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第1回ゲスト「生と死に囚われた画家」笹山直規さん

 1981年生、滋賀県在住の笹山さんは画家、キュレーターとして活動されています。交通事故をテーマにしたシリーズ、インターネット上に氾濫する死体写真を元に描くシリーズ、死に対する恐怖や願望などを己をモデルに描く自画像のシリーズ、アメリカの刑務所で処刑直前に死刑囚がオーダーした食事のシリーズなど、「生と死」をテーマにした作品を2004年から制作し続けています。

 タブーとされる「死」をいかに美しく描くかを追求されていて、作品からは静かに自分と見つめあいたくなるような厳かな雰囲気が漂っていました。センセーショナルな怖さを感じそうでドキドキしていたのですが、日常に当たり前にある死の風景を絵画として作り上げていらっしゃいます。

 世界的に見ても笹山さんのように「死体」だけを描いている画家はいないみたいです!最新号の雑誌「Artcollectors」では「未来の巨匠になるのでは?」という批評記事が掲載されています。
 ハリーポッター好きとしては名前を口に出すこともはばかれる「例のあの人」ヴォルデモート卿を思い出したのでした。
 第1回からとても刺激的なインタビューとなり、「アートとは何か?」という根源的なテーマについて思いをはせることができました!
 「死」と関わると怖いことが起きる、「死」を絵にするのはタブーではないか。アートは地球に残された最後の自由な砦だと信じつつも、私には色んな思い込みがまだまだあるみたいです。もっと常識に縛られず、YouTubeを通してアートの可能性を追求してゆきたいです。

笹山さん、ありがとうございました✨

パンドラのドアが開いた気分です、、、

 心の中を自由にして、布団も宇宙であることを感じながら、笹山さんの作品からインスパイアされたオリジナルの詩を制作しました!
ぜひご覧ください💕

【対談動画】

笹山直規 個展「YOU & ME WILL DIE SOMEDAY」

会場:ルンパルンパ
会期:2022年4月1日(金)~4月30日(土)
時間:11:00-19:00
定休日:水曜日·木曜日
住所:石川県野々市市本町1-29-1スマイリー1F 電話:076-287-5668


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