軽やかに断るためのヒント
こんにちは、ライフコーチ・植物療法士の岡野真弥です。
植物のチカラもとりいれながら 自分を愛し、奇跡であふれる 人生を送るためのインスピレーションをお届けしています🕊🍃
突然ですが、あなたは「断ること」は得意ですか？
先日、友人から、とあるイベントに誘ってもらったが、あまり気が乗らなかった。
「でも、せっかく誘ってもらったし…」
「お土産ももらえるみたいだし…」
そんな風に、半ば自分に言い聞かせるようにしながら、イベント会場に足を運んだ。
しかし会場に到着してすぐに思った。
「帰りたい」
まるで、自分に合っていない小さなサイズの服を着ているような、窮屈な感覚に襲われていた。
振り返ってみると、心から楽しめる経験や出会いが待っているときは、決まって訪れる前からワクワクした。
誘いを受けた時や、イベント告知を見た瞬間に、考える間もなく即決してきた。
本当は自分が行くべきかどうかの答えは、最初から自分の中にあるのだ。
自分の心がワクワクして軽やかな気持ちになれる選択は、良い結果に繋がりやすく、ギュッと胸が縮こまって重い感じになる選択は、良い結果に繋がりにくい。
いつだって、自分の心の声を聞いて、自分のハートに従って行動していこう！
そう決めた矢先に、また似たような出来事が起こった。
仕事である方にお声がけをいただき、お会いする約束をしたものの、何だか気が乗らない。以前にお会いした際に、仕事に対する熱量とか、世の中に提供したい価値などが異なる感じがあったからだ。
モヤモヤしたまま流れていく月日。
途中で、「これはもしかして天に試されている？」と考え始めた。
なぜなら、古い信念を手放して、新しい信念をインストールしようとするとき、必ずと言っていいほど、それを試されるような出来事が起こるから。
そもそも私は、どうして会う約束をしてしまったのだろうか。
「相手を傷つけたくないから？」
「申し訳ないから？」
「いや、本当は自分が嫌われたくないからだ！」
振り返ってみると、嫌われることが恐くて、つい「Yes」と言ってしまうことが過去にも何度もあった。
でも、相手の立場に立ってみたら、どうだろう？
無理して合わせられる方が嫌だろうし、自分の心についた小さな嘘は、やがてどんどん大きな嘘になっていく。
私は新しい自分に生まれ変わりたい！と心に決め、思い切ってお断りの連絡をすることに。
体調不良とか、急用が入ったという理由で誤魔化して、察してもらうこともできたかもしれないけれど、それでは誠実でないし、罪悪感も残るだろうと考えて、本当のことをメッセージで伝えることにした。
「お互いが目指しているものが少し違う気がするので、実りあるお話ができないと思う」と。
正直この連絡をすることは、私にとってかなり勇気がいることだった。文章を打ってから、送信ボタンを押すまでに何分かかったことだろう！
「怒られるかな、気分を害してしまったかな、言いすぎてしまったかな」と他のことも手につかないほど、ドキドキしながら過ごすこと５分。想像していなかったようなお返事が届いた！
「了解です！ありがとうございます！自分の軸を大切にしていてとても素敵ですね！！これからもその姿勢を貫いていってください！ぜひまたご縁があれば、その時はよろしくお願いします。」
本音は分からないけれど、紡がれていた言葉が想像していたよりも温かく、思わず涙が出そうになった。
「やっぱりこれで良かったんだ。天が温かく見守ってくれていて、エールを送ってくれたんだ。」
世界は思っていたよりも優しい。
思わず深い安心感に包まれた。
自分の中の愛をベースにした選択は、最終的に心の平穏をもたらしてくれる。
どんな時も、自分のハートの声を信頼しよう。
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