【恵方巻きアレンジ】 Jewelry Bar: フルコースの恵方巻き
はじまりは1本のフランス映画
今から一年前くらい。
ドイツの留学から帰ってきて、ヨーロッパを恋しく思っている頃に、お母さんと一緒にイタリアの映画を見に行った。
なんだかしんみりと、あまり言葉もなく、音や状況の描写に心を傾けていると、自然と自分も映画の世界の中にいる気分になって、登場人物の気持ちがわかってくる。
新しいスタイルの映画に感動して、先月、今度は友達と、フランスの映画を見にいくことにした。
映画のタイトルは、「ポトフ 美食家と料理人」。
食べることが大好きな私にとって、見るからに料理が題材になっている映画にとても心そそられた。
初めてのフランス映画で、正直字幕をずっと読んでいたきがするけれど、私も友達もついついお腹が空いてしまうほど、最高な映画だった。
さて、この映画の名前が「ポトフ」というフランスの家庭料理の理由は、
美食家がユーゴスラビア皇太子をおもてなしするメニューを考える上で、あえて家庭料理で勝負しようとしたから。
全く特別感のない、なんなら誰にもできそうな料理に少しひねりを加えて、特別なものにする。
それが、この「ポトフ」に込められた意味だったんじゃないかな、と思う。
私も何かすごく一般的なものにひとひねりして、ちょっと変わったものを作ってみたいな、と考えながら、散歩をしていたら、コンビニの外に恵方巻のフラッグを見た。
「恵方巻ってなんかできそう!」
私の恵方巻き作りは、こんな些細なことから始まったのでした!
ひらめき
恵方巻といえば、縁起のいい7種類の具材が入っている、っていうのが醍醐味。
この「7種類」をキーワードに、色々考えた。
中の具材で考えると、もうすでに色々なアレンジがこなされていて、なかなか思いつかない、、
そんな時、カメラロールを見返していると、ドイツにいた時に食べたカラフルなカリフォルニアロールが出てきた。
しょっぱいものから甘いものまでを網羅する、12種類のカリフォルニアロール。
これを見ていて思いついたのが、今回のレシピ。
「Jewelry Bar: フルコースの恵方巻き」
Jewelryみたいにキレイでかわいい✨
でも、同時に、サラダ感のある爽やかなところから始まって、肉•魚で豪華に、そしてデザートでしめくくる。
長さを生かして、フルコース的な役割も果たしてしまう、最高の恵方巻き。
途中で味に飽きるっていう恵方巻きならではの課題も解決してしまいます!
Jewelry Bar: フルコースの恵方巻き レシピ
オードブル:サラダのトリオ(中身:ツナマヨと塩揉みきゅうり)
きゅうりの塩揉み
蓮根の甘酢漬け(お花型にするとかわいい!)
ラデッシュの塩揉み
メイン(中身:アボカドとクリームチーズ)
生ハムとレモンスライス
スモークサーモン
デザート(中身:アボカドとクリームチーズ)
マンゴー
いちご&バルサミコ
まず、のりの上にご飯を薄く広げて、食感のために白ごまをふる。
下の写真のように具材をキレイに並べて、サランラップで覆う。
ひっくり返して、中の具材を入れて、巻きすで巻く。
しばらくそのままおいて、定着したらサランラップを外して、いちごに甘いバルサミコとごまをお好みでトッピングしたら出来上がり!
シンプルなお味噌汁と豚キムチ、出汁から取って作った出汁巻き卵で家庭的だけど、豪華なご飯になりました!
今年の節分は土曜日!
ぜひ、友達と、家族と、作ってみてくださいね〜!
ではまた次回まで!
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