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第2回 #手書きnoteを書こう まとめvol.7

おはようございます。
だいすーけです。
本日は、第2回「 #手書きnoteを書こう 」企画のまとめ記事第7弾をお送りします。
全8回のまとめ記事のうち、7つめ。いよいよ佳境に入ってきました。

今回は、はじめましての方が多めです。
開催期間の後半になるとはじめましての方が増えてくるのですが、きっとそれはどなたかがご参加されていたのをご覧になって、自分もやってみよう!って思ってもらえたっていうことなのかもしれないな。
いずれにせよ、うれしい限りです。
それでは今回も、どうぞよろしくお願いします!



53.波羅玖躬琉(はら・くくる)さん

くくるさん、今回もご参加ありがとうございます。前回の手書きnoteも楽しかったですよ。どうかどうか顔を上げてくださいね。
今年からできた定休日なんて、不慮の事故みたいなもの。というわけで、今回も安定のバインダーから。笑
しかしながら、そこにしたためられたメッセージ。それはくくるさんの真摯で熱い思いでした。
ここにもまた、素敵な連鎖がありましたよ。

私自身、このnoteで「読まれることで救われた」のです。

自分の書いたものを、読んでくれた人がいた。自分の存在を、認めてもらえたような気持ちになった。
だから今度は、

あなたの声を聞かせて。

この街で書き続けること。それに何の疑問もなく、スイスイと言葉が浮かんでくる人なんてほんの一握りだと思います。
多くの人は、苦しみながら書いている。それほど大げさじゃなくたって、試行錯誤しながら書いている。そんなに苦労してでも、それでも伝えたい想いがある。
そのことに、文章の巧拙なんて、器用か不器用かなんて、関係ないんだよね。

一緒に笑って、泣いて、考えてみようよ。

このひと言がどれだけの人のこころを軽くするか、ぼくは知っている。
くくるさん、みんなを勇気づける、尊いメッセージでした。
ありがとうございました。



もうおひとり、文章を読むことについて言及された方がいらっしゃいましたので、続けてご紹介します。

54.森野バク/地球旅自炊派さん

森野バクさん、はじめまして。
お名前にちなんで(?)、野生の動物たちに彩られた便箋。自然の、飾らないこころの内を動物たちが見守ってくれているような気がしました。
お仕事上、日々色んな文章と対面する機会があるのではないでしょうか。
タイトルのとおり「書くことより読むほうが好き」とおっしゃるバクさんですが、それは、読むことには

文字を手がかりにして、ひとの体験や感性、思想を知る営みがある

からだ、と。書くことは自分のうちから出ること、読むことは外から取り入れること。読むことで、

結局のところ、わたしたちは、文章を通じて
その書き手に出会っている。

これを、この手書き企画にも求めてくれたんですね。この象徴的で本質的な表現、好きです。

ほかのひとは、どんな表現を見せてくれるのだろう?
それを知りたくて、わたしは今からわくわくしている。

バクさんのわくわくを満たすことのできる作品に、出会えたでしょうか。
ご参加いただきありがとうございました。
読み手の大切さ、改めて実感しました。



ここからは、趣向を変えて。
まずもって「読む」ことの叶わない難解な文字に、チャレンジしてみます。

55.りりかるさん

りりかるさん、はじめまして。
ヲシテ文字...なんと難解な課題をぼくに送ってくれたのでしょうか!笑

あわのうたは、「記紀の原点ともいわれる『ホツマツタヱ』に記述されている神代の歌」とのこと。いろんなサイトで確認したところ、「元気が出る」「癒しになる」など、身体への効能をうたうものが多い。何回か聴いてみましたが、たしかにそれはわかる気がします。ヒーリングミュージックみたいな。この歌の存在、ぼくはまったく知らなかったのですが、みんな知っているものなのだろうか。
「いろは歌」のように、すべてのひらがな(と言ってはいけないと思うのですが)が使用された歌詞。5文字ごとに区切ると今の50音が並んで出てくるなど、謎の多い歌のようですね。

手書き部分がこの「ヲシテ文字」なので、引用できませんでした。すみません。汗

この文字を手書きで書いてみようと思ったりりかるさん。
歌うこと以上にご利益があるのではないでしょうか。だって難解だもん。
ぼくも書こうと思いましたが、ちょっと諦めてしまいました...。
りりかるさん、ご参加いただきありがとうございました。



さあ、時間は神代から現代に戻ります。
詩を2作品、続けてどうぞ。

56.tumuguitoさん

tumuguitoさん、ご参加ありがとうございます。
詩のタイトルは、「絹」。
和紙に書いていただいたでしょうか。
紙の後ろに敷いてある布地と相まって、すこし寂しさを感じさせる象牙色の背景に淡々と綴られる文字。それが内容の空気感にあっていて、すぅっと身体に滲んでいくようでした。

絹は蚕のいのちの糸だ

絹織物の、あの独特の高級感。軽くて繊細で、でも丈夫で。
それはきっと、絹が蚕のいのちの糸だから。

生命をまとうということ。
生命を包んでいたものに、包まれるということ。
その重みは、絹の手触りが教えてくれる。

久しぶりにペンを持ち文字を書くことが
すごく新鮮に感じました。

不思議ですよね。手で書こうとすると、背筋が伸びる。

絹、それは、いのちの糸。
tumugitoさん、ありがとうございました。



57.ちゃきさん

ちゃきさん、はじめまして。アルマジロ武田さんの作品をご覧になって、ご自身でも手書きnoteを書かれたとのこと。タグをつかっていただいたので、まとめ記事にも入れさせていただきました。

『祝婚歌』。素敵な詩ですが、とても丁寧に文字に起こしてくれたと思います。それがなおのこと、この詩の魅力を引き立てている。

そして
なぜ胸が熱くなるのかを
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい

この4行に、それまで書かれていたことが凝縮されているのだと思います。

二人が睦まじくいるためには

いくつかの、必要なことがある。
覚えておきたいです。

また、ちゃきさんはこんな気づきも書いてくれました。

“文字化”するスピード感は、すなわち内容に向き合うスピード感でもあり、一文字一文字書くことでじっくり噛みしめることができる。

手書きの「スロー感」が、より内容に寄り添えるものであること。
その豊かさ、大切にしていきたいと思います。
ありがとうございました。



次は、ご自身の書かれたショートストーリーのあとがきを、手書きで書いてくれたこの方です。

58.とろもちさん

とろもちさん、はじめまして。いきなりですが、

瀞の字、難。笑

こんなこともあるんですね、自身のペンネームを手書きで書く、そのはじめての経験。自分の名前をはじめて書いたときのこと、みなさん憶えてますか?そう考えるとこれってとても新鮮でレアな経験だなって。

おふたりのお子さんがいらっしゃるとのことですが、実際かなりお若いんじゃないでしょうか。綴られた手書きの空気感がとてもフレッシュな気がして。まだまだ新鮮な経験を言葉にされたのかと思ったんです。

成人式のあとの、元クラスメイトたちとの飲み会。当時たいして仲良しではなかった人でさえも、親しく話せることがある。
大人になるってこういうこと。たしかにそうかもしれないけれど、でも。

その中には、少しのずるさも混じっている。
あの頃たしかにあった悪意がまるで始めからなかったかのように、
皆忘れたふりをしているのだから。

これは、なかなか重たいひと言ですよね。
当時の関係性を、皆それぞれ一方的になかったことにしようとする。だれも互いに了解を得ないままに、皆でそうしている。
ここからの余白の部分、いつか言語化してほしいなぁ、と思ってしまいました。
会いたかった「彼」をまたの機会に見つけたなら、今度は声をかけることができるといいですね。
とろもちさん、ご参加ありがとうございました。



手紙と並んで手書きの威力が存分に発揮されるのが、自己紹介です。
魅力たっぷりの自己紹介noteを書いてくれたおふたりを、続けてご紹介します。

59.すいさん

すいさんも、はじめまして。
絵がとってもお上手。イラストのマガジンも創っていらっしゃるんですね!
今回は、明るくて可愛らしいイラストとともに、ご自身の「好き」がたっぷり詰まった伸び伸び自己紹介。

とりあえずわたしが主張したいことは、家の近所を出歩くくらいなら高校ジャージを羽織って行くというところ。

オシャレには程遠いぼくですが、昔から思っていたのは制服とかユニフォームとか、学校などで指定のものをカッコよくかわいく着こなせる人がほんとうにオシャレな人なんじゃないかということ。
まわりと同じ条件で違いを出すって、力がないとできないと思うんですよね。
無責任なことは言えませんが、きっとオシャレですよ。このジャージスタイル。

手で書かなくても生きていくことが出来るこの時代の中で、こうして手書きしたものを表現できる場があるということは素直に嬉しいし、大切にしたいと思う。そして、守っていきたいとも。

うれしいな。
そんな表現の場にこの企画をこうして選んでくれたこと、感謝です。
すいさん、ご参加ありがとうございました。



60.み・カミーノさん

カミーノさん、今回もご参加ありがとうございます。
ぼくの写真もつかっていただきました。うれしいです!

さて、カミーノさんの好きなもの、苦手なもの。
みなさん、共通点はありましたか?

活動: 出歩くこと(休日はほとんど家にいない)、国際交流、旅行

アクティブの塊のような、カミーノさんの自己紹介。
さいごのこの1行、パンツスタイルでミッションカーって言われたらなるほど納得。笑
対照的に、お裁縫が苦手とのこと。
そう思うと、豪快でスケールの大きなカミーノさんを想像してしまうのですが、なんとお仕事は翻訳業。
これこそ言葉のほんの微妙な差異だったり、行間に込められたものだったり、ちょっとしたニュアンスを汲みとる繊細な作業だと思うのです。特許翻訳とありますが、固めの文書ならなおさら、意図の読み違いは許されないだろうと。
素人考えで感想を書いて申し訳ないですが、いずれにせよ快活で社交的な印象のカミーノさん。noteでもたくさんの方とコメントを交わしていらっしゃいます。

好き&苦手がカミーノとカブる!っていうnoterさんがいたら、一緒に語り合いたいなぁ。こんなワタシですが、どうぞよろしくね。

ぼくからも、よろしくお願いします!(←何様)
カミーノさん、ありがとうございました。



ここからの作品に共通するテーマは、「感謝」。
手書きの文字に乗せて、4つの「ありがとう」をお届けします。

61.Neigeさん

Neigeさん、はじめまして。ご参加ありがとうございます!

自分の話を手書きするのは結構恥ずかしい。いやかなり恥ずかしい。

そうですよね、手書きだと内容のみならず、実際の文字も晒すことになるし、思いのほか空気感も伝わってしまう。
それでも、ここにnoteの街のみんなへの感謝を綴ってくださいました。

最初は書きたいだけ書いてそれでよかったのです。

そう思っていたNeigeさんがここでいろんな表現を楽しめるようになったのは、この街の住人の、懐の深さゆえだと言います。
みんなが楽しんでいるから、他人にも優しい。そんな空気に触れ、

多面体の私をもっと表現できたらいいな。

と思うことができた。

ここにいる人たちは、創作の苦労を知っている人が多い。
だから、他人の書いたものを自然と尊重する空気がありますよね。それがなんと心地よいことか。
Neigeさん、ありがとうございました。
これからもたくさんの思いを形にできますように。


次の「ありがとう」は、こちらの方です。

62.ちよこさん

ちよこさん、ご参加ありがとうございます。
ちよこさん、しあわせですね!
だって、

私には「ありがとう」を伝えたい人が沢山います。

この気持ち、だれにも持てるものではないと思うから。

ちよこさんを支えてくれる「あなた」に。
多分、とても硬くて頑なだったんでしょう、ちよこさんの絶対不可侵領域。それを破って寄り添ってくれたことに、感謝。

noteの街の「あなた」に。
みんなが来てくれるから、読んでくれるから。みんなの訪問に助けられ、書き続けることができることに、感謝。

もし私が一人で生きていたら、「ありがとう」は何の効力も発揮しない言葉。だからこれは私と、あなたがいて初めて成り立つ言葉。

「ありがとう」は、双方向のコミュニケーション。伝える人と、伝えられる人。そんなあなたの存在が、私を日々生かしている。

「ありがとう」を届けることが、できる人がいる。
そんな人たちのしあわせを、祈ることができる。
当たり前だけど、じつは貴重なこと。
ちよこさん、ありがとうございました。



63.由稀さん

由稀さんありがとうございます。noteもtwitterも、いつも追いかけてくれてありがたい限りです。

連絡を取りたい人たちがいます。
会いたい人たちがいます。
待っていて下さい。
どうか、待っていて下さい。

由稀さん
twitterのシェアにも書きましたが、きっとみんなが「もちろんですとも」と言っています。
物理的な距離、精神的な距離、見えない壁、いろんな要因が、何かをしようとアクションを起こすときには立ちふさがることがあります。
でも、

出逢ってくれてありがとう

その気持ちさえあれば、きっといつかそれは実現します。
noハン会2ndで実現した出会いから、その先も。
またみんなで笑いあえる空間に集えることを、ぼくもこころ待ちにしています。
由稀さん、短い言葉に凝縮された温度のあるメッセージに、ぼくの写真をつかってくれて感謝しています。
ご参加いただき、ありがとうございました。



さて、第7弾のご紹介もさいごになりました。
はじめましての方が多かったですが、さいごもはじめましてで締めたいと思います。

64.玲加さん

玲加さん、はじめまして。
ここで出会った人たちに向けた、感謝のメッセージ。みんなから教わったことは、玲加さんにとっての道標。

「ここがあなたの居場所ですよ」
「あなたは書いてもいいんですよ」

そう言ってもらえることの安心感、まるで何かの赦しを得たような、温かな支えを得たような、こころのふわりと満たされるさま。
こみ上げるものを、一文字ずつ丁寧に書き綴ってくれたのだと思います。

玲加さん、もし玲加さんがここで救われた自覚があるのなら、今度はそれを、ここであなたがだれかに返してあげる番だ。

これまで自分は生きてきたのだ、いま自分は生きているのだと声をふりしぼってくださって、ありがとうございます。

飾らなくていい。玲加さんの等身大に、このように感じ入ってくれる人が、きっといます。
ご参加ありがとうございました。
これからも、楽しいnoteライフを送ってくださいね。





おわりに

今回は、12作品をご紹介しました。たくさんのはじめましてがあったのがとても印象的で、企画がすこしでも拡がりを見せてくれたことを実感しています。

当たり前の話なのですが、たとえば同じ「ありがとう」でも、その言葉をどのように扱うかは書く人により大きく変わってきます。
それを手書き文字に起こしたらなおさら。みんながみんなのフォントで、それぞれの温度で、届けたい相手に思いを届けて。

この企画を通して、「手書きは久しぶりだった」とおっしゃる方の多いこと。逆に言えば、それだけ日々スマホやパソコンに依存しているかということ。ぼくも例に漏れずです。
こんなに思いの伝わりやすいツールを、つかう機会が減っている。
便利さと引き換えに失った温度、と言ったらちょっと大げさかもしれませんが、手書きの良さをまた見直すきっかけになったらいいなと思います。

6,600文字、今回もお付き合いいただきありがとうございました。
次回はまとめ最終回、第8弾をお届けします。
ここまでで、トータル70作品をご紹介しました。
あといくつあるのかな...?

それではみなさま、ステキな日曜日をお過ごしくださいね。



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