見出し画像

仕事をする意義ってなんだろう?(松宅AFTER 第33話『労働の対価』)

以前にふと目に留まった記事があって、来年社会人として働く学生の方が「社会人として働くってどういうことだろう?」と自問していました。
そして「甘いって言われるかもしれないけど、人に喜んでもらえる仕事をするのが社会人として働くことだと思う」と結論付けられていました。
非常にポジティブで好感が持てる解釈です。
もちろんお金や生活の為という方も多いでしょうが、人に喜んでもらうという姿勢で仕事に取り組める人はその後の成長速度も速いと思います。

そう、私もただただ依頼主さんに喜んで欲しかった。

50円(手数料を引いたら40円)の案件なのですから、300文字くらいの感想でもよかったのでしょうけど、ものすごく真面目にブログ記事を読み込んで2000文字の感想ですからね。
noteでもそんな文字数で書いたことないのに。

「松宅さんにこのお仕事お願いします」って頼まれて若い人から必要とされていることが相当嬉しかったんでしょうね。
精神疾患を患っている時は自己肯定感が非常に低くなっていることが多く、私もこの時自分のことを「クラウドワークスでろくに仕事を取れない無能で社会のゴミだ」と思っていました。
あと、若い人から必要とされて嬉しいっていうのは40歳を超えてから感じるようになったと思います。
もちろん、年齢どうこうは関係なく人から頼られたら嬉しいんですけど、
30代の頃は「自分ももうおっさんだ」なんて言っても気分はまだ若者なんですよ。10代、20代の話にも全然ついていけますからね。
しかし40代にもなると若者は完全にあっち側になります。
「自分みたいなおっさんが話しかけても相手に気を遣わせちゃうかも…」と相手と距離をとってしまいます。そう、40代は孤独化しやすいのです。
私だけかもしれませんけどw

この依頼主さんからは後日別の仕事で声をかけて頂いて、
「ああ、前回の仕事に満足してもらえたんだな、信用を得ることができたんだな」と社会人経験が希薄な私はしみじみと喜びを噛みしめたものです。

サポートして頂けるのは大変ありがたいです。頂いたサポートは、少しでも長くマンガを描き、記事を書き続ける為の活動費として使わせて頂きます。