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魅力を再発見する旅へ

約4年近く勤めた会社を、2022年5月末退職しました。

退職に至った理由は、小さな理由がいくつもある。
一番大きな理由は、「誰にでもできる仕事」だったから。

自分にしかできないことをして、認められたい。
求めてもらいたい。

そんな気持ちが芽生えるたびに、「どうせできやしない」という臆病な気持ちが広がって、芽を摘んでしまう。もやもやが解消できず、時間だけが過ぎていきました。

そんななか、ふたりの女性が私を後押ししてくれました。

女優を目指してオーディションを受けるという、私が応援していた女子高生ちゃん。
出会ったときから「女優をめざしている」と言っていた彼女は、女優オーディションを勝ち進んでいた。

まきび公園の桜。私の大好きな場所


その強いまなざしと志に強く感銘を受けた。
「彼女も夢に向かってがんばってる。私もがんばらなきゃ」
苦手な上司におびえながら。でも、なんとか心を奮い立たせて、退職届を出した。
彼女の努力を知って、私も一歩、前に進めました。ありがとう。


そして、もうひとりの女性、妹尾真由子さん。

妹尾真由子さん

岡山県フィルムコミッション協議会の専任スタッフ・妹尾真由子さん。岡山県にロケを誘致する仕事に携わっている女性です。

映画を通してロケ地を見ることで、地元のひとには地元の魅力を再発見してもらう。県外ののかたには、地域の魅力を知ってもらいたい。


映画『とんび』のロケ地となった金光町・大谷地区



そしてほぼ右肩上がりで問い合わせ件数も実際にロケの誘致件数も増えているという実績を知り、驚きました。

『観光地ではない場所や町が作品をきっかけにひとが訪れ、地域の魅力につながる』


自分がやってみたいことはこういうことかもしれない。
妹尾さんの熱いお話を聞いて、ひさしぶりにとてもワクワクしました。

笠岡『シェアアトリエ 海の校舎』


魅力を再発見する。

スポットライトがあたってない部分を見つけて、知ってもらう。足を運んでもらう。
岡山っていいじゃん、って。

私がしたいことのひとつ。
知ってもらえるキッカケづくりをしたいなぁとあらためて思いました。

さて、退職して約3か月が経ち、自信をなくしてくよくよしていた気持ちも少し消え、本来の私らしさが戻ってきた。ような気がする。


6月から勤めている新しいお仕事も慣れてきた。
以前より、仕事をしながら他のこともできる余裕がある。残業なし。時間に追われることなく、自分の時間を持てるようになった。




ライター業も副業としてみたい。
でもライター業にこだわらなくてもいいのかもしれない。
私にしかできないこと、強みって何だろう?



さぁ何を始めよう?
旅は始まったばかり。

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