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コーチングは「深く信じること」が前提

こんにちは、こんばんは、おはようございます!

まつ。です🏀

桜の季節も終わって、だいぶ暖かくなってきましたね☀️
ぽかぽかしてるくらいがちょうど良くて過ごしやすいです。

バスケットボールという競技は、4月くらいから本格的に試合が始まって忙しくなってくるので、大変な時期に差し掛かります、、
中学校の試合などと日程が被らないことを祈るのみ、、😭

今回は、自分のコーチングの勉強として本を1冊読んだので、
そこから学んだこと、自分の関わっているチームで活かせることなどをつらつらと書いていけたらと思っています。
人と接する仕事の方や指導者の方でも活用可能だと思うので、
お時間があれば是非読んでください🙇‍♀️

それじゃいっくぞ〜✊


Winning Mentality~コーチングとは信じること〜

今回は、2021年の東京オリンピックの女子バスケットボールで銀メダルを獲得したトム・ホーバス氏が書いた
「Winning Mentality~コーチングとは信じること〜」
を読んだので、紹介していきます!

この本との出会いのきっかけは、
元々自分自身、ウイニング・カルチャーといった概念(勝つチームのチーム文化)について勉強したくて、色々と本を探していた中でタイトルが目に止まり手に取った1冊です。
ホーバス氏が本を出していることを知っていて、少し読みたいなって思っていたのもあって書いました!

試合の中ではすごく怒るし怖い雰囲気が出ている中でも、選手から信頼されているように画面越しから伝わってくるので、どういうことを考えていて、どう行動しているのかを実践例から学ぼうと考えました。
そこから負けないチームのチーム文化を自分のチームの中で醸成していくヒントを得たいなと思いながら読み進めました。


学んだこと・感じたこと

この本では、まずホーバス氏の今までの経歴的なことをまとめていました。

良い選手が良いコーチになれるわけではないのは、一般的にもよく言われることですが、
トップレベルでしのぎを削ってかつ生活をかけてやってきたからこそ、語れるコーチングもあるんだなと読んでいて思いましたね。
自分の経験をそのまま選手に伝えるだけではただの押し付けになってしまうので、経験を伝える伝え方ってのがとても大事なのかなと、、

コーチの当たり前が選手に通用するわけではないので、そういった考え方やフィロソフィーみたいな部分の前提条件を少しでも揃えてあげないと良いコーチングにはならないなと再実感😑

そして次は、ホーバス氏が大事にしているコーチング哲学が述べられていました。

印象としては、選手を見る意識がすごいなと感じましたね。
きちんと選手を観察し、その上でコミュニケーションを取って怒る・叱るといった選択をしているのが伝わってきました。
本の中では書いてありませんでしたが、選手の性格やポジションによってもどこまで叱ってどこまで叱らないのか、いつ叱るのか、どこまで追い込むのかまで計算した上でやっているんだろうなと、、
叱るだけでは信頼関係が構築できないのは当たり前なので、練習外の部分でコミュニケーションを取るように工夫していて、そういった部分でのメンタルケアも1人でしていてすごいなと。。

コーチとして・人としてすごい
と思われるからこそ、周りにいる選手たちがついてくると思うし、それが実現できていたんだろうなと思いましたね🤔
ただホーバス氏はJXと日本代表といったトップカテゴリーでの指導をこれまでされてきているので、そこを踏まえて読まないと他のカテゴリーでは通用しないこともあるのかなとか思いながら読んでいました。
(そもそもの考え方等を否定しているわけではないので、、)


その次は、コーチとしての在り方が書いてありました。
どういった姿勢・態度でコーチをしてしていくのか、どう学んでいくのかなどが書かれていました。
ここの部分はどのカテゴリーの指導者でも、会社勤めの方でも参考になるかなと。

色々とおもしろいなって思いながら読んでいたんですが、特に印象に残ったことは

「選手が逆境やスランプを乗り越えるためには、厳しい練習しかない。
だから選手を追い込み続けて、選手がどう対処するのかを観察する。」

本の中の言葉を少し省略

っていう部分でした🤔

これはプロ野球の中日の元監督の落合さんも同じことを言っていたし、
巨人の坂本選手・菅野選手も同じことを言っていました。

「精神的にぶれるのは、技術不足だから。」

自分自身の経験を振り返っても、
プレーがうまくいかないのはシンプルに下手だったから、走ったりディフェンスが苦手だったのもそれまでやってこなかったからって思ったので、
自分もここはすごく共感ができて、納得もしました!

ただホーバス氏がめっちゃすごいなって思う部分は、選手を追い込むことができるってところ、、
自分は叱ったり、追い込んだりが全然できない。。
追い込むから良いコーチになれるとかそんなんじゃないんですが、
あれだけ声を大きくして色々と言えるのはすごいなと。
ただ声を大きくして叱るだけが追い込む方法ではないと思うので、
そこは自分の工夫次第で変わるのかなと。

苦手でもやり方を変えればできることもあるし、色々と試行錯誤する中で自分なりの追い込み方みたいなのが見つけられたらいいな!

そして、最後は今後の日本のバスケットボール界のことが書いてありました。
今現在は、男子のA代表のHCに就任して尽力をしてくださっていて、
女子のA代表と同様なスタイルでバスケットボールを展開していくと思われるのでまた見て色々と学んでいけたらと思います。

個人的に5アウトは好きではないんですが、、
ただ、好きじゃないからと言って全くもって学べないわけではないので、
そこは勘違いせずに学び続けていきます👍

終わりに

この本のタイトルに「信じる」って言葉が書いてあるんですが、
文中にあまり「信じる」って言葉が書かれていなかったことがおもしろいなって思いました。
シンプルに自分が読めていないだけかもしれないですが、印象に残らなかったってのはあります。

「信じる」ってのは、前提なのかなと。
反対に考えたら、信じていないコーチっているのかな、、?

ただ「信じる」って、選手が上手にプレーができるかどうかだけではなく、
目標・目的達成に向けてどんな困難・壁・逆境などに差し掛かっても乗り越えて成長していき、試合で良いパフォーマンスを発揮することができるかどうかっていう部分があるのかなと思いました。
選手・チームを信じた上で厳しい指導や練習メニューを課したり、追い込んだり課題を与えたりするのかなって。

インプットしたことに対して、色々考えて書いていく中で、自分なりに思考や考え方の整理ができてよかったです😊
素人なりに少しでも良いコーチングができるようにこれからも学び続けていけたらと思います。

今回はこの辺で終わりにしようかなと思います。

最後まで拝読して頂き、ありがとうございます!
いつも感謝申し上げます。

関西学生バスケットボール選手権大会が先週から始まっていますので、
立命館大学の応援の程どうぞよろしくお願い致します🙇‍♀️
5月1日からはライブ配信もされるそうなので、見て頂けると幸いです。

それでは、失礼致します。

まつ。

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