普通のことを普通にできる喜び(松宅AFTER 第53話『チャンス到来』)
精神疾患を患って漫画が描けなくなって、ツラくて漫画を読むのも避けていましたが、まさかここで漫画と関係のある仕事と出会うとは…
動画漫画のディレクションなんて仕事もあるんですねぇ。
ずっと筆が止まったまま、何を書こうか悩んでいますw
…
…
この連載も残り数話なので、
今日は私が漫画を描き始めたきっかけの話でも…
あまり興味ないかもしれませんがw
元々液晶タブレットは所有していて落書きをちょこちょこと描いたりしていましたが、お絵描き用ソフトの使い方もろくに分からずほとんど置物化していました。
そんな時に2019年7月に京都アニメーション放火殺人事件が起こります。
犯行に及んだ男は私と同じ就職氷河期世代です。
…いろいろな意味でショックでした。
これまでに素晴らしい作品を残してきた方や、
プロ養成塾を卒業したばかりの前途洋々たる若者も亡くなりました。
もし事件に巻き込まれていなければ…
彼らは素晴らしい作品を生み出し、多くの人を幸せにしていたはずです。
描きたくても描けなくなってしまった人たちがいる。
それを目の当たりにして描けることのありがたさを強く実感しました。
これは精神疾患を患った時も感じましたね。
普通のことを普通にできるありがたさ。
できるならやってみよう。
こうして本格的に漫画を描き始めました。
この連載もそんな勢いで始めたものです。
やりたいことは山ほどあるんですけど、
今はまだまだ漫画描き足りないですw
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