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【本当にニーズを把握できているか②~時代のニーズにこたえるとはどういうことか~】

こんにちは。Ryosukeです。
前回は個人のニーズということでシェアさせていただきました。

ニーズ(needs)とウォンツ(wants)

簡単に前回の投稿をまとめると、ニーズ(needs)「人間生活上必要なある充足感が奪われている状態のこと」と定義されており、これを満たすものをウォンツ(wants)と言います。
顧客や患者さんから語られる内容はウォンツが多く、その中身であるニーズには人それぞれ違うので、コミュニケーション能力が重要であると感じています。

時代のニーズとは

そして今回は「時代のニーズ」という内容でシェアしていきたいと思います。

その内容を進める前に、

以前にnoteでシェアした内容で日本の高齢化の内容について書かせていただきましたが・・・

時代は日本のハイレベルな高齢化へ

現在、65歳以上の高齢者が人口に占める割合(高齢化率)がものすごいスピードで高まっています。
高齢化率は人口減少と同時に各都道府県で進行し、5年後の2025年には、40道府県で30%超え、20年後の2040年には全都道府県で30%を超えると予測されています。
30%というとおよそ3人に1人は高齢者。つまり高齢者1人を2人で支えることになります。
これは世界がどこも経験したことの無いようなハイレベルの高齢化社会を生きるということになります。
つまり「時代のニーズ」は、我々が100年生きる時代に向けて、それぞれ経済、健康における領域で、現在求められているものとは別のものへの変化が必要であることが容易に想像できます。

私はリハビリテーションの分野ですので、
その分野から言えることで考えられる具体的な内容としては、
寿命が延びれば伸びるほど、健康でいる年齢も高齢になるわけで、
そのために必要な対処も増えるということですよね。

現在あるフィットネスや、ジムのような健康なうちに行ういわゆる予防の側面と、
老人保健施設やデイサービスのような、すでに介護が必要な方々に対する受け皿といったものが、
飽和状態になることが想像できます。

そしてより身近な方々をカバーできる体制が必要になると考えています。
その具体的な構想は前回の内容をご参照ください。
(https://note.com/matu2021/n/n845bea48880d)

個人のニーズと時代のニーズの違い

「個人のニーズ」とは個人が表出する意図を反映しているのに対して、
「時代のニーズ」とはそれにこたえる状況になった時点で既に遅いもの、

と解釈しています。

なので、
「個人のニーズ」に関して情報収集する際は、既ににその人が持っている情報の中からヒントを探す必要があると感じています。

また、「時代のニーズ」はこれから時代がどうなるのかを想定して、
準備するもの
というように感じています。
実際に時代が超高齢化になった時点でそれにこたえるのでは、
既に遅すぎるんですね。

そうなることが想定させるのであれば、
既に動き出さないといけない。

5Gになってから5Gサービスの料金プランを考え始めるのではかなり遅いですし、
5Gの研究が始まった時点で、それが実用化された社会を想定して考えている企業が選ばれていくんだろうなとは感じています。


まとめると、
個人のニーズと時代のニーズは時間軸で違っていると感じていて、
個人のニーズは過去軸(すでに持っているもの)、時代のニーズは未来軸(これから手に入れるもの)にキーや情報があると感じています。


とはいえまだまだ統計がとれていない部分もあるので、
見解がずれているかもしれませんが、
これから明確にしていきたいな~と思う話題の1つです。


今回は、「本当にニーズを把握できているか②~時代のニーズにこたえるとはどういうことか~」という内容でシェアさせていただきました。

今回はsumisumi1102さんから素敵な空の1枚をいただきました。日本とは地球の反対側。ずっと見ていられそう・・・。ありがとうございました。

それでは今回もご覧いただきありがとうございました。また次回もよろしくお願いします(^^♪

今日も素敵なことが起こりますように。

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