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菫色の実験室vol.7|イベントのご案内

《MAUVE STREET|モーヴ街》とは、霧とリボンが運営するオンライン上の架空のストリート。各noteを美術ギャラリーや図書館、アトリエや百貨店などの建物に見立て、多彩な文化発信と作品の展示販売を行うアート・プロジェクトです。本展より10番目の建物がお目見え。あちこち寄り道しながら、モーヴ街のお散歩をお楽しみください。

ウィステリアの菫色が風に揺れる頃——
皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。
モーヴ街開通2周年を記念した
初夏のオンラインイベントのご案内です。

オンライン開催
at
MAUVE STREET

メイン・ヴィジュアル
フランスガム|モーヴ街(2022)

 毎年、霧とリボン 直営SHOP「Private Cabinet」オープン記念として開催してきた恒例の企画展《菫色の実験室》。第7回目を迎える今回は、直営SHOPがパンデミックの影響で2020年4月より休業中のため、昨年に続き「モーヴ街開通記念イベント」として開催致します。*以下リンクは昨年の1周年記念イベント《菫色の実験室vol.6》のアーカイヴです。ぜひご高覧下さい。

 霧とリボンの基調カラーにちなみ、「菫色」という色彩、世界観を様々な角度から追及する《菫色の実験室》展はこれまで、魅惑のテーマで開催を継続してきました。

vol.1|菫色×不良少年(2016年)
vol.2|菫色×調香(2017年)
vol.3|菫色×結晶(2018年)
vol.4|菫色×アブサン(2019年)
vol.5|菫色×スミレ属(2020年)
vol.6|菫色×シャーロック・ホームズ(2021年)

 今回のテーマは「菫色×都市」。
 実在の都市から時を経てなお輝き続ける都市の記憶、文学や音楽にまつわる都市から架空の都市まで——総勢18組の多彩なアーティストがテーマに取り組み、個性豊かな作品展示とエッセイの配信を行います。
 モーヴ街にきらめく幻想都市の断片をどうぞお楽しみ下さい。

 パンデミックによりオンラインに活路を求めて開通したモーヴ街。以降、はじめて訪れる方々にも、通いなれた方々にも、モーヴ街で特別なひとときをお過ごし頂けるよう、趣向をこらしたホスピタリティで季節のイベントをお届けしてまいりました。

 本イベントでは、敬愛する三人のアーティストの方々が新しくモーヴ街に仲間入りです。
 まず、これまで「TO LET」だった10番地にはイラストレーター・フランスガム様「小さなお話屋《ロマラン》」をグランドオープン。

10番地に「ロマラン|ROMARIN」がグランドオープン!

 そして、6番地にある菫色連盟のアジト「ブライオニー荘」には、グラフィックデザイナー・ファッション史家の長澤 均さま音楽ディレクター・翻訳家の江口理恵さまがそれぞれお部屋を構えて下さいます。才能あふれるお三方のモーヴ街でのご活躍にご注目下さい。
 また、画家のオノユウコ様が霧とリボン関連イベント初登場となります。新しい風がモーヴ街へどんな彩りを運んできてくれるのでしょう。どうぞご期待下さい。

 本イベントのメインヴィジュアルは、10番地の管理人であるフランスガム様にモーヴ街の風景を描いて頂きました。2周年の記念として、これ以上ふさわしいモーヴ街へのエールはありません。
 架空のストリート「モーヴ街」がこの世界のどこかにひっそりと息づき、健やかな風が吹き抜ける中、モーヴ色の営みを脈々と紡いでいる——フランスガム様の比類なき想像力と瀟洒な筆致により、生き生きとストリートの息づかいが伝わってきます。

ファザード美しいモーヴ街の風景
フランスガム|モーヴ街(2022年)

 5月のモーヴ街を賑わす菫色都市の断片をお楽しみ頂き、文学・アート・モードとの新しい出会いがありましたら幸いに存じます。

 尚、本イベントでは、Artist’s Tiny Letterの配信とプレゼント企画及び『KIRI to RIBBON GAZETTE』の配布はお休みとなります。通販ご利用のお客様へ同封する「菫色の小部屋便り」のみ発行致します。

 イベントの開催方法と作品販売の詳細は以下の記事をご高覧願います。

↓モーヴ街MAPへ飛べます↓

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