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祖母のぬり絵に教えられたこと

コロナ禍とぬり絵

僕には今年で90歳になる祖母がいます。祖母は大阪で、僕の両親と同じマンションの、違う階に住んでいます。皆さんもご存知の通り大阪はコロナウィルスの陽性者も多かった為、緊急事態宣言が発令されています。コロナ禍になり、もう1年以上、大阪に帰省する事が出来ておらず、祖母達にも会えていません。

実家とはたまに連絡を取り合っているので、その時に祖母の様子を聞くのですが、コロナへの不安と、外出できないストレスもあって、「相当、まいってるわ。」とのことでした。
元来が行動的な性格で、習い事だ何だと、歩きまわっていた祖母ですから外出できないというのは、相当なストレスだろうと思います。僕も心配していました。

そんな時、写真が送らてきました。

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花のぬり絵でした。

このぬり絵を見た時、正直、少し感動しました。孫の贔屓目かもしれませんが、とても上手に感じたのです。自分が知らないだけで、前々からぬり絵が趣味だったのかな?と、思いましたが、どうやら違うようです。話を聞くと、このコロナ禍で外出が出来ないので、ぬり絵を始めたようでした。

それを聞いて結構、驚きました。そんな短期間でこんなに上手になるものなのか、と言う驚きもさることながら、、、、


「90歳にもなろうとしている祖母が、新しい事を始めようとしているのか!」

と、言う驚きでした。

コロナ禍と言う状況にもめげず、その機会に新しい事を始めようとしている祖母は凄いなあ、と思いました。
(ぬり絵は、プレバトの色鉛筆画のコーナーを見て勉強したそうです。それも、凄い!)


遅すぎることなんてない

「何かを始めようとするのに、遅すぎることなんてないんじゃないか。」
祖母のぬり絵の話を聞いた僕は、そう思いました。
実は、僕自身、最近は色々と思い悩むことがあり、新しく始めたいなと、思っている事がありました。しかし、
「もう、自分の年齢で新しいことを始めるのもなあ。」
と、思ったり、
「体も治りきってない、メンタルだって良くない。治る確証だってないんだしな…。」
と、何も挑戦しないまま、諦めていました。

でも、祖母のぬり絵を見て、何となく、新しいことに、チャレンジしてみようかな…という、気持ちになったのです。
例え、思うような結果にならなかったとしても、チャレンジしたことは無駄にはならない。やらずに後悔するくらいなら、やって失敗すればいい。失敗だって、経験になるじゃないか、そういう風に思える様になりました。

そういう風に思えたのは、栄養療法でメンタルが回復傾向に向かっているからかもしれません。数ヶ月前の自分なら、そんな事は思いもしなかったんじゃないかと思います。

このnoteも、新しく始めてみたことの1つです。妻にも相談し、10年ぶりにパソコンも買いました。新しい事を始めるというのは、不安もありますが、ワクワクする気持ちも生まれるものですね。そんな気持ちを思い出せて良かったです。
とは、言うものの、決して、無理は禁物だと思っています。まだまだ、心身共に回復途上で、自分で思うより、はるかに疲れやすくなっています。無理をせず、ぼちぼち頑張っていこうかなと思っています。

と、言うわけで、自分も新たなことはじめようと、この度、ブログを開設しました。
まだ、記事数もぜんぜん、少ないんですが、徐々に増やしていけたらいいな、と、思っています。


コロナの一刻も早い終息を願って…。
祖母たちとの再会を願って…。

おやすみなさい…。


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