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デザインで信頼を生み出す!MATCHAデザイナー浅見さんに迫る #気になるMATCHA

みなさん、こんにちは!そしてnoteでは、あけましておめでとうございます!2021年もどうぞよろしくお願い致します。

「気になるMATCHA」も無事に第二回を迎えました。今回は、MATCHAの特集ページやブランドページなど、素敵なデザインを生み出しているあの方にお話を聞くことができました!

貴重な1時間、とっても濃いお話が聞けたので、皆さんにもシェアしたいと思います。

【気になるMATCHA】
MATCHAでプロジェクトマネージャー兼広報を務めるタカシとモリリンが、MATCHAの人と事業と日常の出来事の中から、気になることを大解剖していくオープン社内報。

「MATCHAらしい」デザインは誰が作っているの?

タカシ:MATCHAには色々な特集ページや、企業や自治体様のブランドページがありますよね。それぞれデザインも異なって、魅力的なものばかりです。

モリリン:そうですよね!日本の良さを感じさせてくれるものばかりで、本当にワクワクします。手がけているのは、現在デザイナーとして活躍されている浅見さん。お話、ずっと聞いてみたいと思っていて…!

アイキャッチ_インバウンドサミットのコピー4-02

タカシ:それでは気になるMATCHA第二回は浅見さんにお話を伺いましょう!浅見さん~!よろしくお願いいたします!

浅見:よろしくお願いします~!MATCHAデザイナーの浅見です。

モリリン:早速ですが、MATCHAにご入社された経緯から聞いてもよいでしょうか…?

浅見:はい。前職は平均年齢40歳の制作会社で働いていました。MATCHAへ入社した当初は、色々な面で「若い会社」と感じましたね。

タカシ:そうだったんですね!最終的にMATCHAにしよう!という決め手は何だったのでしょうか?

浅見:元々地方創生などのキーワードに興味がありました。ただデザインを作るだけではなく、自分が作ったデザインで地方が元気になったり、新しい価値が生まれたり。そういった経験がしたかったんです。面接の雰囲気や、会社としてのビジョンに共感したので入社しました。何のためにデザインをしているのか、明確な目的があるのが魅力です。

モリリン:特集ページやブランドページなど手がけられているものが多数ありますが、それ以外にも担当されている領域はありますか?

浅見:MATCHAには日本国内の東京や大阪など、エリア毎にページがあるのですが、そのページの改善もしています。他には、進行中の新規機能の開発。そして個人的にはMATCHAのデザインガイドを作ろうと思っています。

タカシ:多岐にわたって担当されている…!どれも今すぐお話聞きたいくらいですが、一つずつ順番に聞かせてください!(笑)

デザインワークを通して感じるやりがい

モリリン:様々な領域担当されている浅見さんですが、過去やりがいを特に感じたお仕事を教えてください!

浅見:実は2020年の上半期に行った「Ready For JAPAN!」が一番やりがいを感じました。コロナウイルスの影響を受けた日本、そしてインバウンド業界に対してMATCHAが出来ることはないかと始めたプロジェクトです。

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【Ready For JAPAN!】コロナ禍で訪日が難しい中で、次の日本旅行に向けてぞんぶんに心の準備ができるコンテンツをご提供!

タカシ:このページ、すごく好きで…!どういった経緯で生まれたデザインなのでしょうか。

浅見:社内で新しく発足したこのプロジェクトの話を聞きつけて、先にイメージを作り、社内で提案してみました(笑)。混沌とした日本の雰囲気を払拭するような、元気になれるビジュアルを考えました。

モリリン:私も初めて見た時、これまでモヤっととしていたものがスカッと、まさに日本晴れな気持ちになりました。

浅見:日本を少しでも良い方に、と1つになって会社が動いているような、観光のために頑張っているような感じも良かったですね。

タカシ:Ready For Japan!以外にもお気に入りはありますか?

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【箱根ナビ】鉄道会社様とのタイアップで作成した、箱根の観光情報をお伝えする特集ページです!

浅見箱根のページかな…。デザイン面で助けてほしいと言われ、途中から関わりました。作業量も多く、色々と大変でした…。しかし今まで関わることが無かった職種の人たちと仕事できたことが嬉しかったです。この案件のメンバーはみんなプロ意識が高かった。その中で好きにデザインを作れたのは良かったですね。

モリリン:ご自身のデザインは勿論、そのチームで動けていることにやりがいを感じられているのは、本当に素敵なことですね。

これまでと違ったやり方の中から感じたこと

タカシ:逆に、これは大変だったな…と感じたお仕事はありましたか?

浅見:そうですね…入社してすぐに取り掛かった桜特集。あれが一番大変だったかな。右も左も分からない状態で主体的に動かないといけなかったので、勇気を出してみんなに話しかけたり。

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【桜特集】日本の春と言えば桜!毎年全国の桜情報をお伝えしています!

モリリン:たしかに、前職では関わったことない職種の方々(編集さん、ライターさん)の中でだと緊張もしますよね…!

浅見:そうなんです。でも徐々にコミュニケーションを取って、公開後にもページ全体の長さを変えて直帰率の変化を見たり。SEOのことを考えて冒頭文を長くしてみたりと試行錯誤しました。

タカシ:そういった経緯があって、今の桜特集に繋がるんですね…!

浅見:はい。これまでとは違う物事の進め方で、新鮮でした。

MATCHAの「信頼」を生み出す

モリリン:よく社外の方から「MATCHAらしくて良いね」とお声を頂くことがあります。WEBマガジンの「らしさ」というのは、視覚で掴める雰囲気だったり、まさにデザインが作るものだと思います。浅見さんが日頃心がけていることはありますか?

浅見:はい。実は今のMATCHA自体のデザインは、入社前には出来上がっていました。その点では今のMATCHAカラーは前からあるもの。それにプラスして価値を出すのが必要だと思っています。

タカシ:なるほど…具体的にはどういった点を気をつけていらっしゃるのでしょうか。

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浅見さんがデザインを担当した月刊MATCHAの数々。現在MATCHA Storiesへと進化中(詳細は次回の気になるMATCHAにて!)

浅見:例えば、新しく始まるMATCHA Stories(旧・月刊MATCHA)。これは記事のご出稿を希望する企業様や自治体様を募りながら進めていくプロジェクトになりますが、前提としてまずデザインがきちんと整っていないと心から信頼してもらえないという現実があります。そういった場面でMATCHAが信用を勝ち取れるために、デザイナーが責任を果たさなければいけないといつも念頭に置いています。

モリリン:かっこよすぎる…。

浅見:MATCHAという会社が信用されるように、ちゃんとしたクオリティのものを出すようにしています。120%の仕事を用意出来るように。前職の先輩から「最初にちゃんとしたものを出すんだよ」と教えて頂きました。そうすれば信頼を得て、自分達のカラーも出しやすくなっていきます。

タカシ:120%の仕事。この心掛けは他の職種にも活きる大切なことですね。そういった高いクオリティのデザインはどの様に作られているのでしょうか。

浅見:まずは実際に着手する前に調べます。似たようなテーマで、他の企業は何をしているのか。仮に一週間の制作期間であれば、丸一日は調べものに充てます。そして、デザインを見た人がどういう気持ちになるのがゴールなのかを考えていきます。

モリリン:デザインを作る、となると感覚的な部分が大きいと考えられがちですが…本当はとってもロジカルな面が大きいんですね…!

浅見:そうです。ゴールが見えたら、実際にデザインに起こしていきますが、人間が認識できる文字の大きさや項目の数だったり、沢山気を遣う部分があります。デザインにはすべて意図がありますが、それを言語化して説明できるようにも準備しておきます。

タカシ:MATCHA「らしさ」の裏側にはこの様な仕事があったとは…!脱帽です!

デザインを通してMATCHAを良くしていきたい

モリリン:浅見さんの中で今後、MATCHAのここを良くしていきたい!というのはありますか?

浅見:先程、入社前にはMATCHA自体のデザインは既に決まっていたとお伝えしました。それでもデザイン的に統一されていない細かな点もあるので、そこを改善していきたいですね。記事ページも然りです。そのために、個人的にMATCHAのデザインガイドを作ろうと動いています(笑)。

タカシ:なるほど!ここに繋がってくるんですね!他に今後やっていきたいことはありますか?

浅見:これはMATCHAとして、の話になりますが…今は読み物だけのイメージが強く持たれているのを変革していきたいですね。訪日観光の面から考えると、計画を立てたり、宿や飛行機を予約したり…ユーザの満足度を上げる、そんな機能を提供したいです。そのためにデザインで助けられたらと思っています。

モリリン:確かに。MATCHAは記事も重要な価値の一つですが、訪日プラットフォームの視点からすると他にも旅に必要な機能があるのが理想的ですね!浅見さんに激しく同意です!

【編集後記:社内報チームからの小ネタ】
MATCHAのデザイナー浅見さん、実はおちゃめな一面も。不定期にSlackで共有される「麺レビュー」。なんと他メンバーのtimesチャンネルにランダムに投稿されます。社会のトレンドも反映させたレビューはMATCHAメンバーからの注目の的!

また、Slack内では常に自分の名前で検索して、メンションされていなくても拾える仕事を事前に見つけているそうです。どこまでもカッコいい浅見さん…。素敵なお時間をありがとうございました!

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