お月様の愛

月は暗い闇にぼんやり現れ
どこか妖艶な影を帯びた存在

そういえば
そんな風に感じていた時があった気がする

いつしか月は黄金にキラキラ輝き
私の心も全て明らかに照らす程眩しくなった

太陽と見間違える程に

だけど
太陽より遥か近くで一生懸命に
私を照らしてくれるのだ

いつも遠くにある
大きく全てを照らす太陽ばかり追いかけて
お月様の応援に気付けなかったんだ

そりゃ少し俯いて
寂しそうな表情にもなってしまうよね

大切な存在は
いつもすぐそばにあったんだ

こんなに近くで一生懸命に輝き続けてくれたお月様

ようやく気付いたその美しさは
強く染み渡る光でした

私がその光に気付いたきっかけは

私自身が強く輝きたいと
一生懸命になれたときでした

そんなとき初めて聴いてみた
「私は順調に光に向かえていますか？」

お月様は言った
「絶好調じゃん！！」

強く美しく励ましてくれる
その光の美しさと暖かさに
あなたように輝きたいと力が湧いた

ある時はお月様に気付かずに下を向いていたら
足元の水溜りに映り込んで励ましてくれた

またある時は
私が小さくて大きな挑戦に
ドキドキしながら向かう途中に
私を照らしてくれた

「上手に楽しめるかなぁ…？」

お月様は
「辛くなるくらいなら
その場で何もしなきゃいいじゃん」

全くその通りだと思った

何かつっかえていた不安は消え
お月様の愛に励まされた

こんな大きな愛がいつもそばにあることを
気付かずに生きることも出来てしまう私は
それこそ自由だと思った

そしてこれからは
いつもお月様の愛を感じて生きていたいと思うよ

ありがとう