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「グランマ・モーゼス展〜素敵な100年人生」は、ホントに素敵だったよ!

こんにちは!マヤです。
世田谷美術館(用賀)で開催中の「グランマ・モーゼス展〜素敵な100年人生」に行ってきました。

世田谷美術館は砧公園の中にあります

久し振りに音声ガイドを聴きながら、時間をかけて1点ずつゆっくり鑑賞。
グランマ・モーゼス(モーゼスおばあさん)の愛称で親しまれたアメリカの国民的画家、モーゼスの描く絵は、窓から見える季節ごとの風景だったり、クリスマスやサンクスギビング、ハロウィンなどの出来事だったりで、我々にも身近に感じられ、全ての絵がわかりやすくとても親しみやすい。

パンフレットになっている作品「シュガリング・オフ」は、まだ雪が残る季節に、メープルの木から採取した樹液を煮詰めてシロップや砂糖を作る作業とのことで、樹液を運んでいる人たちや、大きな鍋で煮詰めている様子、煮詰めたシロップを雪の上に垂らすと、即席のキャンディができる様子(左下)などが描かれていて、自分もその絵の中にいるみたいに楽しくなります。

パンフレットは「シュガリング・オフ」を描いた作品
パンフレット(裏面)

グランマ・モーゼスは、70代で絵を描き始め、80歳でニューヨークで初の個展、101歳で亡くなるまでたくさんの作品を描き続けたとのこと。
人気作家になっても生涯農家の主婦としての暮らしを守り、大切にしていた様子がよくわかります。

どの作品も明るい色を使い、幸せなシーンばかりなのも素敵。
お子さんを亡くされたり幸せなことばかりではなかったと思うけれど、悲しい作品を描かなかったのですね。
最期の作品も素敵でした。展示されているので行かれる方はぜひ見てきてくださいね。
音声ガイドをお勧めします!(特に最期の作品は)

作品の他に興味深かったのが、モーゼスが絵の制作時に実際に使っていたテーブル。これまでアメリカ国外に出品されたことがないとのことで、貴重なチャンス!

彼女が大切にしていたブローチや家族のアルバム、お孫さんに作ってあげたワンピースやお人形なども展示されていて、何よりモーゼスの素敵な人生に触れることができます。
ところどころに展示されている彼女の言葉も心に響くものばかり。

70代から画家としてスタート、101歳まで描き続けた素敵な女性の生き方にぜひ触れてみてくださいね!

グランマ・モーゼス展(世田谷美術館)


「グランマ・モーゼス展ー素敵な100年人生」公式サイト
(次は広島のようです)

世田谷美術館「生誕160年記念 グランマ・モーゼス展ー素敵な100年人生」
チケットの購入はこちらから↓

おまけ画像…

世田谷美術館のレストランの「フレンチ・アフタヌーン・ティー」

世田谷美術館のレストランで、遅めランチでアフタヌーン・ティーしてきました。
ディナーではグランマ・モーゼスをテーマにしたコースがあるようです!

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