post-truth時代へ
小さい頃、大人の言うことはたいてい正しいと思っていた。親や学校の先生の言うことは正しくて、僕を正しいところに導いてくれるものとさえ思っていたかもしれない。
中学・高校と、様々な分野の知識が少しずつ蓄えられて、自分で考えられるようになったとき、大人はいつも正しいこというわけではないことに気が付く。大人であっても、人によって考え方が大きく違っていて、語る内容も違ってくる。僕は、「何を言うか」が重要だと気づいた。
「何を言うかが重要である」という命題は、たいていの場合正しい。実際