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骨折入院⑧ アイシング

昨夜から喉の腫れが退いて、楽に呼吸できるようになりました。楽に寝返りできるようになれば、言うことなしです。

なぜ、寝返りが難しいのかといえば、理由はいくつかあります。
●手術した足首を痛めないようにしているから←当然!
●シーツ・パジャマ・包布がすべて木綿で全くすべらないから
(多分、お年寄りがベッドから落ちないようにするためだと思われ)
●横向きになったときに使うクッションがじゃまだから
●暑いときに包布が邪魔になるから
(ふわっとした夏掛けならいいのに!)
●アイシングのアイテムが落っこちてしまうから
(下の画像の小袋の他にアイスノン2個使用)

2つ目以降の理由はベッドに余裕があれば解消できることです。つきつめていうなら、原因は2択になります。
①ベッドが小さすぎるのが、いけない
②自分がデカすぎるのが、いけない

病院では朝は6時に起床、就寝は21時30分、医師の回診、担当看護師の挨拶、食事の時間や量も決められています。さまざまな病院のルールに従ってみんな生活しているのです。

もし患者が、今日はラーメンが食べたいとか、あの先生に診てもらいたいとか、言い出したら病院のシステムは崩壊してしまいます。

ベッドだって同じこと。

ということは、「ベッドが小さすぎる」という①の選択肢は消さざるを得ません。必然的に②「自分がデカすぎる」が残ります。これが正解となります。寝返りしづらいのは自分がデカいから。

今回の入院で痛感したことの一つは「減量しないと大変だ」です。ストレッチャーでの移動、トイレ介助、上体を起こしてもらったり、どれも体重が重いとスタッフさんには重労働になります。

入院当初の私の体重はおそらく、85㎏くらい(!!60代女性としてどうなの)。今は70㎏代になっているような気がします。これは入院の賜物。今後は入院生活を見習って減量生活を続けるぞ!

アイシングの小袋と保冷剤はスタッフの持ち寄り!

左右の踝をアイシングする小袋

骨折したところを手術でつなぎ合わせ、あとはひたすらリハビリです。そして、冷やし続けなくてはなりません。日に何度も何度も保冷剤を交換しにスタッフが来てくれます。また、自分でナースコールをすることもあります。

上の画像は左右の踝をアイシングしている状態です。この小袋はスタッフの手作りで、色・模様・サイズが一つ一つ違っています。中に入っている保冷剤も、お菓子に付いてくるようなものを皆で持ち寄ったとのこと!

これは、経費節減のためというより、患者さんに親しみを持ってもらうことが目的のような気がしています。この程度の経費節減は悪化する病院経営には焼け石に水でしょう。無報酬でスタッフに手間・暇かけさせるのは、命令してできることでもありません。

看護師・介護士側から自発的に発案して、小袋を作り保冷剤を持ち寄ったのではないかと、想像しています。そのくらいフレンドリーな病院です。


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