アフガニンスタン情勢と自衛隊の派遣について思う事
【5分で読める記事〜約4500文字】
こんにちは
雑誌のようなnoteを目指してます。
今回は国防に関わるテーマですが、「国防のすすめ」シリーズではなく、個別の記事として取り上げたいと思います。
現在進行形の軍事作戦なので、SNS上でも様々な意見が並んでいるので、私個人の思う所を書きたいと思います。
個人の見解であり、ポンコツ主婦の感じることです。
これを読んで家族や周りの人との話のテーマにして貰えると嬉しいです。
アフガニスタン情勢〜大まかなまとめ
まず先に、自衛隊が任務へ向かったアフガニンスタンの情勢について、大まかにまとめてみます。
・アフガニスタンからの早急な撤退は危険である旨のスピーチを、米国のトランプ前大統領が、数年前にしていた
・撤退の順序は、
1、民間人のアフガニスタン国外への退去
2、大使館閉鎖、米国政府関係者の国外への退去
3、アフガニスタン国内の米軍施設、軍事車両などの爆破処理
(テロリストへの武器の流出を防ぐ為)
4、米軍撤退
この軍事作戦は、前トランプ大統領の元で作成されていた
・米国のバイデン現大統領は、上記の撤退作戦を無視して、最初に米軍を撤退させた
これにより、米国民間人が政府や軍の庇護を失い、アフガニスタンに取り残されている
また、型落ちとはいえ米軍の軍事車両や武器が、テロリストの手に渡ってしまった
・今回の失態には米国民の怒りが爆発している
・トランプ前大統領は、取り残された米国人の無事を祈ると共に、難しい軍事作戦を決行することになった米軍兵士たちへ心を寄せる内容の声明を発表
・バイデン現大統領は、トランプ前大統領の過去の施策の責任を追求する内容の声明を発表(今それを言う必要があるのか謎)
米国の対応をみて思う事
・米軍の早急な撤退が招いた悲劇であるが、トランプ前大統領の作戦を引き継いでいれば、このような混乱は発生しなかったと予測される
・バイデン現大統領のやった事は、一国のトップとして失望に値する失策
・国のトップに、相応しく無い人を選択した結果、産まれた悲劇、惨劇
・国のトップを選ぶという事の重要性
・他国の治安を守る為に、米国の若者の命が犠牲になるのは憤りを感じる
つまり、日米安保に関しても、日本を守る為に、米軍兵士の命が犠牲になることがあってはならない。という感情に繋がる。
日本は米国の核の傘下に甘えることなく、独立した防衛システムを早急に強化する必要がある。
アフガニスタンについて思う事
私は地理も歴史も弱く、世界史も理解してないので、ヨーロッパや中東の歴史も全然知りません。
ただ、イギリスが、あらゆる国や民族の対立を煽り、憎悪を植え付ける事で、戦争屋としてお金儲けをしている。という認識でいます。
歴史の流れは詳しくは知りませんが、対立を煽られて泥沼の混乱に陥っている。そういう状態であり、アフガニスタンが国としての機能を有しているのか疑問。周辺国からの度重なる侵略、民族間紛争、宗教的対立。
米国が世界の警察として介入し駐留していたとして、米軍が撤退した途端に、タリバンなどのテロリストに即座に制圧を許す。
この動きを、私は不自然に感じました。
なぜ、そんなに簡単にテロリストの制圧を許す?アフガニスタンの大人は、国を守る為に誰も立ち向かって戦わないのか?アフガニスタンには正規軍は存在しないのか?
現地の事情は分かりません。政治的な問題なのか、宗教的な問題なのか、なぜ自分たちの国を守る為に、誰も戦わないのか。戦っていても、圧倒的な戦力差があって潰されているのか。
どちらにしても、米軍機にしがみつく現地人や集まっていた群衆が、ほぼ大人の男性だった事に、違和感を感じた日本人は少なく無いと思います。
我先にと逃げようとする大人の男性の姿。
女子や子供、老人は何処へいった?
弱い者を守る為に、最後まで残って戦うのが男の務めではないのか?
(男性差別と思われた方、すみません。私は頭の古い昭和の人間です。)
アフガニスタンで懸命に戦う人も沢山いると思います。犠牲になっている人も既に多く存在していると思います。
安全な日本で暮らす私が考えるよりも、ずっと過酷な現実があると思います。アフガニスタンの人々を批難する意図はありません。不快に思われる人がいたら、申し訳ありません。
あくまでも背景に、歴史や民族性、価値観の違いがあるという認識です。
日本の強靭な倫理観
もしも、日本で同じ状況になっても、大半の日本男児は、自分達の身の安全は顧みずに「せめて女子供老人だけでも一緒に逃がしてくれ」と、言うでしょう。
実際に、大東亜戦争終結時の混乱でソ連軍が北海道に攻めて来たときも、当時の日本人たちは、ソ連軍に見つからないように女子供老人を急いで先に避難させて、その場で軍の指示を待たずに、ソ連軍と対峙して戦いました。
彼らが命を張って、そこで踏ん張ってくれたからこそ、被害が少なく済んだのです。
北海道に当時の陸軍最強と言われた第7師団(北鎮部隊)が居たことも関係しているかもしれませんが、日本男児は太古の昔から、戦場において逃げないで戦う民族であったことは間違いありません。
テロリストの台頭を許すな
この倫理観の違いが、テロリストの台頭を許している。私はそう感じます。
テロリストだって、明らかに自分より強い相手には無謀な戦いは挑みません。戦う意思のない弱い民間人=自分達が確実に勝てる相手、を狙って攻撃をしている訳です。
つまり、戦いを放棄する平和ボケのお花畑が、テロリストにとって恰好の餌食なのは明白です。(アフガニスタン人のことではなく、日本人の中のお花畑を差しています)
日本も対岸の火事とは思わない事です。
ある日突然、米軍が日本から撤退した時の為に、備えるべきです。
米軍の庇護がなくなれば、中国ロシアが嬉々として日本を取りに来ます。
自衛隊を取り巻く環境
私は日本男児の魂と、自衛隊を信頼しています。それでも彼らを取り巻く環境は厳しいものがあります。堂々と戦えるように、自衛隊の足枷となっている憲法を一刻も早く改正して欲しいです。
今のままでは、戦争捕虜としての条件を満たせないので、現地でゲリラとして処刑されても文句も言えない立場です。正規軍として認めることが、自衛隊の地位と命を守ります。
ゲリラ=民間人を装った武装組織は、戦時国際法でも裁判なしで即処刑されることが認められています。
日本国内に希望の光が差し始めた
今、自民党総裁選が始まろうとしています。
高市早苗議員が立候補を表明しました。
彼女は自衛隊を正式な国防軍にする為に、憲法改正を目指しています。
私は彼女を応援します。
日本初の女性総理大臣の誕生になるかもしれません。
正式な国防軍の創設を願います。
ちなみに、日本は世界で唯一の皇帝(天皇陛下)がおわす国です。
つまり、世界で唯一の帝国。日本の正式名称は、日本帝国。
なので、帝国軍とすれば、帝国軍=日本なので、固有名詞で使えます。
イギリスが王立軍を固有名詞としているのと同じです。
なので、日本の自衛隊を、帝国軍と改名し、
帝国陸軍、Imperial army、インペリアル アーミー
帝国海軍、Imperial navy、インペリアル ネービー
帝国空軍、Imperial air force、インペリアル エアフォース
という、超絶カッコいい名称に改正して欲しいと思っています。
軍事作戦と情報公開
今回の自衛隊のアフガニスタン派遣は、紛争地帯への任務ということで、非常に危険な作戦です。
自衛隊の現地の情報が公開されないことに、疑問を持っている人の発言も多く見られます。
1人しか救出していないことに疑問を呈すなど、心ない発言をする議員も存在して、ネットで炎上してます。
私は、国防を知らないという事が、こんなにも愚かな人々を生むのか。と愕然としました。
多くの国民は、そんな事、説明しなくても理解していると思います。
軍事作戦中の情報を公開するということは、敵国や敵側への情報開示と同じ意味なので、敵へヒントを与える行為に当たります。
現在進行形の軍事作戦の情報を、そう易々と開示して良い訳がありません。
国防における、重要な国家機密事項です。
1人輸送した。という情報が入っただけでも、今のタイミングでは充分です。
情報開示などは、全ての作戦が終了して、無事に撤退した後、自衛隊と民間人の安全が確実に確保されてからで良いのです。
それよりも、現地で行動する自衛隊や邦人の安全を最優先して、今回の難しい軍事作戦を速やかに完了して欲しい。
たった1人と言うけれど、それがどれだけ緊迫した状況だったのか、逆にとても恐ろしく感じます。あれ程、練度の高い自衛隊が、ですよ?
助けを求める邦人を、助けられなくて一番心苦しい思いをしているのは、現地で任務を遂行している自衛隊員の人達でしょう。
この日の為に、日々の大変キツい訓練を続けて鍛錬して来ているのです。
私たち民間人にできることは、自衛隊を信じて、邦人救出の軍事作戦が、無事に終わって、全員生きて帰国できることを祈るだけです。
ここから学ぶこと
残念ながら、米軍では既に犠牲者が多数出てしまいました。
死亡した13名中2名は女性兵士だったそうです。
性別に関わらず、米国の若者たちが犠牲になったことが、とても悲しくて、彼らの写真を見た時に、胸が痛み、涙が溢れました。
中にはまだ20歳の青年もいました。
本当に悲しいです。
軍人とはいえ、兵士である前に、みんな1人の人間であり、家族も仲間も居る普通の人です。
まだ始まったばかりの、アフガニスタン情勢ですが、既に混迷を極めています。どう収束するのか見当も付きません。
それでも、ただ悲しんでいるだけでは、虚しいだけです。
私たち日本人は、このアフガニスタン情勢を知ることで、国防に関しての問題点や課題を見抜き、自分たちの国の国防について学べることを、しっかり見い出して、未来の平和へと繋げていくことが大切なんだと思います。
最後に
国のトップを選ぶことの重要性が、今回のアフガニンスタン情勢と米国の選挙の失敗を通じて、明らかになりました。
そのタイミングで、日本の次期首相の選択と直結する、自民党総裁選が行われようとしてます。
誰を選ぶのでしょうか。日本全国の自民党員の皆様。国防の観点からも、国民の希望からも、誰が相応しいのかは、一目瞭然です。
次の総選挙で戦えるのは、一体誰でしょう?
日本初の女性総理のインパクトは強烈です。
日本から変わる。世界が変わる。それぐらいのインパクトになる。
歴史の転換点になろうとしています。
私は、高市早苗議員が日本の首相になって、彼女の掲げる政策を実行に移せば、あっという間に、日本の景気は回復に向かい、経済的にも世界1位に返り咲くのも時間の問題だと思います。
しかも、経済の問題だけでなく、労働環境の改善や、歪んだ教育制度の是正、日本伝統の精神世界を取り戻すことも繋がり、国民の幸福度が爆上げすると思っています。
暗黒の時代に希望の光が差した。そんな気がしています。
今は何よりも、自衛隊と邦人の皆様が、無事に帰国する事を願います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
おしまい