見出し画像

伊参スタジオ映画祭の岡安実行委員長を招いて、まちづくりについて考える

まちづくりの集まりでした

昨日は地元のまちづくりの集まりでした。

今まではオフラインで集まっていて
今回もオフラインの予定ではいましたが、
オミクロン株の感染拡大もあってオンラインに変更。

これが昔だったら
オフラインという選択しかなく、
延期や中止かなかったでしょうけど、
オンラインの開催ができる今のご時世だったら、
日時を変更せずとも
イベントが開催できるのはいいことですよね。

伊参スタジオ映画祭の実行委員長をお招きして

今回の集まりでは、
群馬県中之条町の伊参スタジオ映画祭の
岡安実行委員長をゲストスピーカーとして
お招きしての会となりました。

伊参スタジオというのは、
中之条町の旧町立第四中学校として
使用されていた木造校舎になります。

かつて役所広司さん主演で「眠る男」という作品が
撮影されたのですが、
そのときの撮影拠点として使用され、
その後、伊参スタジオと名付けられました。

その伊参スタジオで
毎年開催されている映画祭が
伊参スタジオ映画祭になります。

その他にも、群馬県では有名な
高崎映画祭などもあり、
映画をはじめとする映像作品の支援には
県を挙げて取り組んでいます。

中之条町のまちづくりの歩み

中之条町は、伊参スタジオ映画祭の他にも、
中之条ビエンナーレといわれる芸術祭など
県外からも来場者が訪れるイベントを
長年に渡って継続・開催してきました。

2019年の中之条ビエンナーレに関しては、
来場者累計39万人とのことで、
約40万人が訪れる
一大イベントとなりました。

岡安さんは中之条ビエンナーレの
プロジェクトにも携わっており、
長年、中之条町の一大イベントに
関わってきた人の実体験からの話は
とても参考になることばかりでした。

まちづくりは長い目が必要

その中でも、私が一番感じたこととしては、
まちづくりには長い時間を要するということ。

今でこそ中之条町は、
中之条ビエンナーレがキッカケで
中之条町に移り住んだ作家さんなどが
新しい活動を始めたりして、
小さいコミュニティが複数発生しています。

そうなったのも長年の積み重ねによって、
中之条町の中に新しいものを受け入れる
度量ができたからなのではないかと感じました。

中之条町外の人間としては、
中之条ビエンナーレから
今の流れになったんじゃないか
なんて思いがちですが、
岡安さんの持論としては「眠る男」から
始まっているとの見方でした。

そういう過去からの
ひとつひとつの出来事が
積み重なって
今につながっているのでしょうね。

どうせ時間がかかるなら今やろうよ!

私の地元町もやっと町民たちが
主体となって動きはじめたばかりで
具体的なアクションはまだまだこれからです。

だけど、今までこういう
まちづくりの取り組みを行政だけに任せて
住んでいる自分たちが
なにもしてこなかったことを考えると
大きな一歩です。

ここから長い時間はかかると思います。

だけど、どこかで誰かが
種を蒔いて始めなければ、
いつまで経っても芽が出ません。

であるならば、
今始めればいいんじゃないかと思います。

根気よくどっしり構えて、
長い目で見て励んでいきましょう。

楽しむ心を忘れずにね!

よろしければサポートお願いいたします!