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20代が最強といわれる理由


私は9,000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。決勝シュートを任されて26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功したんだ。
I’ve missed more than 9000 shots, lost almost 300 games.
26 times, I’ve been trusted to take the game winning shot and missed.
I’ve failed over and over and over again in my life.
And that is why I succeed.
-Michael Jordan-

いきなりカッコいい名言ですが、言わずと知れたアメリカNBA(National Basketball Association)のスーパースター、マイケル・ジョーダンの名言です。今回は、じんじーず第1268話「20代をどう生きる?9000回のシュートを外し、300試合の勝負に敗れ・・」で描いた、20代における失敗こそが、20代が最強と言われる由縁であることについて少し書いてみたいと思います。

【マイケル・ジョーダン】
アメリカのバスケットボール選手。1963年2月17日生まれ、シカゴ・ブルズを6度の優勝に導き、5度の年間MVP、6度のNBAファイナルMVP受賞。バスケットボールの神様と称されている。

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人は失敗から学ぶ!

多くの識者が指摘しているとおり、人間は失敗から多くのものを学びことができます。それはより良い方法を模索するチャレンジの課程ということのようです。

アルベルト・アインシュタインも次のような名言を残しています。

挫折を経験したことが無い者は、何も新しい事に挑戦したことが無いということだ。Anyone who has never made a mistake has never tried anything new.

発明王のトーマス・エジソンは、負けず嫌いの訴訟王らしい名言です。

私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。I have not failed. I've just found 10,000 ways that won't work. 

名著「人を動かす」(原題:How to Win Friends and Influence People)の著者デール・カーネギーは、自己啓発のスペシャリストらしい名言です。

成功者とは、失敗から多くのことを学び取って、新たに工夫した方法で、再び問題に取り組む人間のことである。The successful man will profit from his mistakes andtry again in a different way.

失敗した回数とは、実は行動を起こした回数である。

偉人の名言によらずとも失敗した回数が多いという事は、実はチャレンジという行動を起こした回数であることはシンプルで理解しやすいと思います。人はトライ&エラーを繰り返すことでノウハウの獲得や経験値が高めることができます。社会人デビューした20代のウチに多くの失敗や成功体験を積み重ねることで30代以降、より責任の大きな仕事を任せれられるようになった時、失敗というプレッシャーに尻込みすることなく挑戦することができます。

そして、失敗の経験がある人は、成功の前提は小さな失敗を積み重ねることだという事を知っています。

30代の失敗は命取りになる可能性がある。

社会人デビューしたての20代で任せれる仕事は、そもそも失敗しても損失はたかが知れています。そして、失敗による損失よりも失敗を体験することで得られるノウハウや経験値の方が遥かに有益なのです。

しかし、30代以降の失敗はそうは行きません。仕事が大きくなれば成る程、経済的損失も社会的信用が傷つくリスクも各段に高くなるのです。

それに、フレッシュマンが、知らないことを聞いてくることは、上司や先輩も肯定的に捉えて親切に対応してくれます。一方で、30代になって後輩指導をする立場になっても、失敗を繰り返したり、教えて貰うばかりの「教えてくん」では、上司や先輩の扱いも想像するに難くないですよね。

故に、20代は失敗をして経験を積み、上司や先輩へ積極的に質問して知識を広げることができる最強の年代と言えるのです。

今回は、20代がなぜ最強の年代と言われるかについて、書いてみました。20代はいろいろチャレンジして人生の経験値を高める黄金の年代です。

次回もまた、少し視点の違うお話を書きたいと思います。

少しでも参考になれば幸いです。

https://mangahack.com/comics/3165/episodes/72790


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