夢ガチャ

最近、なんとなく夢を見る回数が増えた気がする。少し生活習慣を変えたからだろうか。
早寝早起きを心掛けるようにしたり、食べ過ぎないようにしたり、日常に少しでも運動を加えるようにしたり。

夢はその内容にかかわらず、あまり良い印象はない。というのも、浅い眠りの時、つまりレム睡眠中に見るからだ。
しかし、少し調べてみると、夢は深い眠り(ノンレム睡眠)中でも見るらしい。

夢は「レム睡眠」のときに見るのウソ｜ナショジオ｜NIKKEI STYLE

夢の中にも、「起床後に記憶に残っているかどうか」という尺度で、濃い夢と淡い夢に分類できる。淡い夢とは、断片的で脈絡がないもので、ノンレム睡眠中に見るようだ。一方、記憶が鮮明でストーリー性もあるようなものを濃い夢としており、こちらはレム睡眠中に見る。

こう考えると、僕が最近見るものはとても曖昧で断片的なものが多い。出てきた人をなんとなく覚えている程度で、驚いて何か変化感覚になったことは覚えているが、その顔や視界はほとんど覚えていない。

したがって、最近夢を見るからと言ってちゃんと寝られていないとネガティブに受け取る必要もなさそうだ。それにしても、なぜ急に、今、全くを連絡を取っていない人との、とりとめのない夢を見るのだろうか。

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夢の内容から将来を占う「夢占い」というものがある。見た夢を分析して、その内容に意味を持たせ、本人の不安や期待などの隠れた感情を気づかせたり、行動の指針を提示したりするものだ。

僕は、占いには興味がない。根拠がなく、意思決定に役にたたないからだ。

でも、少し気になったので調べてみた。僕が見たのは、「異性の同級生と再会する夢」である。

この夢は、参照したサイトをそのまま引用すると、「今抱えている課題を克服するために、昔の友達との間で経験した感情を現在の人間関係にも当てはめようとしているようです」ということらしい。

脳みその中で、僕の様々な経験は、「感情」で分類されているようだ。

昔の友達との間で経験した感情とは、今感じているその人への感情なのか、昔の出来事の中で感じた感情なのか、どちらなのだろうか。おそらく前者なのだろう。

今の感情と似た感情を、過去に感じた経験をリストから探し出し、その経験を夢として見さしているのだろう。

でも、僕が覚えている断片的な映像は、おそらく過去に経験したことがない。感情を伝えるように、頭の中で勝手に加工されているのだろうか。

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と、色々考えてはみたが、深入りはしないほうがよさそうだ。意味のない出来事は、この世には確実に存在する、ということにしておこう。

ただ、日頃感じられないものを提供してくれる夢には感謝だ。
毎日面白い夢が見られれば、毎日noteもかけるのに。

いや、夢に頼るのはよくない。
もしかしたら、このような気持ちを暗示しているのか。