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子育て話。テック機器における黒い羊

東洋経済オンラインでこんな記事が出ていました。


うちには4歳のチビがおり、後数年後にはこのテック製品への所有欲求が相当上がってくることを予感しております。

現に今現在でも僕ら親のスマホを見たがりますし、触りたがります。

代わりに、100均の腕時計を買い与えたり、僕の古くなったコンパクトカメラをあげたり、電卓を触らせたりすることでその場を凌いでいる感じです。


この記事では

アメリカでは、5歳児という小さな子どもにまでアップルウォッチを買い与えて着用させる親が増えている。スマホを持つには幼すぎる子どもに対し、一時しのぎの策としてアップルウォッチを使わせているのだ。

記事抜粋

とありますが、スマホよりもスマートウォッチの方が出来ないことが多いのでテック中毒に陥る危険性が少ないのは確かに想像できる話です。

セルラーモデルを買えば、スマートウォッチ単体でも子供への連絡、現在地もリモートで分かるため安心につながります。


しかし、この記事では中学校に上がるとクラス全員がスマホを持っており、自分だけがスマホを持っていないことが記されていましたが、これが何よりも怖いなと思いました。それは黒い羊効果があるためです。

黒い羊効果とは
集団の中でなじめずにいる人を排除しようとする心の動きのこと

引用:言葉の疑問を解決するサイト、スッキリ

もちろんスマホを持っていないからと言って排除されるなんて言い切れませんが、当の本人が取り残された感を持つ可能性も排除しきれません。

この記事に出てきた父親は結果iPhoneを買い与えたとのことです。


これがいつか僕にも同じ目線としてやってくるだろうなと。

アップルウォッチの購入にあたっては娘にある条件が付けられた。後々スマホを買ってもらいたかったら、アップルウォッチを自分で充電して定期的に着用し、親からの電話にはきちんと出て、親からショートメッセージが来たら即レスとは言わないまでも常識的な速度で返信すること、という条件だ。

アップルウォッチは「責任ある行動を引き出すニンジン」になった、とデシーは言う。

記事抜粋


この現代においてテック機器を使わないという選択肢は中々考えられません。しかし、このテック機器は情報リテラシーがあってこそ安全に使いこなせるという代物です。


親は子にどんな危険が潜んでいるのか伝えていく必要があるし、子もそれを理解できるような姿勢を持つ必要があります。


けど、姿勢なんて持たないのが子供の常です。


親が最も気を付けないといけないのは「子供がその姿勢をとれるような環境をしっかりと作っておくこと」ではないかと、この記事を通して感じました。


やだやだやだやだ。買って買って買って買って…。

だーめ。ダメったらだめ。ダメダメダメ…。


では、いけないんですよね。

「その時にどう対応するきなのか、そこを考えていかないと」とも考えさせられました。

それに、これは何も子育てに限った話でもないなと。


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