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睡眠と脳の不思議・記憶を長期的に保持するには?

睡眠中に脳の中では短期記憶から
長期記憶に定着させる事をお伝えしました。
短期記憶の状態は、PCで言うとメモリーに
蓄積されている状態です。
この状態から長期記憶であるハードディスクに
記憶を移して行くと忘れない記憶となるのです。
そうするには、どうすれば良いのか?
知りたくありませんか?

こんにちは、松幸です。
ブログを見て下さり、ありがとうございます!
日々の中で気付いたことを発信しています。

本日は、睡眠と脳の不思議・記憶を長期的に保持するには?
 についてです。

記憶には3段階のステップがある

私たち人間の脳は、PCと似た構造で
物事を記憶しています。
PCは、人間の構造を真似て作られている
訳ではないと思いますが、
効率的にデータを処理する事を考えて
PCを設計したら、人間の脳の構造に
似たものが出来たのでしょう。
言い換えると、人間の脳の構造は、
記憶に適した脳の構造をしていると
言えるでしょう。凄いですね~。

私たちの脳は、3つのステップで
記憶をしていると言えます。
Step1 記銘、Step2 保持、Step3 想起

Step 1: 記銘 (Encoding)
記銘は、脳に情報を取り込んで
記録するプロセスです。この段階では、
情報が感覚として受け取られ、
意味のある形に変換されます。

Step 2: 保持 (Storage)
保持は、記銘された情報を
長期間保存するプロセスです。
情報は短期記憶から長期記憶へと移行し、
そこで長期間にわたって保存されます。
情報を繰り返し復習することで、
保持が強化され、忘れにくくなります。

Step 3: 想起 (Retrieval)
想起は、保存された情報を
必要に応じて思い出すプロセスです。
学んだ内容を思い出すことがその一例です。
情報を適切に想起するためには、
関連する手がかりや文脈が重要です。

記憶を長期固定化するには?

記憶には、保持する期間によって
分類することが出来ます。
感覚記憶、短期記憶、長期記憶です。

脳は、重要ではない記憶に関しては、
ドンドン忘れていく性質を持っています。

逆に言うと、どのような記憶が
長期的に定着するのかというと、
それにはいくつかの決まりがあります。

大きく分けると、以下の3つにあたると
長期的に記憶を保持することが出来るのです。
①意味記憶、②エピソード記憶、③手続き記憶

①意味記憶とは、言葉の意味や年号など
 いわゆる「知識」としての記憶です。
②エピソード記憶とは、自分自身が
 経験した事が中心の記憶です。
③手続き記憶とは、体で覚えた記憶です。
 自転車の乗り方が分かりやすい例です。

記憶が「長期記憶」として保持できれば、
何十年たったとしても、直ぐに思い出す
ことが出来るのです。

感情を伴った記憶は忘れにくい

実は、記憶と密接に関係するのは、
私たちの「感情」も大きく影響します。

子供の頃に自転車に乗りたい一心で、
自転車に乗る練習をしましたよね。
自転車に乗りたい!とワクワクしながら
傷だらけになっても、練習をしました。
それは、本当に「乗りたい」と言う
素直な感情も伴っている記憶です。

逆に、震災の記憶はネガティブな記憶として
多くの人にとって長期記憶に保持されます。
それは、「辛い、悲しい」などの
大きな感情を伴っているから忘れないのです。

よって、記憶にとどめておきたい内容は、
感情と共に記憶するのがとても良いのです!!


大丈夫!
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このブログが皆さんにとっての気付きになり、
行動に向けた原動力と豊かな生活に向けて
少しでも貢献できると嬉しいです。

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