ぞうきんLOVE地球LOVE
最近、家の雑巾がけにハマっている。
今までは掃除機をかけた後、モップを使っていた。水が入るボトル付きのモップで、手元のハンドルを握るとシューっと床に水を吹きつけてくれるなかなかの優れもの。これで水拭きした気分になっていた。
だけどここ数ヶ月、雑巾を片手に這いつくばっている私がいる。
急に丁寧な暮らしに目覚めちゃったのか?
いや、なるべく労力を使わずに部屋をサッパリ整えたいというズボラ魂は全く変わっていない。
キッカケは同僚の何気ない言葉。
彼女はとても仕事ができる人。
しかも常にさりげない。愛をこんなにもさりげなく与えまくる人はなかなかいない。
そんな彼女は家電をあまり持っていないと言う。掃除機もなくて、ずっと雑巾生活なんだって。
その理由を「雑巾ってメンテナンスがいらないから」と言っていた。確かに、落っことして壊れたとかフィルター掃除とか皆無だわ。「面倒なことが苦手すぎて究極を求めたらこうなった」とも言っていた。
むむ??
私と同じズボラ臭がするぞ。
てっきりおしゃれなミニマリストだと思ってたのに。
彼女のように掃除機を手放すことは私にはまだできそうもないけど、雑巾がけは真似てみようと始めたのだ。
そして、私はもう一つのズボラアイテムと出会ってしまった。
洗剤。
先日訪れた「松フェス」で購入したものだ。琵琶湖を浄化した際の微生物が入っているという地球に優しいものらしい。よくわからんけど。
どこにでも何にでも使えるというこの洗剤、雑巾との相性バツグンなのよ。用途別の雑巾さえ用意すれば、これ一本で家中ピカピカになる。
キッチン、床、トイレ、お風呂、玄関。お風呂はさすがに雑巾でなくスポンジを使うけど。
食器もOKとのことで使ってみたら、茶渋も落ちていい感じだった。
やるな、微生物くん。
実は微生物のパワーは森林活動でも感じていた。森の勉強していくうちに、微生物って目に見えないほど小さいけど、その存在はとんでもなくデカいことを知った。
人間は自分たちが生態系の中心にいると勘違いしてるけど、実際はこの微生物くんたちが回してくれてるんだよね。地球を浄化してくれてるんだよね。
ありがたいよね。
この微生物くんと雑巾がけをすると、家もピカピカ、身体もポカポカ、地球もキラキラ。
最強コンビ。
しかも雑巾がけの威力はこれだけではない。
私は掃除する時はいつもイヤフォンで藤井風さんの音楽を聴いている。
風さんの歌やピアノを聴きながら、無心でフキフキしてる時間…
これが想像以上に良き。
凹むようなことがあっても、忙しくて気がせっていても、掃除が終わった頃には空っぽになって、モヤモヤが思い出せないほどスッキリしている。
あら、整っちゃってるよ。
私にとっての雑巾がけは、一石二鳥どころか四鳥くらいありそう。
雑巾LOVE
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