"パーフェクトな"数を探せ
パーフェクトな人間になってみたいですが、
なかなかなれませんよね。
パーフェクトな数と聞くと、どんな数をイメージしますか?
私はプロ野球が好きなので、
パーフェクトと聞くと今年は何度か話題になってましたが、
ランナーを1人も出さずに試合を終わらせることをイメージします。
でも、パーフェクトな数は、9回までの27個のアウト、
9でも27でもありません。
PERFECT HUMAN(パーフェクトヒューマン)はRADIO FISHですが、
perfect number(パーフェクトナンバー)についてお話ししていきます。
まず、約数を知っていますか?
その数を割り切ることができる数のことです。
例えば、6の約数は、
6÷1=6 →○
6÷2=3 →○
6÷3=2 →○
6÷4=1あまり2 →×
6÷5=1あまり1 →×
6÷6=1 →○
ということから、○がついた
1,2,3,6
が6の約数になります。
12の約数は何になるでしょうか?
少し考えてみましょう。
↓ Thinking Time
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12の約数は、
1,2,3,4,6,12です。
パーフェクトな数は、
約数に注目します。
その数以外の全ての約数をたしてみましょう。
6の約数の場合は、
1+2+3
12の約数の場合は、
1+2+3+4+6
これを計算すると、
6の約数の和は、6とその数になりますね。
これが、パーフェクトな数です。
普通は12の約数の和16のように、その数に戻りません。
このように、その数以外の約数の和が、その数に戻る数を
パーフェクトナンバー、すなわち
完全数
と言います。
数学科あるあるかどうかはわかりませんが、
ビンゴカードや役所での受付番号が完全数だと少しうれしく感じます。
この完全数は、なかなかありません。
6の次は28、その次は3桁の数、その次は4桁の数となかなかレアなのです。
車のナンバーや自分に関わる数字が完全数かどうかチェックしてみてください。
完全数であってもなくても、普段の生活が少しおもしろくなりますよ。
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