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人間も森もつながっているのかもしれない-シンクロニシティと共鳴現象-

2023.7.12 YouTubeチャンネル「シンプリィライフ」読書会まとめ

チャンネルメンバー限定で月2回開催している「本を読んでこなくていい読書会」のまとめです。
(興味を持ってくれた方はこちら→チャンネルメンバーシップについて)


自己を慈しむ

『セルフ・コンパッション』

「セルフ・コンパッション(self-compassion)」とは、
自分への慈しみを意味し、他者を思いやるように、自分自身のことを大切に思うこと。

外界で起こること、内界で起こること、すべてを感じよう。

場面によって自分に対する信頼が崩れることもある。そんな自分も、ありのままに感じよう。自分の今の感情に気づくことができれば、そこからまた生まれ変わることができる。

ネガティブな感情が湧いてきたら、それを味わい尽くすこと。私もあなたも、自分で自分を癒す力を持っている。


森が語りかけてくること

『マザーツリー』

森はひとつの樹。
森の中の植物はマザーツリーによってつながっていて、ひとつである。

土の中にある菌類によって、人間の脳のシナプスとおなじような仕組みで、相互にコミュニケーションをとっている。

森には自我がない。だから闘わない。
森はかつての私たちと同じように「相利共生」で生きている、生命だ。

森を破壊することは、人をあやめるのと同じことだと思う。
生命の捉え方を改める時が、来ているのだと思う。


光は平等に降り注ぐ

『なぜ、それは起こるのか?』

群れの中の一匹、集団の中の「私」は、みんなと一体になれない。
私はルサンチマン(過激平等主義者)だから。

「このグループの一員でありたい」と思えば思うほど、ほんものとニセモノが混在している。そして、ニセモノを見つけては、叫んでいた。

「ニセモノがいる!」と。

だけど、世界は表裏一体なんだ。
違うようでおんなじで、バラバラのようでひとつだった。

気づくと、太陽から垂れ下がる光の筒が、地球上のすべての人に平等に降り注いでいた。


全体性の本質

『ユングの生涯とタオ』

大いなるもの。

私はそれになりたい。全体になりたい。いますぐにでも。
そのために、いまの私に必要なことはなんだろう?

「全体になりたいならば、部分的になりなさい」
「森になりたければ、1本の木になりなさい」

それが答えだった。

私は道に迷っていた。だから、自分の来た道を探した。
そのおかげで、真の自己に立ち戻る道を見つけることができた。

大いなるものは、矛盾に満ちた存在だった。

目の前に起こってくることすべてを、経験すればいい。

部分とか全体とかの思考を超越したところに答えがあり、いまを味わい尽くしたそのとき、私は全生命共通の源泉へと回帰する。


沈黙の音色を味わう人

『恐れのない組織』

コミュニケーション。対話。
私は、その声が、音が、小さければ小さいほど、聴きたい。

それが大事だと、私の直感が私を導く。
私は直感によって、世界が発するか弱くも重大なシグナルに気づくことができる。

生きていくということは、理解し合うことだと思う。
とことん話し合うことで、私の人生は豊かになってゆく。

言葉にならない言葉。
沈黙にこそ神が宿っている。

沈黙の奥にある、あなたの「ほんとうの心」を、私は理解したい。


人はゆるむほどに強くなる

『心の処方箋』

強く生きていきたい。この悲しみを乗り越えたい。

私はいつも、100点を取らなければ気が済まなかった。
問題はすぐに解決しなければならなかった。
周りの人には迷惑をかけないようにしなければならなかった。

そんなとき、ある人は言った。

「まじめも休み休み言え」

人間は「お互いさま」で生きている。私だってここまで自分ひとりの力で生きて来たわけではない。人に迷惑をかけたことだって、人を助けたことだって、ある。

分かっていたはずなのに。

早く苦しみから抜け出したい。早く答えが欲しい。

急がばまわれ、大丈夫だから。

あぁ。そうか。
そもそも、強く生きなくたってよかったんだ。

ありのままの自分で、心をゆるませて、楽しい毎日を送れば良いのだ。


身体に刻まれる感情の地図

『アンコモンセラピー』

頭は落ち着いているのに、身体がソワソワする。

あぁそうか。頭と身体は別物なのか。

頭で感情にフタをして抑え込んでも、身体の記憶が反応する。

感情の地図は身体に刻まれている。


森から、森へ

『森の生活』

『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』

私たちは森から出て、何を得て何を失ったのか?

私たちは森に入り、何を得て何を失うのか?

私たちはどこからきて、どこへ向かうのか?

その答えは、居心地が良くて明るくて安心できる場所に留まっていても見つからない。

外へ出て、人に出会い、森へ行こう。




まとめ

喰代栄一さん著『なぜ、それは起こるのか?』を課題図書に持ってきた人がいました。

その本は、その週末の動画制作のために私が読んでいた船井幸雄さん著『百匹目の猿』に出てきた本だったんです。

その動画はこちら↓

共鳴現象。

まさに「なぜ、それは起こるのか?」という疑問が浮かび上がった強烈な出来事でした。


言葉にならない言葉
急がばまわれ
全体は部分から
身体

慈しみ

というキーワードにもどこかつながりを感じます。

きっと見えない部分でみんなとつながっているんだなぁ…

それではまたー!

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