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【要約】無理せずに勝てる交渉術

こんにちは!
きり です。

本日は、こちらの“段階的なアプローチがわかりやすい 無理せずに勝てる交渉術”に関してレビューを行いたいと思います。
noteを読んでいただき、気になった方は是非以下のリンクからご購入ください。
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本題に入ります!

本書に関して

本書は著者のG・リチャード・シャルが忙しい人でも読めるように、交渉に関してすっきりとまとめたのが本書です。
専門的な論文から一般向けの本まで、交渉に関する多くの文献を徹底的に調べあげ、交渉を成功させるための考え方やアプローチがまとめられています。

本書における交渉の定義

ある目標を達成し、問題を解決するために人間が行なう行為である。

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“本書より引用”

何よりも特徴的なのが、具体例の多さです。
ある事柄に対しそれぞれの角度から具体例が記載あります。しかも、具体例に出てくる人はあなたも1度は聞いたことがある人物です。

・ドナルド・トランプがトランプタワーを建設するためにティファニーにどのように交渉をしたのか?
・ガンジーが差別がある社会で一等車両に乗った交渉法は?
・アインシュタインを大学に向かい入れるための交渉術は?
・アンドリュー・カーネギーとJ・P・モルガンの交渉
などなど

これらの1例だけでも気になってワクワクしますよね!?
交渉に興味ある方は是非一読ください!

学びについて

本書を読むことにより、以下の2点が学びになりました。

1, 自分の交渉のスタイルが明確になる
2,WinWinの関係構築のために相手側の利益は何か正確に掴む方法を知れる

1,自分の交渉のスタイルが明確になる

 30個の質問からあなたの交渉のスタイルが明確になります。
 私の交渉のタイプはこんな感じ↓

では、私の場合はどのようなスタイルかと言いますと、

相手の問題を解決することに満足するタイプです。このタイプは、良好な関係を築くことに優れ、相手の感情、ボディーランゲージ、口調に敏感に反応します。社内のチーム、顧客サービスタイプのリレーションシップ・マネージメント分野での交渉に適したスタイルです。
また、交渉の時、ギャップを埋めることに全力を注ぐ傾向があります。状況を公正な基準で判断して、できるだけ早く相違点を解決しようと試みます。
そして、対人間のもめ事を恐れていません。率直に交渉をする高い寛容性を備えています。交渉相手と一日中、激しく戦っても、その晩には一緒に飲みに行けるタイプです。労使関係、訴訟、企業買収と言った専門職につく人におすすめな傾向です。
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“本書より引用”

30個の質問以外にもこのような面白い質問もあります。
是非、一緒に考えてみてください。

Q、あなたを含め、互いに見知らぬ男女10人が会議室の大きな丸テーブルを囲んで着席している。そこへ入ってきた人が、次のような提案をした。
「皆さん、それぞれ向かい側に座っている人に、立ち上がって自分の椅子の後ろに立ってくれるよう説得してください。一番早く相手を椅子の後ろに立たせた人と、2番目に早く立たせた人のお2人だけに、それぞれ賞金1000ドルを差し上げます。

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“本書より引用”

急にこんなこと言われたらあなたならどうしますか?

あなたの回答が、心理学における「競争型」、「問題解決型」、「妥協型」、「順応型」、「回避型」の5つに分類されます。
本書を見ればあなたの属性が客観的に理解できます。
一度、ご覧ください。

2, Win Winの関係構築のために相手側の利益は何かを掴む

相手とのWin Winの関係を構築するためには、相手の利益を知る必要がある。きっと、このことは読者の皆様であればご理解いただけると思います。
しかし、それだけではなく自身の意見も一貫してフェアである必要もあります。
では、どのようにして相手のWin、そして相手がフェアと感じる基準を準備するのか?

ロール・リバーサル”を行う。
これを行うことによって、相手の基準やニーズが明確になります。
明確になることによって、相手の価値や基準からコミュニケーションの論旨を組み立てることができるようになります。

では、ロール・リバーサルとはどのように行うのかか?一緒に確認します。
(前提として、キーマン(意思決定者)が明確である必要があります。)

[ロール・リバーサルを行う方法]
・自身が取引先、同僚や友人、家族が自分となって交渉を行う。
・そして、自分の判断の意義や基準を考える。書き出す。
・書き出したものをパートナーと相談。
・利害の共通する部分を論旨に組み立てる。

つまり、ロール・リバーサルとは、
そのキーマンが何を重視しているか、慎重に考えるための方法です。
なにを重視しているか予測が立てることができれば、相手にとってのWinも、相手がフェアに感じる基準も予測することができます。

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いかがだったでしょうか?

ロール・リバーサルは私も実際に職場の同僚と行ってみたいと思います。
もし、気づきとかあればまたnoteに執筆します。

本書には、交渉に関する内容が体系的にそして具体的に記載されています。
あなたのビジネスやプライベートに活かせる内容が記載されておりますので、皆様も1度ご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございます。
もし、少しでも参考になればスキやコメントをお待ちしております。🌱

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