マミヤユニバーサルプレスの描写力
こんにちは。松千代です。
死ぬ前に何食べたいですか?私はおはぎです。
さて、今回はマミヤユニバーサルプレスについて書いていきます。
このカメラといいますか、レンズの描写力は凄まじいです。
今はなき国産メーカーMamiyaの中判カメラはMamiya7や7IIがメジャーですが、こんなカメラもあります。機構は大判カメラと大して変わりません。箱にレンズがくっついているだけで、シャッタースピードと絞りもレンズで操作します。グリップはバケペンと同様に左にありますが、何が使いづらいって、シャッターが左手にあることです。
なんでこんな作りにしたのか謎すぎて、設計者に会えるならぶ○殴りたいくらいですが、写真の写りがすごく良いので許せます。
これは美ヶ原高原で雪原を撮った時の一枚なのですが、雪の細部まで白飛びせずに解像しています。写したかった冷気もバッチリ描写されています。
この木漏れ日は、現場で見た美しさを見事に二次元に収めてくれています。このレンズは空気も含めて写してくれるのです。
日の出直前の高ボッチ高原です。素直な青と漆黒の中にも階調のあるシャドウが印象的です。
このカメラの難しいところはレンジファインダーという点ですね。のぞいてる部分とレンズが連動していないので、微妙に構図がズレてしまいます。しかしこの解像感は35mmカメラじゃレタッチでも表現できないですね。
あと、反射的に撮るのは向いていないですね。夏の一幕を撮るのにはとても苦労しました。
星の軌跡を20分に閉じ込めてみました。フィルムはノイズが乗らなくていいですね〜
ポートレートもちょうど良いボケで美しく仕上がります。
バケペンを今買おうとすると10万、67IIに関しては30万近くしますけど、マミヤプレス、このクオリティで3万円台です。
ホルダーがあれば6x7 6x9にもなりますし。私はこいつを極めていこうと思います。
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