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ものすごく個人的な働き方改革

今日は10回目の結婚記念日。佐久に来て10年が経ちました。
子どもの頃から、こんなに長く同じ場所に住んだことはなくて、わたしはふるさとがたくさんあってラッキーだな、と思う。

結局、どこに暮らしていても、一生ついて回るのはわたし自身で。環境や人間関係は、変えたり捨てたり、どうにでもなるけれど、ずっと一緒にいる自分自身とはできるだけ仲良くし続けたいなと思っています。

セルフイメージに向き合った2021
2021年はどんな年だったかというと、そんな自分自身のセルフイメージに向き合う一年だったな。

わたしってどんな人間なんだろう。何が楽しくて、うれしくて、悔しくて、受け入れられなくて、大切にしたいんだろう、未来の私はどう?ということを、仕事を通して思い知らされたような気がします。

3年目となるじぶんはたらき方講座はもちろん、フリーランスとして仕事の管理に苦戦したこととか、team OHAYASHIでの時間の過ごし方が変わったこととか、げんでるカードを作ったこととか。良いことも省みることも全部含めて。

頭の中でタスクが整理できていないと、やらなきゃ、どころか、終わらせなきゃ、に意識が向いてしまい、一生〆切に追われ続ける未来をやすやすとひきよせる。

わたしにはできることがない、何がやりたいのか自分でも分からない、と思えば、ないないないの未来をやすやすとひきよせる。不思議なものです。

人は、少なからずコミュニティごとに顔を持っていると思うんだけど、今の顔は、知り合いのいない佐久に嫁に来て、なんとか馴染んで生きていくために、10年かけて育ててきたセルフイメージでもあるんだろう。

その握り続けたものに、たくさん助けられてきたし、めちゃくちゃ愛しいけれど、年齢も、働き方も変わり、子どもも生まれ、交わる人々も変わっていく中で、これからも握り続けたいものはどれくらいあるだろう。

常に人生のフェーズは変化しているので、アップデートし続けていたいなあと思う。筋が通っているのと、過去の自分に帳尻合わせるのは全然違うよね。

team OHAYASHIは働き方
team OHAYASHIって、細川と小島のフリーランスの集まりですが「〇〇をする人」というより、そういう働き方の概念なのかもなと、ちょっと見えてきた。的確な言葉はまだみつかっていないけれど。やりたいことと、必要とされること、折り合いをつけながら、助けてもらいながら、プロジェクトにしていく。でも鋼鉄のバリキャリではなく、ひとのそばには家族とか子どもとかの気配がある感じ。だからごちゃっとなったりふにゃっとなったりもする。家庭的とかママ色とはまたちょっと違うような。うーん、この言語化、まだ道半ばね。

というわけで、2022年は、今まで以上に、おいしくてうつくしい予定をたくさん置いていって、手帳を開くたびににやにやしたいと思います。パートナーシップについて迷うひとに寄り添えるコーチングプログラムを、資格を生かしながら、形にします。あと、おまじないもできるので、いろんな人におまじないしてあげたい。未来を捕まえに行くイメージ。

あと、テンパる自分が嫌で、できるだけ冷静に見られたいわたしですが、もっと人に泣き付いたりしたいと思います。

良いお年を。


目に触れられず流れていく宙ぶらりんなローカル情報を囃し立てて、自分の住む地域ってなんかいいな、誇らしいな、暮らしやすいな、と感じられる循環を作り出したいと思っています。(team OHAYASHI細川敦子)