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ついでのような花火 〜短歌〜

ぬるい空気ゴミ出しに行くおまけみたいな5分間

夏の知らせだからといってわざわざ橋に行くでもない夜

今までで一番ぼんやり眺めるそれは取るに足らない生活の一部

掘り出し物のような幸運に古く言えば風流なことですね

特別な夜の次の日何か物足りないのは隣に君がいないから

ほんのり感じる片想いこんな時にいないということは

君にはなにも伝わらないことがもどかしいをひきずりながら

私にとっては小さな幸せあの人にとっては一瞬の幻だけど

話すことがなくなっても本当は一緒に橋を歩くだけで充分なのに

今いる場所は本当にしたいことからそれながら続く町

それぞれの特別のはじっこを少しずついただき少ないけれども私は満足



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