見出し画像

社長部長・忙しさからの脱却 #18 姿勢・仕事を任せるが責任はとる!

昨日まで、マネージメントサイクルの構築の
お話を中心に行ってきました。
本日から数回は、マネージメントサイクルを
上手に回すための社長部長としての
心構え・姿勢についてお話をします。

こんにちは、松幸です。
ブログを見て下さり、ありがとうございます!
日々の中で気付いたことを発信しています。

本日は、#16 姿勢・仕事を任せるが責任はとる!
 についてです。

部下を便利屋として使ってしまう・・・

忙しい社長部長が部下を使う時には、
自分の便利屋として仕事を与えがちです。

具体的に言うと、
・仕事の全体像を説明せず
・自分の欲しい情報だけを
・ピンポイントで要求する
・部下の育成や成長は考えていない
様な仕事の出し方をしてしまうのですね。
私も、長らくこのようなスタイルで
マネージメントをしていた時期があります。

この様な仕事の与え方をすると、
従業員は、社長部長の指示が無いと
全く動けなくなりますよね。。。

逆に、社長部長から言われたこと以外の
仕事を一生懸命やっていると、
突然来る社長部長の要求に応えられません。
社長部長の突然の要求に応えられるように
手を開けておいた方が、社長部長に喜ばれる
ことになりかねませんね。。。

このような仕事のやり方では
まさに小間使いの扱いですので、
メンバーのモチベーションは上がりませんし
人財も育ちませんよね。

これが社長部長の忙しさの原因の一つですね。

どの様に仕事をしてもらうのか?

では、どのように仕事をしてもらうのが良いのか?
仕事が出来る人であれば、
「この仕事は、お前に任せる!」と言う感覚で
仕事の全体を一つの塊として渡すのが理想です。

その仕事に求められる「結果」を出してもらう。
ただし、結果を出すまでの過程である、
仕事のやり方・進め方や誰とやるのかなどの
具体的な方法に関しては、ある程度一任する。

今まで話をしてきました、
「マネージメントサイクルの構築」を
そのまま実践してもらうのです!

その様に仕事を任せてもらうと、
任せられた本人がとてもヤル気になり、
自分で考え自発的に仕事に取組んでくれます。

仕事が一人ではまだ出来ない人であっても、
なるべく一人でコントロールできるところまで
仕事を細分化して、その範囲において
裁量を発揮しながら結果を出させるような
仕事の依頼が出来るとイイですね。

具体的には、マネージメントサイクルの中の
一つの役割を担ってもらう。それで良いのです!

仕事を任せるが責任はとる!

そして重要なのは、
「最終的な責任を社長部長が自ら取る」こと。
特に、失敗した時の責任ですね。

うまく行った時の手柄は部下に、
良くなかった時の責任は社長部長に。
となっていれば、部下の皆さんは、
失敗を恐れずに自分で考えて仕事に
立ち向かっていけます。

この様な環境で仕事が出来る人は幸せです。
私は、長年この様な環境で仕事をさせて頂きました。
そのお陰で、私のマネージメントスタイルである
「マネージメントサイクル」を確立できました。

どのような仕事でも、チャレンジする事は重要です。
しかし、責任まで取らなければならない環境では、
チャレンジする事に二の足を踏んでしまいます。
例え、チャレンジしたとしても、
力んでしまってうまく行きません。

中小企業の場合は特に、
優秀な社員が毎年入社するわけでもありません。
今いる社員にチャレンジをさせることによって
経験を積ませ、徐々に人財育成をして行くしか
会社を強くしていく方法はありません。

積極的にチャレンジをさせ、
失敗も経験してもらいながらも、
人財育成が出来るような環境が作れると、
その会社には、経験を積んだ優秀な人財が残ります。
そして、会社が自ずと存続されます!


大丈夫!
みんな、あなたのことを応援しています!
あなたは、一人じゃない!
勇気・強気・やる気・世の中元気!


このブログが、皆さんにとって小さな気付きになり、
皆さんの行動へ向けた原動力や豊かな生活に向けて
少しでも貢献できると嬉しいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

■お知らせ■

HPを開設しました。
ご興味がございましたら、覗いてみて下さい!

■SBT資格講座■

この講座では、大脳生理学と心理学を組合わせて
「常にプラス思考でいる為の方法」をお伝えします。
SBTの入門編にあたる3級資格講座を準備しています。
ご興味がある方は、ご連絡を戴けると嬉しいです。

■過去の記事■


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?