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40歳転職活動の振り返り

この度、人生3回目の転職をいたしました。
転職については、数々の学説や都市伝説が存在しますが、結局のところ、他人は他人、自分は自分。
自分なりに振り返って、今後に役立てられるようにしておくのが吉だと思います。

そんなわけで、今回の転職の学びをまとめました。

35歳限界説、ワーママ不利説に惑わされるな

今年40歳の私。33歳、38歳でも転職をしたが、体感としては、年齢と転職難易度は比例はしない。

転職は求人と候補者のマッチング。
スキルセットやカルチャー同様に、年齢や家族構成にも合う合わない、はあり得る。私が最低条件として子育てとの両立を掲げていたこともあるが、カジュアル面談・選考に進んだ企業は、どこも本気で子育てを応援していた。その一方、(ここまで露骨な表現はされなかったが単刀直入にいうと)「日夜問わず働ける人が欲しいので育児中ママさんはお断り」という企業もあった。

やりたいことがあるなら、そこにマッチングできるだけの自分になっておけばいい。それだけ。

「良い」転職エージェントに出会うことの大切さ

エージェントの支援は、時間と労力の削減になる。
しかしエージェント選びを失敗すると悲劇が待ち受けている。前回は初めての転職活動らしい転職活動だったこともあり、エージェント選びに失敗して後悔した。

・スカウトメールに添付されていた「求人」に興味を持って反応してしまった。→「企業側と調整してくる」と言ったのに、音信不通になった。
・人が良さそうだったのでお願いしてみた→サポート皆無だった。
・サポートが手厚いと評判の転職エージェント企業だったので書類添削を依頼した→「私も忙しいんですよっ」と電話口でブチギレられた。

エージェント対応で疲弊してしまっては本末転倒だ。応募先選びと同じくらい、エージェント選びも慎重に。

私なりのエージェントの見極め方は選考前にカジュアル面談の設定依頼をすること。人柄はもちろん、選考に進んだ際に重要な次の3点が見える。
①スピード感
②フォローの手厚さ
③企業担当者との関係性

応募は3-5社が妥当

いくらエージェント経由で工数削減したところで、自分でも企業研究や情報の咀嚼は必須。応募企業が1社増えるごとに負荷は増加する。

エージェントの紹介から気になる求人について、エージェント経由で情報収集する。そこから自分で会ってみたい企業とカジュアル面談をする。カジュアル面談の結果、選考に進みたいと思ったら進む。
この方法で絞り込んだら選考に進むのは、3-5社が妥当と思われる。場合によっては、1社だけでもいいかも。

ところで30社程度の大量応募を勧めてくるエージェントがいた。どうやって時間捻出するのだろうか。

サラタメさんも大量応募はすすめていない。

面接での評価ポイントでカルチャーマッチを見る

面接通過後は、企業側から評価していただいたポイントを聞くようにした。この評価ポイントを確認すると、その企業のカルチャーや先方が私に対して期待することが見えてくる。
私らしいポイント、私の価値観が反映されたエピソードを評価していただけた場合は、その企業のカルチャーが合致している可能性が高い。
逆に自分を殺した経験が好まれるようならば、カルチャーは合わないだろう。

前向きな転職活動で自己肯定感が高まる

最後に。
今回の転職活動では、不思議と自己肯定感や自己効力感が向上する感覚があった。

転職活動が終了した後に『YOUR TIME』(鈴木祐)を読み、これは結果的に「リフレクション」による効果だと納得した。
リフレクションとは、自己肯定感が低い人に効果がある振り返りの技法だ。
方法は簡単で、①振り返って成功した経験を選ぶ、②その経験の成功要因を2、3ピックアップする、③新しい活動に成功要因を取り込む方法を計画する、というものだ。
転職活動では、自己分析の中で自分の過去の成功要因を分析し言語化し、それを面接で、新しい環境でも再現性があることを伝えていく。リフレクションそのものだったと言える。

心の健康維持に役立つ技法だと思う。
転職活動をせずとも定期的にリフレクションを取り入れていこう。

今回の転職活動の振り返り、終わり。

PS
今回の転職をサポートくださったエージェントの皆様、職務経歴書を丁寧に添削してくれたコーチング仲間でありキャリアコンサルタントのNさん、そしていつも私を応援してくれる家族・友人に感謝します。ありがとうございます!

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