かわいいが届く、ずっと無料のお花便「FLOWER」が素敵と思った理由を考える
こんにちは。matsumotoo(@matsumotoo988)です。
好みのお花を隔週で届けてくれるサービス「FLOWER」が素敵と思ったので、なぜそう思ったのか?気になって調べてみたので、まとめていこうと思います。
運営会社について
クックパッド子会社であるROLLCAKE株式会社がサービス運営しています。
企業理念については、Webサイトに説明があったので、一部抜粋です。
上記の企業理念に基づいて、以下のサービスも企画/運営しており、とても面白そうな会社と感じました。
※以前PEAKSで本を購入したことがあるのですが、技術書のクラウドファンディングというとても面白いサービスでした。
お花の定期便「FLOWER」とは?
FLOWERは2019年2月にリリースされた、隔週で自宅にかわいいお花が届くサブスクリプションサービスです。詳細は、こちらの記事にわかりやすくまとめられていたので、ご紹介します。
ユーザー数などのデータは公表されていないようでしたが、複数のWebメディアでも取り上げられており、好評のようです。
ちなみにnote公式アカウントもあり、サービスの開発/改善している様子もレポートしてくれています。
ビジネスモデル
基本的には、月額課金モデルで月々支払っていくモデルになりますが、オプションの花器などをオーダーした場合は追加で費用が発生する仕組みです。
料金はかなりリーズナブルなので、現状だと原価比率が高いと推測でき、必要な利益を出すにはユーザーをかなり多く獲得していく必要がありそうです。ただ商品購入コストは低コストなため、企業側の新規ユーザー獲得のハードルは同様サービスより低く抑えられる可能性が高いと思われます。
マーケットサイズ
サブスクリプションの花きの市場規模調査は見つかりませんでしたが、参考となるものがあったので、ご紹介します。
農林水産省の「花きの現状について」によると、2016年度の国内消費で1.1兆円の市場規模があり、個人消費だけでも8,220億円あるようです。個人消費額=サブスクリプションの花き市場ではありませんが、それなりの規模は見込めそうです。(※こちらの記事によると、国内Iaas/Paas市場は2022年度に1兆円を超える見込み)
ちなみに花のサブスクリプションサービス「Bloomee LIFE」の利用者数資料があったのですが、2017年9月からの1年間で会員数が3倍になっており、ニーズは存在していると思われます。
3C分析
FLOWERは対競合と比べて、注文→配送までユーザー負荷や残念体験を極力減らしているようでした。また花を届けるだけでなく、満足度アップ(花の選択)であったり、配送やBOX開封時などユーザーとの接点を丁寧に設計/実施しており、驚きや喜びも提供していると思われます(競合優位性)
まとめ:観察して感じたこと
今回は『好みのお花を隔週で届けてくれるサービス「FLOWER」が素敵と思ったのか?』を深掘りしたくて調べてみました。結論としては、こちらの記事に書いてあるように『必ずかわいい状態で飾れること(サービス価値)』にこだわって、それを届ける仕組みを作ったからだと思います。
ただ上記もありつつ、個人的にはサービスが以下のようなものだったから素敵と感じた気もしました。
これは、サービス企画や設計の方向性を考える時に必要なものだと思っていて、そのサービスの指針に繋がっているのではないかな?と思います。
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お読みいただき、ありがとうございました。最近は「サービスの価値って、そもそもなんだっけ?」みたいなものが気になっていたので、素敵と思ったサービスについて色々調べてみました(素敵と感じる理由は人によって違うので、上記はあくまで個人的な感想です)
自分なりに考えをまとめてみましたが、もし何かの参考になりましたら、幸いです!今後も記事を更新していきますので、よかったらフォローいただけるとうれしいです。
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