リビングルームに集まって、珈琲を片手に音楽を

あなたの好きな音楽、私の好きなコーヒー。
みんなあつめて持ち寄って。ね、リビングで過ごそう？

「この曲いいね、なんて人の？」と、さっきまで熱心に本を読んでいたあなたが、聞く。

最近気に入って聴いているキーボーディストの名前を伝えて、少し冷めた珈琲を飲み干した。次はどの豆で淹れようかと考えながら、キッチンへ向かう。

じゃぁ、うんと、14時ごろにね、と。ゆるりと約束をして集まった日曜日の午後のことだ。私が外国から買ってきた数種類の珈琲を飲み比べて、遊びに来た男の子が持ってきてくれた美味しいチーズケーキを食べて。

そのまま何をするわけでもなく、私の住むシェアハウスの一室で、５人はごろごろとしながら、ときどき、いるのを思い出したように話をしてはまた、各々の本やパソコンやスマートフォンに、目を落とす。
陽が傾くのが早くなり、秋の始まりを実感させる。いつのまにかもう夕暮れ時だ。

ヴォリュームを絞り流している音楽は、ときに誰かの鼻歌のお供になり、肩をゆらしたり、楽しい気分にさせているようだ。どんな音楽聞くの？あ、それも好き、いいよね、なんて話も引き出す。

心がほぐれているのが自分でもよくわかる。友人たちと過ごす休日。コーヒーの香りと、やさしい音楽。

そんな心地の良いコンサートを、つくりたいと思いました。

音楽とコーヒーをマリアージュする、Mariageコンサートに続き、今度私がつくるコンサートは「Living Room Music」。

まるで家のリビングルームのような空間で、くつろぎながら楽しむコンサート。
クラリネット奏者のわたくし安藤綾花と、ギタリスト那須寛史さんが、好きな音楽を持ち寄って、おしゃべりをするようにセッションを。

シアトルのコーヒーショップで働くバリスタ、沢田真洋さんが淹れる美味しいコーヒーの香りが漂ってきたら、もう、ここは私たちとあなただけのリビング。

いつもはスピーカーから流れる音楽が生演奏に。ちょっぴり贅沢で、やさしい日曜日の午後を。

Living Room Music

2018年11月18日（日）15:00開場／15:30開演

会場：Shelter KUKO cafe & gallery
（東京都 渋谷区 元代々木町 33-12 SHELT'N 2F）

ミュージックチャージ：3.000円
コーヒー：カウンターにて別途注文

クラリネット：安藤綾花
ギター：那須寛史
ゲストバリスタ：沢田真洋

安藤綾花
「旅と音楽とコーヒーと。あなたのそばにクラリネットの音色を。」をコンセプトに演奏・創作活動をするクラリネット奏者。東京藝術大学卒業。
2018年夏アメリカはシアトルにてカフェコンサートを２公演開催。自身の所属するポップスエンターテインメントグループCLASHの台湾公演をオーガナイズ、2018年9月二夜に渡りライブを敢行。JICA東京国際協力サポーター（SDGs吹奏楽団所属）。戸塚高校音楽コース非常勤講師。
アメリカを中心に世界中のカフェをめぐるコーヒートラベラー。
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那須寛史（Studio Slow Slope）
東京都出身。ギタリスト、作曲、編曲家。
自身のリーダーバンド”プログレッシブ室内楽団”『QooSue(くーすー)』での活動の他、歌物、インストゥルメンタルに関わらず他アーティストの演奏サポート、芝居やダンス公演への楽曲提供、生演奏での劇伴等、多方面にて活動中。
ループマシンを用いた即興ソロ演奏では、ギターの物と思わせない色鮮やかな音色と世界観で定評を得ている。
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沢田真洋
将来地元湘南にカフェを開く為、世界中からカフェとコーヒーの街として注目されるシアトルに留学中。今年3月よりBellden Cafeでバリスタとして活躍中。
好きな色は紺、好きな食べ物はタコ、好きな飲み物はギネスビール。
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お席のご用意は少数限定なのでお早めにどうぞ！

お問い合わせ：matsuricoffee@gmail.com