我が子に会えるまでが不妊治療(最近のこと)

【注意】
不妊治療を経て、
妊娠中の妊婦のnoteになります。


最近のことの記録です。

4月5日水曜日。
子宮筋腫、逆子のため、リスクのあるお産になるということで、通っていたマタニティクリニックでは対応できないということで、大きい病院(医大)への転院。初診日。33週5日。

紹介状をもらったものの、予約がいっぱいでできず。

8時20分に病院へ到着したけど、帰宅したのはなんと17時半過ぎでした。

初めの問診まで6時間待ちました…きつかった。
(某パークのアトラクションよりも待った…)

問診の後は、エコーや今後のスケジュールなど、
自分が思っていたよりもバタバタと色々と決まっていきました。

(ちなみにエコーや問診の間も、1時間くらい待った…待つことに慣れてしまった。院内を歩いたり、お昼ご飯食べたり、おやつ食べたり、iPad持ってきていたので絵を描いたり、スマホいじったり、仮眠したり…)

*****

その日に決まったこと。

・開腹手術決定(帝王切開)
→ただし、切る位置が難しい。ここ一択しかない。という位置。(まじか)

・4月28日〜入院(まじか、早くない?)
※おそらく5月8日退院

・5月1日、手術日(我が子の誕生日になる)…37週3日
→本当は8日がいいが、スケジュールが埋まってて難しい。微妙に早いが、ここしかない。先生も別の手術があるため、信頼のおける後輩医師2人がかり。(え。。。まじか)

・腫瘍の摘出について
(子宮口付近お腹側に腫瘍5.8cm)
→今回は行わない。帝王切開と同時に行うことは基本ない。リスクが大きすぎる。腫瘍の摘出を行う時は、子宮全摘出手術になる。(…まじか)

・入院から退院まで、一切面会禁止。(…まじか?!…もちろん立ち会いなんてのはできないし、産まれてからも旦那さんは赤ちゃんに会えない。)

*****

この1日で情報量が多すぎて、待ち時間の長さもあり、めちゃくちゃ疲れました。

(本当は午後に友達に会う予定でしたが、
申し訳なく、泣く泣く延期してもらいました。)


この子は、
最後の最後まで色々とある子なんだな。

その場は驚くけど、もはや何が起こっても、とにかく無事に産まれてくれればなんでもいい。モード。

きっと産まれてからも色々とあるのだろう。


「産まれてから」

そんなことを自然に想像できるこの現実が、
幸せだと思う。涙が出てくる。
不妊治療をしていた頃の自分に、今の感情が想像できただろうか。
絶対できなかった。



4月7日金曜日。
産休前の最終出勤日。34週0日。

ギリギリ?なんとか?1ヶ月間の引き継ぎが終わった。後輩ちゃんには頑張ってほしい。上司のみなさま、よろしくお願いします。

18時の定時後、15分ほど。
部長含め30人ほどの社員、パート、アルバイトの方々が会議室に集まって、最後私を応援する会?のようなものを開いていただいた。(突然決まって恥ずかしかった、けど、ありがたかったです…)

私なりに、私の言葉で、感謝を伝えれたと思う。

「ここまで色々ありましたが、やっとここまできたので、元気な子を産みたいと思います。」

不妊治療というワードは出さなかったけど、そんな言葉を言った。

順調にいけば、一年後には戻りたい。

不妊治療、妊娠中、本当に会社にはお世話になりました。この会社だから、不妊治療に専念できました。いや、正しくは、理解のある上司に恵まれたから、可能だった。

本当に本当にありがとうございました。

みなさんからプレゼントももらった。
ベビークリームや、お菓子など。
(協力会社の方からもいただいた…ビックリ)
大切に食べます、使います。
泣けた。



明日、また医大へ通院。

帝王切開前の色々な検査。
入院の説明等。


ちなみに産休はじまって初めての平日の昨日は、
・ずっと溜めていた高額医療請求。
・帝王切開が決まっているので、限度額医療制度の資料請求。(これ、帝王切開決まっている人は事前にしておいた方がいいですよ。と、ネットで私も知った。)



なんだかんだ、3週間しかない。


あれもしたい、これもしたい、
まぁいいか、いやどうなんだ?

友達にも会いたい、ゆっくりカフェも行きたい、
もう一度鍼灸行っておきたい、保活もしたい、
そんなことを色々と思いながら、
バタバタしてる。(感情が)

1日1日が、貴重。



そして、心の奥底でずっと思っている。

「私は無事に元気な赤ちゃんを産めるのか?」

この期に及んで、まだ完全な自信がない。


これまでたくさん声をかけてもらって、エールをもらって、「元気な赤ちゃんを産んでね!」という期待されることへの不安。

期待の先に絶望の可能性もあることを知っているから、素直に「がんばります!」と言えない現実。
不妊治療の時と変わらない、不安な感情。
不妊治療の時と、気持ちは変わっていない。
信じたい気持ちと、不安な気持ちと、期待してはいけない気持ちと、ごちゃごちゃな感情。


それでも赤ちゃんは、
お腹の中で今日も元気に動く。

がんばらなければ。

無事に元気な我が子を抱きしめて、
本当の意味で、不妊治療の卒業したい。


はじめてベビー服を洗った記念、サイズ感が愛おしい。

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