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40代半ば、ジーンズを再び履いたらあれこれ必要になった。

2023年6月4日(日)🌕15.5 🌤4:26-18:53
24:小満  72:麦秋至(ばくしゅういたる)

満月。
ここ数日の天候不順と、夫海外出張による緊張により、まだ身体と頭が疲労していて、ものすごくよく眠る週末。

さて、「40代半ば、もう、ゆるっとした服をやめる。」の続きです。
もちろん、ゆるっとした服はたくさん持っているので、完全にはやめていませんが、「伸縮性のない服はもう無理」と、13年前のパニック障害発症よりシャツとジーンズをやめてしまった私が、ジーンズ2本と、バンドカラーシャツ1枚、そしてバンドカラーのシャツワンピースを1枚買いました。いずれもプチプラです。

その前に、無印でごく普通のTシャツを何枚か買っていたので(1000円くらいなのでつい毎年買いますねこれは)、シャツは羽織にもちょうどよいと思ったのでした。脱オンリーカーディガン。

ヴィンテージ風とやや明るめの2色。猫はぜったいにどかない。

ジーンズはどちらもハイライズのLサイズで、おなかぽっこりの私でもTシャツをインできるサイズ感。
最初にネットで買ったZOZOブランドのワイドめジーンズは、届いてみると画像より色が薄く、「しまった、ギャルっぽいか」と思いました。
が、履いてみると意外としっくり。ウエストにサイズを合わせると裾が余るので、自分でミシンで裾上げした部分をロールアップすると(これ、説明が難しいので詳細は省きます)、以前から履いていたイージーフレアパンツっぽさも出ました。

もう1本は、もう少しストンとしたワイド寄り太めストレート。本当はオールドマンズデーラーのとかが欲しいんですが、3万円台後半なのでおいそれと買えません。SLOBE IENAのものです。色は若い頃私がよく履いていた、ヴィンテージっぽい落ち着いた色。IENAのセカンドラインみたいのがいつの間にかあったんですねえ、知らなかった。

さあ、いざ、ジーンズを日々履こう、として、出てきた課題がいくつか。

1.スニーカーやリュックを組み合わせるとカジュアルすぎるので、きれいめの靴が要る
これは最難関の問題です。バッグは使いやすいトートなどを持っているのでよいとして、問題は靴。私は25.5〜26cmの大足、外反母趾、足指が異常に長い、甲が薄い、踵がめちゃくちゃ細い、という、まったくもって市販の靴が合わない足をしています。足の全体的な大きさに合わせると、甲も踵もカッパカパ。当然甲のあいたバレエシューズなど履けず、ストラップシューズですらめったに合わず、きれいめの靴はオーダーメイドのnakamuraの紐靴以外持っていないのです。
いつも紐靴を履くのも特に夏場は重たく感じられ、駅から職場への徒歩13分がずっしりのしかかります。

それで今、クッションのきいたストラップシューズを必死で探しているところです。
ただ、ワイドなほうのデニムは、スニーカー(私がいつも履いているベルクロのadidas スタンスミス)でも合わなくはないです。
ほか、大人がジーンズに合わせられるスニーカーは、定番のローカットコンバースくらいでしょうか。これも検討しています。がコンバースって底が固くてそこまで履きやすくないんですよね、若い頃はいつも履いていましたが…

2.ただ普通にTシャツを合わせるとこれまたカジュアルすぎるので、アクセサリーが要る
これは、ミニマムなゴールドのネックレス(H&Mで買ったとても安いもの)や、小粒ブロックパールのネックレスを持っていたのでなんとかなりました。
昔は毎日のようにつけていたのですが、肩が凝るので40代になってからネックレスはほとんどしなくなっていました。
が、やはり、ネックレス一本で普通のTシャツの見映えって雲泥の差なのです。もはや、ネックレスなしで大人はカジュアルなファッションができないといっても過言ではないくらい。ファストファッションを着こなしている大人コーデインスタグラマーのみなさんなんて、全員つけています。つけずに着こなしている人、ひとりもいません。ただのTシャツってしょせんただのTシャツなんです。
若ければアクセサリーなしでも様になるのにな。なんだかちょっと納得いかないですが、ないと途端に部屋着になるのでつけますよ。ううむ。でもつけるだけで-3が+4くらいになるんですよね。不思議だ。

3.同じくきちんと見せてくれるであろうシャツを合わせてみたら、ざっくりマダム化してしまったので、シャツの形を研究する必要が出てきた
オーバーサイズのボーダーTシャツをやめて、シャツを着るんだ! と、ひとまずバンドカラーシャツを買ってみたものの、このシャツにジーンズを合わせると、なんだか似合いませんでした。謎の「ざっくりマダム感」が出てしまうのです。
まあこれは、買ったシャツが無印のリネンストライプ、バンドカラーだったので、ナチュラルすぎたのでしょう。ジーンズに合わせるシャツは少しデザイン性の高いもののほうがよいのかもしれません。また探します。

あと、シャツを羽織る着こなしも、ざっくりナチュラル感が出て、自分にはあまり似合いませんでした。やはり私はハイゲージカーディガンを着る宿命なのだと思って(ざっくりローゲージニットの似合わなさよ)、これまでと少し変化をつけるために、古着でラメのカーディガンも買いました。

4.で、やっぱりシャツではなくTシャツやカットソーをジーンズに合わせようとしたらば、すっきり見えるブラジャーが必要になった
私は基本、手足ゴツゴツの骨格ナチュラルなのですが、胴回りだけがみょうにフェミニンで、昔から謎に胸が大きくおなかもぽっこり。年をとって胸がでかいと、形が崩れていいことはひとつもないです。いや、若い時も胸があるのが嫌で嫌で仕方ありませんでした。洗濯板になりたいと何度叫んだことか。

「ゆるっと服」を着ている間は、KID BLUEのコットンのノンワイヤーブラでまあまあ形がきれいなものがあったので、それをヘビーユーズしていました。が、Tシャツにジーンズでこのブラだと、それでもなんだか締まりのない印象。
そこで、買ったままあまりつけていなかった、ビジュリィの、もう少しちゃんとしたノンワイヤーブラを再度出動し、つけることにしています。肌側はコットンだけれど、日によって付け心地が特に気にならない日もあれば、やっぱりKID BLUEのらくちんなものが恋しくなる日もあります…
あと、そろそろ「さらしブラ」を買う予定でいます。暑いかなあ。
(ちなみに、ワイヤーブラはもう永遠につけません。発作持ちのみなさん、ワイヤー無理でしょ?)

というわけで、ジーンズを履きこなすために、「スニーカー以外の靴を探す、またはジーンズに合わせても子供っぽくないスニーカーを探す」「ちょっとしたネックレスをつける」「まあまあちゃんとしたブラをつける」という、さまざまな課題をこなしているところです。

が、じゃあ、ジーンズを再導入してしんどくなったのか? というと、そうでもない。上記をクリアすれば、たぶんジーンズに合わないトップスってほとんどないのです。

そして、ボトムは、ジーンズ2本を繰り返し履いていたところで、そんなに「いつも同じ服を着ている」という印象にはならない。
これまで、ベージュのパンツ、紺のパンツ、黒のスカート、白のスカート、カーキのスカート、色のスカート、柄のスカート…と、多くのボトムを持っていなければいけないと思ってクローゼットいっぱいに揃えていた私ですが、「もうこれ以上はボトムは要らない」という結論に達しました。もうボトムを買わなくていい、とっかえひっかえしなくていいって、とてもとても気楽です。
そうか、だから若い頃ってジーンズばかり履いていたのか。と、今さら気づき、少しだけあの頃の気持ちがよみがえってきたところです。



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