見出し画像

自分たちが成長しているのか分かりづらくなってくる

ー その時の光景でチームの状態がわかる

画像2

 ビジネスでのいろいろな場面において、個人やチームの状態がわかることがある。「SNS等で他社が話題になったとき」、「ライバルサービスがNo.1サービスに上がってきたとき」、「自社サービスが不調なとき」などなど、そういう時に個人個人がバラバラな表情していることは、チームの状況信号を示していることが多いんや。ある程度、成長した組織やサービスにありがちな光景。個人としてそこで満足する人もいれば、まだまだやれることあるとか、様々な思いが走る。
 その個人の表情(思い)がバラバラになってることこそが、その時のチームの課題となる。「相手に越されても、しゃーないやん」、「ま、うちも良く健闘してる」、「めっちゃ悔しい」、「こんなんじゃダメ」など…様々な表情がでる。個人は成長がそれぞれ違うから表情や思いが違っていて当然と思うかもしれへんけど、チームにあっては、それでは前に進めない。それではチームとしての相乗効果が生まれへん。

ー チームと個人

画像2

 そういうときに、チームの個人個人が考えがちなのが、市場と自分を見比べて個人の成長を考えはじめる人もいると思うけど、そうではなくチームとしての在り方を考えるようになるほうが、次の成長が待っていると思うねん。チームの中で、時には自分の考えをすり合わせたり、相手の考えを知るために、周りと意見をぶつけ合うことも大切になってくる。そういうことが次々に合わさってチームというひとつのいきものになる。
 そうやって強いチームができてくる。その中で、またチームが膨らんだ分が個人の成長できる幅になっていく。もしも、チームがそれで限界だと思うんであれば、個人としては別チームや転職などの発想が出てくるのは当然の結果。

ー 最後に

 少なからず、企業が成長する過程で一つひとつ成し遂げていくと自分たちが成長しているのか分からなくなってくることは、段階的に起こりうる話や。いつの間にか、状況やラインに乗っかって仕事するようになっていることもあるし、そのチームでやることが普通に感じ、普通にやれるとなる。自己成長が、あったとしてもそれでは“単利”で終わる。
 チームで他社サービスや市場で勝つか負けるかだけの議論なんてものは空しいので、「まだこのチームで面白がれることあるんじゃないか」って探すこともいい。自分がいいパフォーマンスするためにも、チームのサポートは必要だし、結局自分をアピールすること考えても、周囲のチームやサービス語らないと自分をアピールすることができないことも事実であると思うし。
 チームが面白がれるというのは、ある程度「負けてないんじゃないか」から「自分たちのサービス(チーム)はここが強い」となること。そうなることで、チーム判断も早くなり、チーム全体が成長=“複利”効果が出てくるチームでありたいと来年もそういう意識をしていきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?