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ベテラン兵の澤圭さん(濱津隆之)に学ぶ、戦場で生き残るために必要な技とは?

【2024年7月13日追記】
最新作の「キングダム 大将軍の帰還」が公開されたからか、この記事のアクセスが多く。新作での濱津さんの活躍をまだ観ていないのですが、この記事はキングダム2の時の内容です。最新作でも活躍されているようで、近いうちに観に行きたいです。

というか、いつのまにやら4作目、3作目まだ観ていなかった。
1作目「キングダム」劇場公開日:2019年4月19日
2作目「キングダム2 遥かなる大地へ」劇場公開日:2022年7月15日
★このnoteは、2作目の内容です

3作目「キングダム 運命の炎」劇場公開日:2023年7月28日
4作目「キングダム 大将軍の帰還」劇場公開日:2024年7月12日
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キングダム2遥かなる大地へ」を観てきました。全編ほぼ戦闘場面のド迫力で、まさに息をもつかせぬ展開の中でドラマが続いていく。かなり面白かったです!!前作よりも好きです。134分という長さも感じさせなかった。

今作で主人公の信(山崎賢人)と一緒になって戦うのは、かなりの曲者メンバーばかり。信と同郷で初陣の尾兄弟(岡山天音、三浦貴大)、弱そうで誰も一緒に戦いたがらない澤圭(濱津隆之)、小柄で非力そうな羌かい(清野菜名)。そんな最弱を揃えたようなメンバーで伍(チーム)を結成する。


この人、真っ先に殺されるでしょうと思ったら!?

(C)原泰久/集英社 (C)2022 映画「キングダム」製作委員会

そんな隊の中、特に澤圭(濱津隆之)に注目した。彼は、決して目立った戦績を残している感じではない。戦場に似合わない、優し気な物腰は荒くれ者達の中にいて、ある意味異彩を放っている。年齢的にはおそらくもっと位が高い位置にいても良いと思うが、伍長の地位に収まっている(伍長=軍隊の階級の一つで、軍曹の下、兵長の上に位置する。 最下級の下士官である。

「伍長」はもともとは中国の末端の役職名であり、「伍長」の「伍」は文字の作りのとおり5人という意味で、古代の中国の軍隊が5人を最小単位として編成したことに由来する。

出典:Wikipedia

ただし、彼が伍長となっている隊は死ぬ人が出ないという。戦法はいたって
シンプル。生き延びること。敵に何と言われようとも、死なないように皆で力を合わせる。生きるためには、平気でプライドを捨てられる強さがあり、大きな手柄を立てようと思うのではなく、弱い者ならではの戦い方を熟知している。敵も油断する。見るからに弱そうだからだ。身体も大きい敵は、なめてかかる。けれども気が付いた時にはやられていることに気づくだろう。

澤圭(たくけい)は闘いのベテランで戦場のアドバイザー
=つまり生き残る術に長けている


 数多くの戦いの中、生き残って来た彼の豊富な知識と経験は戦場でとても頼りになる。そしてその優しい人柄は、無鉄砲で後先考えない信、初めての戦いで不安がいっぱいの尾兄弟、一匹狼の羌かいさえもまとめていく不思議な魅力を持つ。馬に乗って筋骨隆々のいかにも強そうな武将たちが並んでいたり、若さ溢れる主人公がいたりする中、全く方向性の違う彼がただの捨て駒にならずに、最後まで大活躍していた点がすごく印象的でした。

これまでは戦場で生き残るためには、誰よりも強くいることだと思っていたが、それだけでは死ぬまで狙われるだけで、彼のようなやり方もあるのだと発見できた。

 そんな澤圭を演じたのは、濱津隆之さん。「カメラを止めるな!」で一躍有名になり、数多くの出演で活躍していますね。これからも大注目の役者さんです。彼のキャラクターと澤圭がぴったりで、演じているのだけれどそのままなのでは?という雰囲気でした。キングダム2、実は濱津さんが出ていることを知り、鑑賞を決めました。結構出番が多くてカッコよかったなぁ
次回も出て欲しい。

『カメラを止めるな!』(C)ENBUゼミナール

カバー画像:公式Twitter画像より

映画版キングダムって今何作目?

1作目「キングダム」劇場公開日:2019年4月19日
2作目「キングダム2 遥かなる大地へ」劇場公開日:2022年7月15日
3作目「キングダム 運命の炎」劇場公開日:2023年7月28日
4作目「キングダム 大将軍の帰還」劇場公開日:2024年7月12日

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