やなせたかし先生の「だれでも詩人になれる本」をやっと読了(11日目)
昨日、出かける用事があったので道中の電車の中で4月に買ったやなせ先生の著書「だれでも詩人になれる本」をやっと読み終えました。
やなせたかし先生と言えば、言わずと知れた「アンパンマン」の作者として有名ですが、詩人としても「アンパンマンマーチ」もですし、「手のひらを太陽に」の作詞と手掛けてらっしゃる方ですが、生前「詩とメルヘン」や「詩とファンタジー」などの詩の雑誌の編集も手掛けてらっしゃったようで、僕はその雑誌は大型書店で見かけたことがあるかなあ…?程度でしたが、「詩とメルヘン」はサンリオから発行されていたらしく、一昨年京都市京セラ美術館での〝サンリオ展〟で現物が展示されていたのを観に行っていたので間違いないと思います。
👆は今のところの最新号になりますでしょうか。
ちなみに僕は小学校上がってからかな?アンパンマンの絵本とかに接したのは。確かにアンパンマンが全部顔を食べられちゃて空飛ぶ様は子供ながらにシュールというか、正直ブキミでしたかね…。アニメも第1話のアンパンマンが誕生したところから見ていたなあ。もう小4だったけど、従妹らと。
でも、そういうこと言ったら、やなせ先生悲しみそうだな…。
👆は第1話をベースにした映画版のようです。
それはさておき、本の話に戻ります。
この本は、題名にあるとおり…というか、ある一節を引用します。
この文面を抜き書きしましたが、やなせ先生はこのような内容のことを繰り返し書いてます。また〝詩〟は詩人の世界で偉くなっても言葉を覚えたての幼児に負けることもある芸術である…というふうに。
だからテクニックに走ってもイイ詩は書ける保証がない…というか、それで思い出しましたが、自分も東日本大震災の頃、不謹慎な言い方ですが、TVで金子みすゞの詩が読まれていたのか、影響されやすい僕は詩を書いて、ある詩の雑誌に投稿してました。内容は細かくは忘れましたが、現代詩でも抒情詩でもない語呂合わせというか言葉遊び的な詩だったと思います。ううむ、おれって黒歴史、多すぎるかな…?
またまた自分の話はさておき、また別の記事で書くと思いますが、高校時代、筒井康隆にかぶれていたので、〝詩〟を読むという経験をそんなにしてこなかったのに…何故か20代半ばぐらいになってから宮沢賢治などは少しかじった程度やったのに…。なんでもかんでも首を突っ込む性格だからでしょうか…。なんでも知ったかぶりしてしまう性格も考えものだなあ…。
というと、この本を買った意義は?となるので、ううむ、こうやって毎日note書こうと決めたのはイイけど、どんどんボロが出てくるな…。良くも悪くも自分がよ~く見えてくるというか…。見栄張っても賢明なる読者さんには誤魔化しがきかなくなってくるというか…。
すみません、でも詩の本質についてのことはよ~く分かる本だと思うので、難しい表現もそんなにないですから、単純におすすめです(説得力ない?)。
でも、やっぱり来年4月からの朝ドラ「あんぱん」でやなせ先生夫婦が取り上げられるのがデカいかなあ…。
それでは、また!
ア~ンパ~ンチ!
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