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第2回 #手書きnoteを書こう まとめvol.1

こんばんは。
だいすーけです。
先日は、第2回 #手書きnoteを書こう 企画にご参加いただき、また、寄せられた作品を読んでいただき、ありがとうございました。

今回寄せられた作品の数、なんと70を超えました。ビックリ。
ありがとうございます。

作品をまとめるにあたって、前回は投稿順に掲載していましたが、お一人で複数の投稿をされている方もいらっしゃるので、順序はあまり気にせず、まとめ記事の回数も様子見で、ご紹介していきたいと思います。
すでにすべての作品をtwitterにシェアしているので(自分のないよ!っていう方いれば教えてください)、みなさんすでに読まれた作品が多いかと思いますが、気持ちをこめてまとめますので、どうかお付き合いいただければと思います。

それではまいります。
どうぞ!


1.コーイチさん

さぁ、企画スタート!
先陣を切ってくれたのは、コーイチさんでした!
スタートに相応しい、ユニークな自己紹介。

「NO、ヌンチャク、NO LIFE」

これはすでにコーイチさんの代名詞であり、ほかにもたくさんの肩書を持つ、底の知れない魅力の持ち主。
文字が躍る。書いてある内容以上のものを、届けてくれる。
配色、文字の勢い、配置、それにより力を増したメッセージ。
個人的には同じ40代の先輩として、note学園のクラスメートとして、これからもたくさんのご縁があると思っている次第。←コーイチさん風。笑

こう見えて20年を超えるベテラン営業マンだったりします。でも、「このままじゃ詰むわ・・・」と感じた5年前からこれまで色々なことに挑んできました。

文面からもうかがえる、コーイチさんの懐の深さ、「兄貴」感。
きっとそれは、いくつになっても挑戦を諦めない向上心とバイタリティ。
これはほんとうに、見習わなきゃいけない。刺激をもらえる兄貴分と知り合うことができて、ぼくは嬉しく思っています。
コーイチさん、ご参加いただきありがとうございました!


2.百瀬七海さん

この手書きnote企画の第2回目が発表されたとき、私はまだお会いしたことのないnoterさんをイメージして、それを手書きで短歌にして届けたいと思いました。

自分のことを思って、歌を詠んでもらう。
こんなすてきなプレゼント、ありますか?
それって、ただ31個の音の連なりを贈られるっていうことじゃない。
歌ができるまでの時間。画面の向こうから、相手のことを思う。これまでに交わしてきた言葉を、振り返る。
そのために費やしてくれた時間。それこそが、貴重で尊いプレゼント。

年末、七海さんにはぼくのこれまで書いてきたnoteをすべてジャックしてもらいました。
起きてスマホみて、通知の数字にビックリ。
これも、歌と同じ。
その、費やしてくれた時間への感謝。

ゆいさん、はるさん、ぼく、3人のこころを温かく包んでくれた。
いつか出会えるそのときに、ちゃんと言葉でお礼を伝えたい。
ぼくにとっては、大切なnote同期の友人。
七海さん、ありがとうございました。


3.やまさん

〇〇ちゃんは、ボクの結婚アイテムなんだ

衝撃の言い間違いに、思わず吹きました。
○○ちゃんを介して、息子さんはほかのだれかと結婚するのだろうか。

やまさん、はじめまして。
twitterのシェアにも書きましたが、言い間違いのそんなフレーズをすこし得意げに話す息子さんのイキイキとした表情が目に浮かびます。

子どものころの言い間違い、ぼくにも思い出があります。
外で遊んでいて派手に転んで、ヒザから出血したんですよね。覚えているかぎりはじめての出血。
「あらあら血が出ちゃったね!」とか母が言ったんだろうと思います。
ぼくはこの傷から滲む赤い液体のことを、「チガ」と言うのだとだと思い込んでいました。
「ママ、チガが出ちゃったよう!」みたいな。
...自分のことですみません。

このメモに追加すること、これからは減っていくのでしょう。
そうして成長していく姿が楽しみな反面、少し寂しくもあったりして。

息子さんの結婚アイテムは将来ニトリにお願いするとして。
これからも息子さんがすくすくと育っていかれることを願っています。
ご参加いただきありがとうございました。


お子さんのエピソードをもうひとつ。

4.杏子さん

「体調が悪いんだ」

息子さんはきっと、大好きなお母さんのそのひと言をずっとこころに留めていたんだろうな。
何かしてあげたい。力になりたい。張りきって、考えて、手にして帰ってきたものは、ブラックの缶コーヒー。
コンビニで買ったのかな。
自販機で買ったのかな。
何を贈ったらおかあさん元気が出るか、きっとたくさん迷ったんだろうなぁ。
いずれにせよ、お母さんを思って大事なおこづかいを缶コーヒーに換えた、息子さんの優しさに拍手。

息子が買ってきてくれた缶コーヒーは、やわらかくてやさしい味がした。

その温度と「やわらかくてやさいい味」を、お母さんはずっと忘れないのだろう。

杏子さん、素敵なエピソード、ありがとうございました。


5.香嶌一伽さん

半分フィクション、半分エッセイ。
そんなタグが付いてはいるけれど。
ベースになった思い出は、きっとあるんだよね?

「花占いしてるの。宏樹のことを好きかどうか」

わかっているはずの、自分の気持ち。
それをなぜ、花に問う?
わかっているのに、委ねたい。
わかっている、けれど。

「そんなの花に聞かなくても知ってる」

そうだよ。それも、わかってる。

...

病院の中庭、という設定が、よりふたりの親密度を、つながりの強さを表しているような気がする。
どこがほんとうで、どこがフィクションなのか。物語を味わう上で、そんなことは関係ないよね。

秘密の誓いは、握った手の温度できっと、伝わっている。
物語にフィットする、繊細な字。
いっちゃん、今回もありがとう。


6.アルマジロ武田さん

アルマジロ武田さん、はじめまして。
とても有名な詩ですね。
文字を撮った背景に、どんな思いが込められていたのだろう。

自分の感受性を守る。
感受性は、ただちに壊れるものではないとぼくは思う。
すこしずつすこしずつ、何かに侵食されて、消耗して。
そうして、いつの間にか擦り切れてしまいそうになるもの。

こころに潤いを。
しなやかに、平静を保って。
初心をつよく持って、決して、尊厳を失わないように。

難しいけれど、大切なこと。
武田さん、ご参加いただきありがとうございました!


7.レモンメロンパン。さん

忙しい合間に書いてくれたんですね。
レモンメロンパン。さん、ありがとうございました。
twitterのシェアにも書きましたが、小さなメモに伸び伸びした文字が勢いよく並べられていく様子が浮かんで、楽しみながら書いてもらえたのではないかなと思っています。

字、かわいいです。決して、「...にしては、」じゃなくて。
機会があったら、楽しいお話やエッセイをこうして伸びやかに書いてもらえたら、より情景や気持ちが伝わるんじゃないかな、なんて思いました。
ご参加いただき、ありがとうございました。


8.ルミさん

たった1枚の手書きのメモ。
でも、写真や印刷されたもの以上に、手書き文字には、いろんな記憶が収められているのかもしれない。

手紙はもちろん、そう、メモにだって、そのときの様子がありありと思いだされることがある。
タイムマシン。
これはとても素敵な比喩だと思っていて。
そこから紐解かれる記憶。
そういえば、それでこうなって、この人も、あの人も...。
目を閉じればもう時間を超えて、眠っていたそんな記憶の連鎖の旅に出る。

そのときの温度、感情、景色。
手書きって、それらを呼び起こすためのスイッチなのかもしれない。

ルミさんが、これまでだれかに届けてきた手書きの文字。
きっとそれらも、みんなにとってのタイムマシンになっていると思います。
ルミさんは前回、ご自身へのお手紙を書いてくれたんです。
今度また、それを読んでみてください。
書いてくれた昨年の10月、そのもっと前、中に書かれているそのときそのときのこと。
きっとルミさんを、時間の旅に連れていってくれる。
ご参加いただきありがとうございました。


9.おもちさん

前回のスヌーピーは、たしか奥さまの手書きでしたよね。
今回はご本人が、素敵な青い鳥を描いてくれました。

「あなたのそばにある、あなたの幸せが見つかりますように」

幸せの、青い鳥。
考えてみれば、確かにね。
幸せどこかに落ちてないかなぁ、なんて、どこかをウロウロ歩いていても、なかなか見つかるものじゃない。
諦めたもの、失ったもの。
それらを悲しみ嘆くのではなくて、それでも残ったものに感謝の気持ちを。
きっと、幸せはそれにこそ宿っている。
多くを望んでしまいがちだけど、それはきっと、あなたのそばに。

幸せ。
それは、求めるものではなくて、そこに「ある」ものなのかもしれない。

大切なこと。
教えてくれて、ありがとう。
この手書きnoteをぼくの写真が彩りを添えることができたことも、嬉しく思ています。


10.矢御あやせさん

もはやnoteは過去の男

SNSとの距離、測りあぐねたことのある人は多いんじゃないかなって思います。

期待して、裏切られて、でもやっぱり別れられなくて。あなたのいいところをわかってくれない。受け入れてくれない。でも、たまーに優しい。だから、もうすこしだけ。もうすこしだけ。

自分のこころを守るために、という意味においては、何事も、それは他人ももちろん、適切な距離を保っておくことが大事。
自分が笑っていられる距離。自分のためになる距離。
それを正確に測ること。
でも言うほど簡単じゃないんだなぁ、これが。

ただ。
焦がれるような熱をもって挑むのは、それにふさわしい恋がいい。
それはみんな、きっとわかるよね。
そんなことを、思うのです。


さて。
まとめvol.1、さいごはこのお手紙を。

11.りょうさん

あなたがうちの子どもで、私の子どもで本当に良かった。あなたがいたから、私はいろんなことを学ぶことができたんです。

りょうさんがこの言葉を息子さんに伝えることができる(できた)ことに、こころからの祝福を。

偉そうな言い方に聴こえてしまったら申し訳ないと思う。
けれど。
この手紙を書いてもらえるまでに、りょうさんが、ご家族が、乗り越えてきたもの。
25年という時間。
それを思ったときに、ぼくはどうしても「おめでとう」と言いたくなった。
ご苦労がわかります、なんて言えない。
簡単にそれを労うこともできない。
想像ができないから、だから、ぼくには祝福することしかできない。

私の子どもに生まれてくれてありがとう。

さいごのこのひと言をぼくは無責任にも期待して、そしてそれを目にして、涙しました。
溢れる想いを、時間の重みを。
ぼくらに見せてくれたこと、企画に寄せてくださったこと、感謝しています。

りょうさん、ありがとうございました。
ご家族、息子さんの、これからのしあわせを願っています。


おわりに

まとめ記事第1弾、企画開催からすでに1週間が経過していますが、ようやく書くことができました。
前回は開催日の翌日から3日間で仕上げたのになぁ...遅くなりました。

ところでこのまとめ方、読んでいてお気づきの方も多いかもしれませんが、大いに参考にさせて頂いている方がいらっしゃいます。

#教養のエチュード賞 の嶋津さん。
この場を借りて、参考にさせて頂いたこと、もはや真似かもしれないのですが、感謝とともにお伝えさせてください。
ありがとうございます。

前夜祭のnoteにも書きましたが、「読む」ということにたいしての関心が界隈で高まる中、前回の本企画まとめにも全力で取り組んだつもりではありますが、今回はより一つひとつの作品を深く掘り下げよう、時間がかかってもいいから、この企画に参加してよかったと、みんなに思ってもらえるようなものにしたい、そう強く思うようになりました。

vol.2以降もそんな気持ちで取り組みますので、お付き合いいただけたらうれしいです。

マガジンのリンクも貼っておきますので、ほかの作品を読みたい方はこちらからもどうぞ。

それではみなさま、次回まとめでまたお目にかかります。
今週もよろしくお願いします!







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