約1年の空白期間を経て、再開に至る…④

はて、さて。noteに1年ほどの空白期間が生まれてしまった言い訳を、3回に分けて書いてきました。①嘱託ライターだった会社の倒産 ②病気:大腸憩室出血 ③病気:S字結腸膀胱瘻…ときて、④の今回が最終回です。とかなんとか言っても、単なる③の続き。手術後のあれこれ、経過です。

手術は成功。人工肛門をつくる必要もなく。術後の痛みも、思ったほどではない。っていうか、ほとんど痛くない。だが。しかし。でも。だけど。だったのです、はい。それは、ただ麻酔というか鎮痛剤が効いていただけ。一般病棟に戻り、自分の病室のベッドに横たわり、しばらくすると…「痛いっ!痛~い!死ぬぅ~!痛~い~っ!助けてぇ~!」それはもう、尋常じゃない痛み!声をあげずにはいられない激痛!ナースコールで看護師さんを呼び、鎮痛剤の点滴をしてもらうが、まったく効果なし!すぐまたナースコールで看護師さんを呼び、効き目の強い麻薬系の鎮痛剤を注射。やっとこさ少しだけ効き目があり、少しずつ痛みが引いていった。だが。しかし。でも。だけど。時間が経つと、また痛みがぶり返す!前回と変わらない…いや…それ以上の痛さか!?ってぐらい。だが。しかし。でも。だけど。その麻薬系の注射(鎮痛剤)は依存性があり、続けては打てない!とのこと。結局は、ある程度は効き目があり、それでいて依存性が低い鎮痛剤の点滴を…ってことになりまして。12時間後には、どうにかこうにか我慢できないほどではない痛みにまで治まり。その点滴ともオサラバしました。

とは言え、「我慢できないほどではない」ってだけで、痛いのは痛い。それでも、少しは歩いて体を動かさなければ、術部によくないってことで。「いてててて…痛い痛い痛い」と言いながら院内をリハビリ歩き。なーんてことを数日つづけいくうちに、点滴から流動食、さらに数日後には普通食に…となり、やっとこさ退院!できたのは、入院から38日目だった。

ようやく家に帰ることができ、妻&息子と一緒の生活に戻れたのはいいけれど。術部の痛みは完全には消えていない。体を動かすと、特に寝た状態から起き上がるとき、痛みが走る。担当医からも看護師さんからも、「こればっかりは日にち薬ですから」と言われていたので、ま、仕方ない。刺激物や揚げ物、コーヒーなどを除けば、食事は普通にできるし。好きなお酒も、少しの間だけ我慢すればいいだけだ。ただ、パソコンに向かって…という姿勢はあまりよくなのか、痛みが増す気がする。しばらくは、仕事といった仕事はせず(できず)、リハビリ散歩と称して、家の近所を「いてててて…」と言いながらトボトボ歩くだけの毎日が続いた。入院前に相談されていた大学案内のための取材やらコピーライティングも当然ながら受けることはできず、別のライターさんに頼んだ。気がつくと、もう春だった。
※言い訳その4:退院後も術部の痛みがなかなか治まらず、“いてててて生活”が続き、なかなかパソコンに向かえず…だったんです。

そんなこんなの日々が続き。さすが「日にち薬」というだけあり、術部の痛みも、すっかり治まった。退院1か月後の経過診察でも異常なし!という訳で、ライティングの仕事を再開しよう!どうせなら、仕事じゃないライティング=noteも再開しよう!となった次第です。noteのほうは、しれ~っと再開してもよかったのだけれど。これから続けていくためにも、再開の宣言!といったタイトルのもと、1年も書かなかった(書けなかった)言い訳を書かせていただきました。

これからは、というか次回からは。『コピーライターのひごと、ひとこと、ひとりごと』と題して、なんやかんや、あれやこれや、書いていこうと思います。“日ごと”コピーライターをやっていて、思ったこと、感じたことを。(いや、ライターとしてだけじゃなく、時には夫として、父として、もちろん人間として考えたこと、悩んだことも。)こんな“ひと言”のキャッチフレーズをこさえました!とか、この“ひと言”を中心にキャンペーンを展開しました!といった具合に、これまで携わった広告制作のハナシなどを書いていく予定です。ま、たぶん。いえいえ、絶対に。提言や提案やら問題提起なんて、そんな大それたことは書けませぬ。あくまで、つぶやくように、ささやくように。ホントに本当の、正真正銘の“ひとり言”です。そして今度は、長期の空白期間が生まれぬように、健康第一!で生きていきます。


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