「思いやり」の2つの側面
こんにちは、こんばんは、おはようございます!
まつ。です🏀
4月から社会人になり、がんばって朝早く起きて仕事をしています!
大学で働いているので、出会うのは毎度お馴染みの大学生です。
保健体育の教員を目指している学生が多く、担当が1回生の実技授業なので、なんせ元気でエネルギーを持っていかれます😭
立命館の部活でも、今の職場でも共通して指導することは、
挨拶とか、話を聞くとか、人に迷惑をかけないとかこんな感じです!
言い飽きてきた感もありますが、大事な部分なのできちんとコーチっぽく、先生っぽくやってます😏
さて、今回書こうかと思っているテーマは「思いやり」です!
チームで大切にしていること、自分が指導者として大切にしていることを少し書けたらいいなと思ってます。
他の競技でも、ビジネスパーソンでも使えそうなこともあるかなと思うので、ぜひ最後まで読んでください🙇♀️
それでは、今回もがんばって書くよー✊
チームで大切にしていること
本題に入る前に、立命館の部活では1シーズン大切にすることをシーズンの冒頭に資料にまとめて、説明をして、それに基づいてずっと指導をしていきます。
少し具体的に言うと、
OFとDFのそれぞれでどんなコンセプトでバスケをするのかっていう部分と、
チーム練習での取り組みに関する部分と、
個人としてどういう意識や態度で取り組んでいくのかっていう部分
の主に3つの項目で説明をします!
その中に「思いやり」って項目があるんです!
思いやりを持ってチームや選手・スタッフに接してねという意味合いを込めています!
社会人になれば、年齢が40歳近く離れている先輩がいる、自分自身も40年くらいは働けうことができる、個人で仕事を進めることはほとんどないってことを考えると、
一緒に働く仲間に対して思いやりのある行動や発言ができなければ、良い関係は作れませんし、良い仕事もできません。
入った会社や学校、チームで、卒業した学生らが所属する組織のため、あるいは社会のために必死こいて働いて、貢献をするためにも必要なスキルだと思って、大切にしています😋
思いやりのある行動や言動
ここから本題に入っていくんですが、
思いやりのある行動や言動ってどんなことが思い浮かびますか?
例えば、ボールを拾ってくれたり一緒にワークアウトをしてくれたチームメイト、テーピングを巻いてくれたトレーナー、学連に仕事をしてくれているスタッフ、チームの裏方でチームを動かしてくれている主務や会計に「ありがとう」って一言伝えることってのは思いやりがありますよね😊
(書いていてなんかほっこりしちゃいます、、笑)
あとは、練習中にフロアにダイブして汗で濡れたのをモップしてくれたり、シュートを決めた選手、あるいはディフェンスでスティールをした選手に賞賛の声をかける、失敗した選手に切り替えろ、次はいけるって声をかけるってのも思いやりがありますよね。
こういうのがチームとして毎日の練習の中でそう言う場面を何回も作ることができて、積み重ねられると良いチームだなって思うでしょうし、素敵だなって自分なら思います。それがチームとしての強さにつながっていくでしょうしね!
本当に強いチームとは
個人的には、先ほど書いたことだけでは、競技スポーツをやっている場合、素敵なチームだけどバスケットボールの試合で勝てるかと言われると難しいと思います。
先ほどみたいに、前向きな言葉を全員に掛けますか?
自分は3つのケースで、必ずしも大丈夫やぞなどとポジティブで前向きな言葉をかけるのかって聞かれるとすごく悩みますね。
個人的に本当の思いやりってのは、厳しいことを相手に伝えることだと思ってます。
なぁなぁに物事が進んでいくのは良くないことですし、ダメなことはダメって言えるってのも社会人になったら重要なスキルだと思います。
人に迷惑がかかるのに、次に気をつけようって言葉がけがいい時もあるかもしれないですが、人に迷惑がかかっている以上そこは1本筋を通す必要があるのかなと思ってます。
バスケットボールで考えれば、試合が均衡している中でやっちゃいけないミスが起こったとして、その場で怒るとかはしないですが、
色々と振り返った時に練習中からそう言うミスを繰り返していたり、そこに対して何にも声を掛けていない、本人がダメなことに気づいていないって状況があるのではないのかなと思ってしまいます。
競技スポーツをやる以上、勝つことが最終的な目的であり、勝とうと思ったらポジティブな声かけだけでは中々厳しいと思ってしまいます。
ポジティブな声は掛けられるけど厳しい声は掛けられないじゃ、チームの秩序もできあがっていかないですし、なんでもしていいんやって後輩が思った時点ではもう遅いのかなと。。
厳しい声を掛けることは勇気がいることですし、そこに責任が伴うので悩んで戸惑うこともたくさんあるのもわかります。
でも、相手の将来やチームの目標達成のための思いやりって考えると少しは勇気が出るのかなと思います!
でも、行き過ぎはたぶん体罰ですからね。。笑
思いやりなので相手のことを思ってってのが原理原則ですし、
厳しいことを言った後にはポジティブな声掛けをどこかでしてあげると関係性もそう簡単に悪くならないと思いますし、
必要であれば周りのチームメイトに厳しいこと言ったから少しフォローしてくれなどと一言言っておくのも思いやりじゃないかなと思います☺️
そうやってチームが時には厳しく、時には優しくでチームが理想とするチームの雰囲気やチーム文化を創り上げていって、伝統的なものになっていくといいなって思ってます!
おわりに
つらつらと思っていることを書いていて、立命館もそういったことを本気で考える段階に来ているのかなと思いましたし、チームの何かを変えていかないと強くはなれないなと。
つい先日もチームの幹部に色々と怒りましたし、学生は学生で色んな場面に遭遇してたくさん悩んでいると思ってます。
個人、チームで色々と悩みながらも考えてコツコツと行動し続ければ、ふと気がついたときにチームが目指す方向に成長しているんじゃないのかなと思ってます😊
厳しいこともたくさん言いますが、本当にたくさんの方から応援されているチームですし、がんばってほしいなとOBの1人として思ってます。
今後チームがどう進んでいくかが楽しみですし、色々とお手伝いできたらと思ってます!
思いやりって簡単そうで難しいなってコーチを始めてからよく感じます。
チームが、あるいは誰かが嫌いなわけではないのに、嫌われることもありますし、よく思われていないなと感じることもあります。
そこは自分の指導力不足や知識不足だなってのもあります。
自分も選手と同じで勉強して、悩んで、成長していかないといけないなとつくづく感じます。
コーチは選手以上にがんばらないと選手にがんばれって言えないですしね。笑
そしたら、今回はここまで!
最後まで読んでいただきありがとうございました🙇♀️
今週末から新人インカレ予選、西日本大会と試合が続きますが、少しでも自分たちの目指すバスケが体現できるように精進していきます。
それでは、この辺で失礼いたします。
まつ。
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