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早稲アカ個別が目指すのは、イノベーションを起こす「F1」のような存在

大場 和夫(2002年入社)
明光義塾の教室長として、生徒250名、売上1億円、売上及び平均単価で全国No.1を獲得。その後、エリアマネージャー、次長を兼任しながら、2011年、早稲田アカデミー個別進学館を立ち上げ。現在、早稲田アカデミー個別進学館5校舎の事業部長として事業戦略を担う。

このブランドは「個別指導塾」の可能性を広げられる

私がまだ明光義塾事業部にいた頃、前会長(MAXISホールディングス時代)から、個別指導No.1の明光義塾と圧倒的な合格実績をもつ早稲田アカデミーがコラボしたブランドができるというお話をいただきました。
その時、私は、明光義塾で日本一になった経験を活かして新しいことにチャレンジしたいという気持ちから、「ぜひ自分にやらせてほしい」と言いました。
生徒たちの成長が手に取るように実感できる明光義塾に大きなやりがいを感じていましたが、どちらかというと手がかかる生徒に多くの時間をかけている現状で、一人でどんどん勉強できてしまうような、ある程度自立している生徒に対しても、その子の将来のためにもっと何かしてあげられるのではないかという思いが募っていました。
そして、そのような生徒たちの可能性と個別指導塾の可能性をさらに広げるべく、2011年にスタートしたのが『早稲田アカデミー個別進学館』でした。


合格実績で『個別』が「集団」を抜くその日を目指して

ときおり、「個別のみでは最難関校に対応できないのでは」と耳にすることがあります。
個別進学館は早稲田アカデミー集団校のサポートのように認知されている現状があり、合格実績は、校舎単体で比べても、全校舎の合計でも、個別進学館が集団校に勝つというのは現時点ではかなり難しい話です。
そこでまずは、いまある5校舎それぞれが一つか二つの人気難関校にターゲットを絞り、そのターゲット校の合格実績で早稲アカ集団校や他のライバル進学塾に勝つ必要があります。
「早稲田アカデミー個別進学館」というブランドに課せられた使命がある以上、「難関校合格」ありきの面はありますが、その使命を果たすことにより、まずは5校舎の平均生徒数を80名以上、売上5000万以上の校舎を2校つくりあげることに全力をかけています。
スタートから約9年、個別進学館の「難関校」合格実績はいま進学個別ブランドのなかでは業界2番手、そしてトップまであとほんの少しの位置にいます。トップに立つのはもはや時間の問題でしょう。
だからこそ、次なる目標は、進学実績トップを誇る集団指導の大手進学塾たち(早稲田アカデミー集団校含めて)なんです。
MAXISの早稲アカ個別、言ってみればMAXIS個別進学館が中心となって、「個別指導」塾の可能性をさらに広げていきたいと思っています。


図5


早稲アカ個別からイノベーションを起こしたい

不景気になると各自動車メーカーは、HONDAしかりトヨタしかり、「F1」から撤退を表明したりします。
なぜなら、もともと「F1」はその性質上それ自体で採算がとれるようなものでないからです。
しかし、「F1」という最高峰の技術の戦いのなかから、より優れたエンジンやマシンの構造、安全性能の革新がもたらされることも事実です。
「F1」が「走る研究室」といわれる所以もまさにそこにあると思います。
「早稲アカ個別」が「難関校」合格の戦いの中から獲得し蓄積したノウハウは、一朝一夕に真似できるものではないでしょう。
しかし、「F1」のエンジン技術が次世代の自動車に転用されていくように、そのノウハウを明光義塾の「躍進」と「覇権」のために活かしたい。
この強い思いは、自分の胸の中で、個別進学館開校以来ずっと変わっていません。
いま、早稲アカ個別、いや、「MAXIS個別進学館」には、優れたスキルと類い稀な人間力をもち合わせた、イノベーションを起こしうる楽しみな人材が集まっています。ここからさらに加速し、ワクワクするような報告を沢山していきます。


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