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【私への手紙】オトコとオンナのおとぎ話 #8

…つづき

『幸せを感じること』と
『幸せに生きること』は
必ずしも同じではないように
幸せの基準値は人それぞれ違う。

恋愛においての幸せグラフも違う。
右肩上がりだったり、下がったり、
いつも安定しているとは限らない。

人を好きになる理由なんてなくてもいい。
恋愛をするのに年齢も学歴も関係ない。
時間も回数も関係ない。

誰でも自由にしていいんだから
しないより、したほうがいいよね!?

そう思いつつも…
もう、恋愛で失敗はしたくない。
『失敗は成功のもと』なんて言うけど
二度と傷つきたくないから失敗したくない。

また誰かを好きになって
同じことを繰り返さないように、と思っても…
頭のどこかで『もしも…』という不安がよぎる。

恋に恋して自分を見失ったり
友達以上の感情が芽生えたり
好きになってはいけない人を好きになったり
甘い言葉を本気にしてしまったり
「あの人を好きになったのは失敗だ。」
と思うことを経験してきた。

けど…
「あの人を好きになって良かった。」
と思えることもあった。

あ、もしかしたら…
これが『失敗は成功のもと』ってこと!?

大好きなおもちゃを取り上げられて
泣きわめいている子どもみたいに
私は、相手に愛情を与えてもらえなくなると
寂しくてたまらない気持ちになる。
けど…
それは、相手に依存したり
期待しすぎているだけなのかもしれない!?

「ロマンスの神様なんて、いやしない。
いたとしても私には微笑んでくれない。」
そう思っていたけど…
成功のもとへとつながる恋愛を経験するには
人を好きになったそんな自分のことを、
そんな自分自身のことを好きになることが大切なのかな!?

そうだ、きっとそうだ。まずは自分のことが先だ。
自分をいっぱい愛してあげることが先なんだ。

自分に興味を持って、自分を大切にして、
ちょっとくらい自分本位だっていいよね。

そしたらきっと…
愛することの素晴らしさを、知ることができるはず。

恋愛をポジティブに捉えて
相手にも感謝できる自分へと成長しているはず。

そしていつの日か…
相手に無償の愛を与えられる私になっているはず。

その無償の愛がブーメランのように
「いつか、自分に返ってきますように。。」
そう、願いを込めて。

…つづく

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