夜眠れるようになるために大切な考え方

寝たいのに眠れないと、つらいですよね。その状態が続くと、なおさらだと思います。今回は、眠れるようになるためにどのような考え方をすればよいかという話をしたいと思います。

世の中には、眠れるようになるために、いろいろな対策が存在します。お風呂にゆっくり浸かって体を温めたり、寝る前にスマホを見ないようにしたり、ヒーリング音楽を聞いたり、これらのような対策はとても有効だと思います。

しかし、これらの対策は根本的な解決策とはならないこともあり、効果を得られずに苦しむ人も少なくないはずです。特に、重度の不眠症の人には、焼石に水のような対策に思えてしまうかもしれませんね。私もかつてはそのうちの一人でしたが、考え方を変えていくうちに自然と眠れるようになりました。

夜眠れるようになるために一番大切なことは、眠ることを諦めることです。これは不眠症に限らず、願望実現をする上であらゆる物事に共通することですが、執着心を手放すことで、望む結果を得やすくなります。執着心がネガティブなイメージを増幅させているためです。あまりあがかないことが大切です。

眠ることを目標とするのではなく、目を閉じて休むことを目標とすると良いかもしれません。じっとしていられないのであれば、起き上がって気が済むまで寝室をうろうろしても良いと思います。その時に、呼吸を意識してみましょう。ゆっくり吐いて、吸ってを繰り返し行うことが大切です。深い呼吸を繰り返すことで、心と体が落ち着き、眠りやすい状態に持って行きやすくなります。

また、眠れない時にスマホやパソコンなどの電子機器で暇つぶしするよりは、自分の内面や五感に集中して、静かな時間を過ごすことをお勧めします。呼吸に意識を向けてみたり、自分の感情に焦点を当てながら、今という時間に没頭することを意識してみましょう。そうやって睡眠から意識を逸らすことで、やがて自然と眠りにつけるようになるはずです。