見出し画像

私の株式選別方法ー日本衰退論の誤りについて

2023年が始まりましたね。
ネットやYoutubeでは、2023年の予想が数多く紹介されていますが、
多くの論調は、日本は一人当たりGDPがOECD諸国内でも下位になり、生産性を上げないといけないだとか、人口を増やすために移民を受け入れるべきだとかの意見が数多く見られます。
例えば、
下記は、OECD加盟国の2020年 購買力平価ベースの平均賃金です。

平均賃金の比較 2020年

一人当たりGDPでは、以下のようなものになります。

一人当たりGDP 2019年

ちなみに、1997年の一人当たりGDPは以下になります。


一人当たりGDP1997年

いやあ見事に低下していますね。。
これを見るといかにも、日本終わってる となりますよね。。
でも、以下の資料を見て下さい。

以下は、世界の富裕層の金融資産を比べたものです。

HNWIとは、富裕層HNWIとも表記され、保有資産額は100万ドルあるいは1億円以上)となります。WIKIより

世界の富裕層の金融資産人口

なんと日本は世界2位で、3位のドイツより2倍以上の人数になりますね。
まあ、人口がドイツの8300万人に対し、12000万人いるので、割り引かないといけませんが。。

ここからは私見ですが、賃金や一人当たりGDPが上位の国は、金融と産油国、資源国ですね。
日本は、そのどれもがなく、製造業と内需の国になります。
そのため、生産性が低いということなのだと思います。

でも金融資産をもっており、富裕層は世界2位の人数なので、
豊かな国だと言えます。

よって、お金をため込んでいるだけで有効活用がなされていないので、
見かけ上、貧しく見える
ということだと思います。

例えば、タワマンに住んでいる人が、うらやましく見えると思いますが、ローンで買った人なら、プラマイゼロですね。
それに対し、古い家に住んで、たんす預金をしている人は、貧乏とまでは言わないですが、お金持ちには見えないですよね。
つまりそうゆうことなのだと思います。。

日本はこれから、xEV、半導体、環境技術で、世界をリードして欲しいと思い、その方面に 2023年は投資をしていこうと、思っています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?