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鶴城松之介を紹介して頂き感謝です

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【鶴城松之介を紹介】して頂きありがとうございます❗😆 紹介して頂いた記事を集めたマガジンです🌕 取り上げて頂けるのは、とても嬉しいです❗😆 これからも宜しくお願い致します😁
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#松之介コラボ企画

鶴城松之介を紹介・掲載して頂きありがとうございます!記事を勝手に集めています。

鶴城松之介を紹介、掲載して頂きありがとうございます。 通知が来るたびに喜んでます! このマガジンに 鶴城松之介を紹介して頂いたり、記事を掲載して頂いたnoteをマガジン内に集めています。 通知が来る以外にもたまにエゴサをして、タグ、記事やつぶやき内に名前を出して頂いてる記事を探し出しています。 見落としもあるかもしれませんが…。 企画に参加して頂いた記事もこのマガジンに集めています。 もっと紹介して頂けるように僕も頑張って楽しそうなことを考えていきますね。 それで

【企画参加】ショボい能力のカササヒーロー【イラスト】

【挨拶】どうもこんにちは!二ノ宮旬です! 結構前の記事だったんですが、こちらの記事↓ 千都子さんの美味しそうな料理💛 料理の記事を見てると何だか食べたくなっちゃいますよね💛 千都子さんの他の美味しそうな料理はこちらも! 千都子さんはかわちゃんのユーザーランキングで料理部門で2位、育児部門でも2位をとっています!↓ ちなみに僕はマンガ部門で9位でした✨ かわちゃんいつもありがとうございます!😊 さてさて本題にいかせていただきます(笑) 今回は松之介企画に参加さ

エアコンが壊れたら怖い話をしたらいいじゃない?  第564話・8.9

「え、マジなの?」松(まつ)は声を荒げた。この日は最高気温を更新する勢いの暑さ。すでに35度を超えているが、恐らくは37度以上39度くらいまで上がりそうなのだ。にもかかわらず、突然おかしなモーター音がしたかと思うと突然エアコンが停止。スイッチを何度も襲うが、コンセントを抜いて1・2分待って差し込んでも反応がない。 「とにかく電話しなきゃ」メーカーに問い合わせる。このエアコンは大手家電メーカーで購入した。そのため5年保証を付けていたことが幸いし、今年4年目のエアコンの修理費用は

ショートショート「4階」/おせっかいな寓話

マンションも築40年を越えれば、そこかしこに古さが目立ち始めるものだ。開けるたびに軋むガラス扉。ところどころ欠けたタイル。薄ぼんやりと暗い蛍光灯。当然ながら、電子錠や監視カメラなどの防犯設備はない。その概念自体がないというべきだろうか。 22時を回っての帰宅はそれだけでも十分憂鬱だが、帰ってくる先がこのオンボロマンションだということが、さらにブルーさを色濃くする。料理番組では「追いガツオ」などという技法を聞いたことがあるが、憂鬱さを追加する「追いブルー」なんて言葉はあったろ

【怪談】 『禁煙』

 「だからここは禁煙だって言っているじゃない」  僕はその薄暗い通りで、夕子という女にそう指摘された。  「ほら、そう書いてある」  「平成の遺物じゃねえのか」  そういいながら僕は、吸殻を放り、足で踏みつけた。  「ああー、ああー。そういうことするんだ。見損なっちゃうなー」  「なに言っちゃってんの。お前なんかに見損なわれたところで、こっちは少しも痛まないね」  僕はそう言って見せた。  「ドートク的とかそういう問題じゃなくて、美観の問題」  「ビカン?」

【詩】一億年後の海洋生物

(鶴城松之介様の上記企画をお見かけして、作ってから締め切り後であることに気付いたというていたらく。ランナーアウト…ッ! テーマは「海洋生物」。ビーチに海洋生物が襲来……してますね、してます。) *********************************************** 一億年後の海洋生物幾度目かの灼熱の時代が過ぎ去り ついでに酷く凍える時代が もひとつ明ける頃ともなれば 海原の上を、東京ドームの屋根ほどもある 大きな蝶が舞うだろう 撥水性の鱗粉のたっぷ

「クジラはなぜ、陸にむかうのか」(後)/連作短編「お探し物は、レジリエンスですか?」

<松之介さんコラボ企画> 翌日の北都新聞の社会面。 大滝カメラマンが撮影したクジラの写真がでかでかと載り、発見から三頭が息絶えるまでの経緯が記された。有識者の見解として水族館職員が、海流と海水温上昇の影響についてコメント。そしてその下にこんな小見出しがあった。 『クジラ迷走の原因は軍用ソナーか』 記事は海外での数百頭に及ぶクジラ座礁被害と軍用ソナーを巡るアメリカでの判例について触れ、最後に元海上自衛隊の軍事評論家が「日本での実例は確認されていないが、軍用ソナーはクジラ

「クジラはなぜ、陸にむかうのか」(中)/連作短編「お探し物は、レジリエンスですか?」

<松之介さんコラボ企画> 「陸の生き物になろうとしてるんじゃないっすか」 カメラマンの大滝は、高身長の体を折り曲げるようにして運転席におさまっている。助手席の有村としては、学生時代はバスケットをやっていたという彼の窮屈そうな姿が不安でたまらないのだが、本人は苦にはしていないようだ。 「『進化論』ってあるじゃないスか。クジラたちにとっては海が住みにくくなったんで、いっそのこと陸に適応しよう、みたいなことなんじゃないっすかね」 「B級ホラーとしては面白いね」 「いやいや

【リレー小説企画 2/4】酒飲みアイドルとプロデューサー

  本日は「リレー小説」に参加してみることにしました。もちろん話の中ではいつものところ、つまり「河内長野が登場」します。さてこちらヘイテイさんの話の続き、それでは行きましょう。  事務所に電話がかかってきた。俺が取ると、あらかじめ準備してていた一計の相手だ。 「はい、あ、わかりました。ではよろしくお願いします」  俺は電話を切ると、目の前のアイドルにこう告げた。 「あ、仕事入ったよ。明後日ね。場所はえっと長野だって」 「明後日に長野、信州か。じゃあ今から飲みに行きましょう」

ビーチに海洋生物が

ビーチに海洋生物が襲来したぞ!! 誰かが叫んだ どんなどんな みんなわさわさ見に行く 物見遊山 怖いもの見たさ 私は行く気はなかったけど、ダチが行こう行こう言うのでつい 父さん母さんが生きてたら こんな軽はずみなことはしなかっただろう でも二人とも陸に打ち上げられて逝った 体が大きかったから、方向転換は苦手だった 浅いと全身を湿らすことさえ難しい・・・ 今のあたしのように!! 浜に打ち上げられた格好のあたし ああ! 海洋生物がこっちに来る 得物

「クジラはなぜ、陸に向かうのか」(前)/連作短編「お探し物は、レジリエンスですか?」

<松之介さんコラボ企画> 「あー、いたいた!こりゃまた大変だ。いち、にの、さんびき。いや、三頭っていうんですかね。じゃあ俺、写真撮りますんで行きますね!」 カメラマンの大滝は有村に向かってそういうと、カメラバッグを背負いなおして海岸に向かって走り始めた。向かう先には砂浜に巨体をさらす三頭のクジラ。そのうちの一頭を数台の重機が取り囲み、海に戻すためにロープをかけまわそうとしている。その外側を取り囲んでいるのは見たところ、漁業関係者のようだ。 「ざっと撮り終えたら、連絡くれ

ショートショート 南北会談

空にはオーロラがうねっておりました。 歴史的会合に相応しい夜だと、光を見上げながら陛下はお思いになりました。 胸に手をあて、目を閉じて、少し深呼吸をなさいました。 この、掛け替えのない平和な夜を、束の間に終わらせぬよう、誠心誠意、努力いたします。 そう、偉大なるお父上にお誓いになりました。 よちよちと、短いおみ足を精一杯の速さで進め、流氷の割れ目へとお急ぎになりました。そこが今夜の会談の開催場所なのでございました。まどろっこしくなった陛下は勢いよく氷にお飛び込みになりま

ビーチに海洋生物が襲来したぞ! 第537話・7.13

「おう、いい天気。梅雨は明けたようだな」  竜也は目の前に広がる海を見てほほ笑んだ。彼は海辺に来ていた。彼はとにかく海が好きで、年中海に行っているといっても過言ではない。春と秋はサーファーとなって波と戦う。冬になれば船で海の沖合にまで漕ぎ出すと、魚を狙うフィッシング。そして夏は海水浴で存分に泳ぐ。シュノーケリングを楽しむこともある。ただ彼の欠点はただひとつ。相手、つまりパートナーがいないこと。友達と来ることもあるが、主にひとりで海と遊ぶ。今日もひとりでビーチに来た。  この

掌編小説「順路・水族館」(500字)

『おーい、こっちに来てみろ』 にいちゃんがぼくを呼ぶ。 『ほら、あんな生き物、見たことないだろ?』 「すげー、でっかい」 小さなぼくの何倍くらいあるんだろうか。見たこともない大きな生き物が、分厚いガラスの向こう、正面からぼくを見ている。 見渡してみると、その他にも色んな生き物がいる。 あそこにいるのは全身真っ赤だ。うーんシュミがわるい。 向こうにはピッタリくっついてるのもいるぞ、カップルなのかな。 「ねえ、にいちゃん」 『なんだ?』 「この生き物、みんな同