですね。

娘さんはある日お酒を万引きしてしまいました。
ここから胸が痛くなる話でした。

「お父さんと一緒にいたくない」「学校に行きたい」という娘さん。
でも自分がいなくなったらお父さんは死んでしまうと、こんな小さな体で重いものを背負っていたんですね(号泣)。

病気を治療することが親子にとって一番大事だということを気づかされました。


さて、私の酷かったころの様子ですが、ドラマのお父さんほどひどくはないですが、仕事から家に帰るとフローリングの上にもかかわらず電池が切れたように寝てしまっていました。

私はどうやらうつ病の中でも過眠傾向になるタイプのようで、娘のご飯の用意だけしてほとんど寝て過ごしました。
起きると、部屋がめちゃくちゃでした。

寝た私が悪いのに、娘に怒鳴ってしまう。
壁に穴をあけたことで激怒して頭をゴンしてしまう。
ダメな母親ですね。

今はおそらくうつ病も回復期になっているのか、良くなったり悪くなったりを繰り返しており、悪くてもほとんど寝ずに過ごせるようになりました。
娘に理不尽に起こることもほとんどなくなりました。

娘はこんな私に1日に何度も何度も「ママだいすきだよ」と言うので、少し不安になります。

娘は親を嫌えない子になってしまっていないか。
4~5歳で親のことを嫌っていた私のほうがどうやらイレギュラーのようですが、ダメな親のことは嫌いになってほしくて。

だからこのドラマを見て「お父さんと一緒にいたくない」と言えた娘さんが本当にすごいと思いました。
ちなみに私は、そういわない限り許してもらえなかったので本心とは真逆に「ママと一緒にいたいです(棒)」と言っていました。


もう少し大きくなったら伝えるつもりですが、親のことは子どもが背負わなくていいんだよ、と娘にもドラマの子にも言いたいです。
子どもを産んで育ててるのは、ほとんど親のエゴですからね。

私も娘を成人まではどうか育てたいと思っているので、自分の悪いところを見つめなおし、うつ病の治療を最優先して生きていこうと気持ちを改めました。


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